っていうか、現在人が観覧中。いらっさいませー。

【ハワイ旅行記】到着からホテルまで

2008年10月ハワイ・ホノルルの旅 | Comment : 2 | 2008.10.22.Wed @ 9:31 AM

2008_honolulu_00211.jpg
ホノルル空港到着後、バスを待っていると歓迎の雨。
晴れているのに… っていうか、天気はずっと晴れが続くと思っていたから、雨が降ってガッカリだよ。
なんで降んのよ、まさかこの後も降ったりしないよな…。

なんて憂鬱になった瞬間、雨が止んだ。

2008_honolulu_00212.jpg
タバコを吸いに灰皿を探す。
道路にポツンと立ってる棒状の鉄柱が灰皿らしい。
これってどうやって掃除すんのかね。

あ、20番のバスが来た。ワイキキとは書いてないぞ、あれ??
乗る人はあたしだけっぽい。運転手に行き先を聞いてみよう。

えくすきゅーずみー
あい うぉんとぅ ごーとぅ ざ ほてる にあ わいきき
だず でぃすばす ごーとぅー わいきき?

運転手は「NO!!! ◎△◇□◎△◇□ ◎△◇□ ◎△◇□」と。違うっていうのと、次のバスに乗れって言っているのがわかった。

おーけー さんきゅー

運転手
「Don't mention it.(どういたしまして)」

おぉ!!初めて聞いたぞ。「You're welcome」とか「No problem」なら頻繁に聞いた事があるけど、ドントメンションなんて聞きなれてない。なめられてんのかねw

っていうか、あたし、ホテルの場所はワイキキじゃなくて、どっちかっていうともう少し手前。まだ地図を見てもよくわかんないから、とりあえずワイキキまで行って、そこから徒歩でホテルを探そうと思った。チャリンコのレンタルもしたい。ワイキキに行けば、どっかしらでチャリンコが借りられると思う。

『19 Waikiki』

おぉ!来た、来た。バス代は2ドル。運転手に「トランスファー プリーズ」と言うと、2時間有効の乗り換え券がもらえる。これで路線や駅を間違えたとしても、1度の失敗は無料で済む。トランスファー・チケットは簡単に手に入る。

バスの中は英語トークが飛び交っていて、日本人はあたしだけ。これから5日間、こんな中で生活していかなきゃなんないのかって思うと、右も左もわかんないし、3泊5日の方が良かったかなぁって弱気になった。

折りたたんだ地図を見つめて、周りをキョロキョロ。今どこを走ってるのかをチェック。この時から、あたしと地図の“にらめっこ”の始まり。

つぎは〜〜 わいきき〜 わいきき〜〜

こんなアナウンスはきっとない。っていうか、一駅ごとのアナウンスがない。これがむちゃくちゃ不安にさせる。あたし以外の乗客は、自分達の降りる駅を知ってるため、問題なさそうだった。たまに流れる次の駅の情報と、周りの景色、目印、かすかに読める英語の看板が頼りだった。

地図なんか普段は見ない。今こそ、マッパーのマメン・MBがいて欲しい。が、電話すると負けを認める事になるので、絶対にそんな事はしない。っていうか、ハワイに来た事はないんだから、電話じゃダメなんだけど。地図と時刻表を見るのが大好きなMBも、現地にいないと。

今、ワードセンターっていう付近を走ってるらしい。あたしの持ってるガイドブックに付いてきた地図にも大きく名前が載ってる。アラモアナっていう巨大ショッピング・センターも近い。ワイキキまではもう少しかかるらしい。

ワイキキ付近に入ったって思ったのは、道に日本人が多く見え始めたから。だけど、どこら辺なのか、いまいちわからない。ん〜〜。迷ってるとドンドン遠くに連れて行かれそうなので、そろそろ降りてみる事にした。

よっこらせ。

しばらくビーチ方面へ歩くと、ワイキキのビーチに出た。日本人がうんざりするほどいる。みんな、軽装で荷物を抱えているのはあたしだけ。やっべ、恥ずかしい。撤収!!

荷物が重たいから、立ち止まってチャリンコ屋に電話することにした。

ハワイ本 オアフ最新2009 初心者も安心、リピーターも納得 これ一冊でオアフ通 (エイムック 1557 ハワイスタイル別冊)
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この本に載ってた何軒かのチャリンコ屋から、一つ選んで電話。

電話の向こうの人
「マックス レンタルです」

え!日本語!!!

