EGOTOPIA

どこまで書いた？あぁ、なるほど。

やーまん。

ライムスターのライブ直前。２時ちょっと過ぎ。あたしと水玉んはステージから右手に陣取り、ライムスの登場を待った。

DJ JINがステージに登場。ざわつくお客さん。周りを見るとすごい人の数。外タレにしか興味の無い人たちはこれを見ないのか？これから日本代表のステージが始まるっていうのに、もっと集まれ。

ライムスターのステージ風景　「SPRINGROOVE」公式

○JIN-TRO

フゥー！！！とJINの気合でお客さんが悲鳴。きゃ～～、わぁ～～～。

そして、午後２時１０分過ぎ、ステージに２ＭＣが登場。

あたし、今日のステージは何か違うって思ってたんだわ。
なんせ、国内外のアーティストが集まるってだけでなく、HIPHOP,R&B,RAGGAEという狭いジャンルに限定され厳選されたアーティストが集まるライブ。何か、あるはず。

と、思っていたら、次の曲が始まった。JIN-TROから次の曲は、ここ最近の定番。

○REDZONE

かっけーぇ。公式のレポートにもあるように、さっさと次の曲に。

んー、もう背中から汗が・・・やべぇ。もう水玉の事なんかどうでもいい。ステージをガン視。熱視線と歓声を送り続ける。

○逃走のファンク

タイトなステージ。汗びっちょり。踊り狂った。

レポートにも載っているが、自己紹介後、師匠からこんなメッセージが。

:うたまる:
「昨日の方が（観客が）入ってたらしいけど、R&B、レゲエ、ヒップホップだけのフェスティバルが実現するなんて、今日は記念すべき日ですよ！」

そうか、次は「WE LOVE HIPHOP」か！！

○ライムスターイズインザハウス

違った。っていうか、やっぱり今日は何か違う。お客さんの事を考えてのセレクトなんだろうけど、あたしにはライムスターを聞かないHIPHOP好きに「どうだ！！」って思わせたいんじゃないかと感じた。いや、「どうだ！」ってのは、他の出演者、特に外タレにも向けられているような・・・。

この曲はDJの二枚使いに２MCが交互にラップする「ランDMCスタイル」って感じ。HIPHOPがとってもわかりやすい曲。

この曲の前、Ｄは自己紹介で「Do What U Gotta Do」を披露。いやー、Dさん、気合入ってるぅ～。

○WE LOVE HIP HOP

ヒップホップは好きですか～～～～～～ぁ　じゃぱぁ～～～ん　

この時点で、あたしの喉はガラガラ。全身ビッショリ。あちぃ～。
この曲を聴いて、スヌープとかファレルはどう思ったんだろ。
アーティストを名指しでコメントすることはないと思うけど、
MTVで放送されるインタビューをチェックしなきゃだな。

:うたまる: :Mummy-D: :DJ JIN:
「スペシャルゲスト、ファイヤーボール」

会場
「きゃ～～～～～～～～～～ぁ」
「わぁ～～～～～～～～～～ぁ」
「おぉ～～～～～～～～～～ぉ」

ファイヤー・Bがステージに。やるのはもちろん、この曲。

○HEART ISLAND feat.FIRE BALL

あぁ～～～、人の波が～～～～　　あわわわ～～～

水玉を見失い、というか、置いてけぼりにしたまま、あたしは前のめり。
後ろのおねーちゃん達なんて、ものすごくて、あたしを踏み台にし手を振ってる。乳が当たってるっつーの。
関係ないけど、まじで押すなぁ～～、あぁ～～～。

サプライズ２

ファイヤーBとライムスター。半端じゃなかった・・・　狂喜乱舞ですよ、もう。
普通に「HEART ISLAND」を歌うだけでもヤバイってのに、曲の終盤では自分達の曲のサビを交互に歌うという、またしてもレゲエとヒップホップのフュージョンを・・・失禁です、失禁。

っていうか、ズボンが濡れてる。ズボンの後ろポケットに入れてあげた水玉のグラスから、水が・・・後ろの人、絶対にかかってる・・・

曲が終わっても興奮冷めやらず。ライムスター好きには、これ以上無いってくらい。

ライムスターの公式ブログで、この曲はリハーサルをして臨んだとあり、初披露、大・大・大成功！

○ザ・グレート・アマチュアリズム

そして、最後の曲。たった７曲（JIN-TORO含む）しかやってないのに、この疲労感・・・　師匠はこの曲の最後、「えずいた」らしい。そりゃそうだ、こっちもそれに近い満足感。今でも思い出す度にため息が出ちゃうし。ソロライブは昇天間違いなし。