あたし
「こんにちは。今さっきこっちに来て、右も左もわからない者なんですが、今からそちらに行って自転車を借りる事が出来ますか?」

電話の向こうの人
「はい、大丈夫ですよー。ちなみに今どちらですか?」

あたし
「(ど、どちら? キョロキョロ)わ、ワイキキの方です。」

電話の向こうの人
「ホテルはどちらですか?」

あたし
「ハワイアン・モナーク・ホテルです」

電話の向こうの人
「あぁ!うちはその下ですよ」

あたし
「えw」

本を開いて、たまたま選んだ店が、あたしの滞在するホテルの下。自分の滞在先の住所と、電話をかける店の住所くらい選んでおくべきだった…。

あたし
「すみませんw本を読んで、住所も見ないまま電話をかけちゃってました。自分のホテルの下なら、今すぐにホテルへ向かいます」

電話の向こうの人
「何分くらいでいらっしゃいます?」

あたし
「(な、何分?)じゅ、20分くらいで行きます」

電話の向こうの人
「はい。それではお待ちしてまーす」

電話の向こうの人は、とっても元気な人だった。どんな人なんだろう。

ふぅ。

さてと、ワイキキに用事は無かったらしい。一体何のためにワイキキに来たんだっていう。空港から電話をかけるべきだった。
よし、バスで戻ろう。今いる通りを真っ直ぐ進むと、アラ・ワイ運河っていう川に出る。バスで直進して、そこまで出たらバスを降りよう。さっきもらったトランスファー・チケットがすぐに役に立つ。

ワイキキ周辺は日本人観光客と沢山すれ違う。
団体客、仲間とワイワイ、カップル…ファッキュー!!
だけど、バスに乗る際は、レディ・ファーストを忘れずに。

今いる道はバスの路線も本数も多い場所らしい。いろいろな場所へ行く事が出来るみたいだ。乗り換えポイントって感じか。とりあえず直進したいんだ。よし、これに乗ってみよう。

バス、ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーン

しばらくバスが進むと、橋を渡って川っぽい場所を通り過ぎた。ん?もう過ぎたのか?まずいじゃないか。降りなきゃ。紐をおりゃ〜っと引っ張る。

『Stop Requested』

バス内の窓の上に、紐がぶらさがっていて、それを引っ張ると、バスの前方にある電光掲示板に「Stop Requested」って表示される。次の駅名が出る事もあるけど、アナウンスと一緒で一駅ごとじゃない。

プシュー

バスを降りてビックリ。全くここがどこなのかわからない。まずい。
ワイキキから少ししか走ってないはずなのに、周りに日本人がいない。っていうか、歩行者がいない!!なぜだ!!!ほわい!!さんばでぃー!!!!ぜえらー のーわ〜〜ん!!!!の〜〜わ〜〜〜ん!!!!

ろんり〜〜 あいむみすたろんり〜〜〜

チャリンコ屋には20分で行くって言ったけど、これは着きそうにないな。来た道を戻ってみよう。あ、外人だ(お前もな!)。地元の人だといいなぁ。

はぁい! どぅーゆぅのぉ ん〜 あらうんどひあ?
(ここら辺の事知ってる?みたいな)

女性
「What?」

あいうぉんとぅごーとぅほてる。ねーむ はわいあんもなーくほてる
どぅーゆーの?

女性
「Yes Yes」

お!やったー!

女性
「This building.OK?」

あたし
「うん、じゃねーやw いえす」

女性
「The hotel is a back in this building.」

何!この裏?

あたし
「ばぁっく?」

女性
「Yes. soon. ten minutes.」

すぐそこよ、みたいな感じなんだろな。

あたし
「おーけー。ないすあどばいす。さんきゅー ふぉー ゆあ へるぷ」

女性
「You're welcome. bye」

あたし
「ばぁい」

親切な女性だった。あたしは女性の言ってたビルを目指した。
んで、しばらくすると、さっき渡った橋に出た。おぉ!川っていうか、アラ・ワイ運河のカーブが地図と一緒!!この先だ。

道路を横断するために信号待ち。通行量が多い。地元なら信号の無い場所とかで渡っちゃうんだけど、車に引かれて骨折したら100万円くらいかかるってどっかに書いてあった。そんな金があったら旅に使いたいので、安全は守らなきゃ。

信号が変わって、また歩いて、ついにホテル到着。


2008_honolulu_00209.jpg
キター!!!!!

一泊7000円っていうから、もっと小さいホテルだと思ってたよ。でけーじゃんね。

2008_honolulu_00208.jpg
ここ、ここ−!!