水玉もかなりやられたらしく、「あの曲、いいぃ！」と言い、「ザ・グレート・アマチュアリズム」が大好きになったみたいだ。連れて来て良かった。

Dがライムス・ヘイターにもピースを送ったのが最後の名シーン（？）

ライブ終了。まだ三時。

あたし
「あぁ～～、最高。とりあえず、タバコ吸いに行く。あ、トイレ？じゃ、タバコ吸ってくる。」

人混みをかき分けて、喫煙所へ。みんなライムスターを聞いてたのか、一斉にタバココーナーへ人が流れてくるもんだから大混雑。しかも、ほとんどの人がそれらしき格好をしているので、端から見たらきつい集団の喫煙所。

あ！！！

目の前に赤い車が・・・　ド、ドネル・カーじゃん！！！懐かしいぃ～～。あたしの青春の味　ドネル・ケバブ。さっき食べたばかりなのに、また食べたくなった。よぉ～し、タバコ吸ったらドネルと酒で乾杯だ。

ケバブ・・・　原宿から渋谷へと続く明治通りに、写真の車を停車して売ってたんだよなぁ。目の前はチーマーが徘徊する某公園があったりして、中～高生時代のあたしには怖い場所だったわけだけど、買物ついでに必ず食べていたドネル・ケバブ。まじでおいしい。

あ、ケバブの説明はこちらで読んでもらうとして、イベントの話を続けよう。

んでもって、タバコを吸ってるあたしは携帯を取り出して、K子に電話。

かけてもかけても話中。あ、そうだ、非通知は着信拒否にするって言ってたんだった。。。買ったばかりの携帯、番号通知にしてなかったんだ。えぇーっと、、、もういい、かけさせよう。

あたし
「もしもし」

K子
「もしもし」

あたし
「ライムスター、最高でした。」

K子
「声がカマ声になってる。きもい。しかも、うるさい」

あたし
「来れば良かったのに。マミーD、かっこよかったぞ」

K子
「あそ。」

あたし
「そうそう、カメに会ったよ。また会っちゃった」

K子
「あら、そう」

あたし
「つめてーｗ」

K子
「酔っ払いは嫌いでーす。じゃ」

あたし
「おい、おーい」

「（プー　プー　プー）」

けっ、なんでー　なんでー　お前が長丁場に耐えられないから来れなかっただけじゃないか。楽しんでるのに嫉妬しやがってぇーー。まぁ、いい、とりあえずドネル、ドネル、ドネル♪

次はニトロが目当てなので、それまではフードコートに滞在。

結構並んでる。ぶーぶー、早く食べたいぞぉ～。

ケバブ・ライスっていうのもあるのか・・・いや、絶対ドネル。ナンみたいなパンに、肉とトマトとキャベツ。それにソースを・・・　っていうか、あの赤い車のドネルは、４種類くらいソースの種類があったはずなのに、一種類しかない。これは残念だ。たぶんこれはマヨネーズとケチャップをブレンドした「カクテルソース」ってやつなんだろうけど、なぜ「チリ」をおかない。あれこそ本場風味なのに。っていうか、本場はトルコだけど、トルコ行った事ないから本場もへったくれもないんだけどさ。「チリ」はスパイシーなホット・ソースで、口がカーっとするくらい辛い。当時の印象だと、必ずジュースを買ってから食べてたような。青春の味が食いたかったんだけどなぁ。

んで、水玉の分も買って１０００円。たしか３５０円くらいだったドネルが５００円。

酒は水玉が買ってくれた。しかし、あたしはウォッカトニックなのに、ラムコークが届いた。まぁ、見れば見るほど忙しそうなバー・カウンター、働いているおにいちゃん達も大変なんだろう。水玉のせいでもないし、快くラムコークを頂く。って頃にはもうニトロの時間が迫ってきた。

再びステージに戻る。ニトロはライムスよりも後方で見る事にした。水玉は曲を知らないし、っていうか、顔と名前が一致しないはず。あたしの説明無しには楽しめないと思い、かなり開いたスペースで見た。だけど、あたしがベラベラしゃべっていたのは、最初の方だった。最後はやっぱり手を振って騒いでしまうあたし。。。
さすがニトロ！っていうか、ホワイトバンドのイベントで客をドン引きさせた彼らも、今日は気合が違う様子。

レポートによると、生ドラムの奏者はかなりの有名人 ^*1 らしく、その方の熱いビートに、８人のマイクリレーが冴えわたりまくり。

あたし
「あれがデリ」

水玉
「デリ、怖い」

あたし
「あれがスイケン」

水玉
「この人、かっこいい」

あたし
「あれがマッカチン。ホワイトバンドで覆面被っていた人」

水玉
「フードで見えない」

マッカチン、気合入ってたなぁ。彼も「どうだ！」と言わんばかりの圧倒的パフォーマンス。他のメンバーも同様に。っていうか、すげーな日本勢。

ニトロのライブもあっという間に終わった。あちぃ。
目の前に見えるMy men カメも連れと盛り上がった様子。彼はニトロが目当てだったもんなぁ。

個人的にはDELIが最高だった。

んで、ライブが終了したら、次は酒。アルコールを摂取しにバーカウンター。何杯飲んだ？もう数えてない。そろそろ朝から使った札が無くなるところを見ると、５～６杯はここで飲んでいる。

んで、タイムテーブルの順番からすると、次はMIGHTY CROWN。踊りに行かなくては・・・

MIGHTY CROWNのプレイ中、水玉も踊ってるわけだけど、レゲエのダンスがどういうパターンなのか知らないため、「逆回転ですばやく曲を止たりする」プレイに戸惑い気味。なので隣でちょこちょこレクチャーを。

（ガンショットの指を上に突き上げ）ブゥゥゥラァ～～～　プ！プ！プ！プ！！！

しゃべって踊って、酒が頭をグルングルン・・・ふぅ～、気持ちいぃ～～。

そう言えば、プシンのステージで、プシンが

「よくわからない人は、隣でプ！プ！プ！プ！とか言ってる人に聞いてや」

みたいな事を言っていたっけ。あたしじゃん（笑）

レゲエも最高。

次、DAMIAN "JR.GONG" MARLEY。ここら辺はダンスとアルコールのせいで、ちょっと記憶が曖昧。たしか、ステージを移動したようなしないような・・・水玉ん、フォローを。たしかさ、モニターで見たんだったよね？あれ？

あれ？なステージだったけど、あたしはその場で結構ノリノリだった。なんせジュニアゴングの曲は、エゴでも紹介したし、その時期、うちの宴会では必ずかけてた。最後の「JAMROCK」、やっぱり最高！

ちなみに、スペシャルゲストはなんとZEEBRA！！なぜ！！
ジュニアゴングとジブさんの素敵なコラボレーション。さすがだぜ、ジブさん。
ジブさん登場。あたし意識モウロウ。次、プシン。たぶん飲まれる。

ボブ・マレーの血を引くジュニアゴングの生レゲエにパンチを食らって、あたし、完全に持っていかれてしまった・・・　あぁ。

うぇ～るかむとぅ～～　じゃぁ～～むろっく～～♪

あたし
「あぁ～～、駄目だ。プシンで泣いちゃうかも」

んで、プシンのステージ。プシンのステージを待ちに待ったファンがステージにダダダ～っと集まり密集。始まる前からアチィ。

バンドはもちろんHOME GROWN。オープニングはDJ BANA（呼びに来ただけ？ｗ）によるプシンコール。歓声の中、プシン登場。あがる～～。

レポートにはこんな事が・・・　

「涙ぐむ観客の姿が、彼女の歌声を確かに受け取ったことを物語っていた。 」

結末から書くと、あたしは涙ぐんだ。酒のせいだ。テンションがMAXになり、浸ってしまった。

○夢じゃないTODAY
○MUSIC A GROOVE ME
○ANYTHING FOR YOU
○DA BULLDOG
○REACH TO THE GOAL!
○JAMAICA JAMAICA
○SOLDIER
○A SONG DEDICATED

全曲、歌詞まる覚え。「ANYTHING FOR YOU」は、なんて最高な歌なんだぁ～～！！最高の上を行く言葉はなんだ。。。。。だめだ、上手い事が言えん。最高過ぎて困る。困るくらい最高だった。って同じ事を言うしかないのか、このボキャ貧め。

ライブ終了。疲れた。酒だ、酒。

水玉ん、あの時、ちょっと大人しかったのは、余韻に浸っていたためです。
プシンもやばいでしょ？ふふふ。

も～ね、プシンで、っていうか、ニトロが終わった辺りでチケット代・１万円の元は取ったようなもんだった。限られた時間で全てを見せきれるわけじゃないだろうけど、十分にアーティストの「やる気」が伝わったし。
ん？おいおい、イベントの締めみたいなコメントしてんじゃねぇよ。この後もまだまだ続きます。

が、今日はこの辺りで締めとする。三話には、再びライムスターが登場。

【→もっといろいろ読む】