入り口に向かうと、駐車場入り口の脇に、バイクとチャリンコが並んでるスペースが。あぁ〜、電話したチャリンコ屋だ。バイクはよく見ると全部ハーレー・ダビッドソン。すげぇ〜。一度ケツに乗った事あるんだけど、ものすごいバイブの上にいるみたいだったっけ。

「マックス・レンタル」

バイクとチャリの奥に、小さいカウンターがあって、そこに一人の日本人男性が座ってた。たぶんこの人が店員さんだろう。耳までの髪はワイルドなパーマ、頭にはサングラスをひっかけてる。焼けた肌にヒゲ。ハーレーが似合いそうな感じ。

あたし
「こんにちは。さきほどお電話した者ですが」

店員
「どーも。お待ちしてました。おつかれさまです」

あたし
「さっそくなんですけど、自転車をレンタルしたいんですが」

店員
「もうチェックインは済まされたんですか?」

あたし
「いえ、まだですw」

店員
「これから?」

あたし
「そうっす」

店員
「いつまでいらっしゃるんですか?」

あたし
「日曜日に帰ります」

店員
「じゃぁ〜、どうしましょうか」

店員さんと相談の結果、まずは3日間コースでレンタルすることにした。38ドル。チャリンコはマウンテン・バイク。他にビーチクルーザーも用意してるらしいんだけど、あいにく全てレンタル済みってことだった。あたし的には走りやすく、ギアのついてるマウンテン・バイクが良かったので、ノープロブレム。

店員
「ハーレーに興味はありませんか?」

あたし
「日本で一度、ケツに乗せてもらったことがあります」

店員
「ご自分で運転されてみては?」

あたし
「免許ないんですよ」

店員
「日本の中型免許で乗れますよ」

あたし
「中免も…」

店員
「あらw 運転してる感じだったんで」

あたし
「言われた事ないっすよーw」

チャリンコの諸注意としては、右側通行を守れってこと。基本的に原付バイクに乗ってると思って走ればいいらしい。歩道は走行禁止。道路を走る。原チャリっていうと、二段階右折しなきゃなんない。こっちだと場合、二段階左折っていうのか。とりあえず、交通事故だけは勘弁だ。

チャリンコには、鍵がついてきた。紐状の鍵もあるけど、こっちにして下さいってことで、何キロかある頑丈なロックを渡された。こ、これを持って走らなきゃいけないのか…。まぁ、この時はそう思ったけど、結果的にはこの鍵で良かったって思えるようになる。

ハワイでは頻繁にそうなのかわからないけど、チャリンコの盗難にも気をつけてくれって言われた。座る部分はフレームから離れないようにロックがかかってた。駐輪スペースに止める場合は、必ずフレームに鍵をかけてくれって事も。タイヤにつけると、フレーム部分を持っていかれるらしい。まじかよ。

K子「ハワイでも まじかよ って言ってんだろうね(笑)」

さて、チェックインしましょうかね。ホテルのカウンターに行くと、外人がスタンバってる。ん〜、絶対に日本語は通じないだろう。よし。

あたし
「はぁい」

受付
「はぁい」

あたし
「あい ほうぷ ちぇくいん ぷりーず」

日本でプリント・アウトしてきたホテルの紙を見せて、チェックインを始めてもらう。

受付
「くれじっとかーど ぷりーず」

あたし
「え?」

受付
「ゆあ くれじっとかーど」

えー、お金はもう払ってんだけど。なんて言えばいいんだろ。完了形か?はずべんぺいど?

あたし
「のー。いん じゃぱん、あい はぶ べん ぺいど ほてる まにー」
「ふぃにっしゅ ほてる まねー」

受付はそれでもカードを要求。伝わらないならしょうがない。金を取られたら、何が何でも苦情を言ってやる。日本大使館に電話だ!!

受付
「ちぇっく おん あいでぃ」

アイディ?あぁ〜〜、なるほど。カードで支払ったわけだから、カードで照合をしたいわけか。なんだよ、焦ったじゃんか。

照合が終わると、二枚のカードが手渡れた。これが部屋の鍵になるっぽい。ピザの広告が書いてあって、キーカードっぽくない。一枚はポッケに、一枚は小銭入れへ。

あ!!やっべ、肝心な事を聞くのを忘れてる!!!えっと、

あたし
「くっじゅー めいきっ ざるーむ うぇあ しがれっと きゃんびー すもーく」

受付
「のー のー おーる るーむす のー すもーく」
「(外のスペースを指して)びにーす いん ぷりーず」

そこで吸ってちょって感じ。そっか、本には吸える部屋があるかもしれないから聞いてみろって事だったけど、全室禁煙ならしょうがない。外で吸おう。

じゃ、部屋に行こう。

あたし
「さんきゅー ふぉー ゆあ へるぷ」

部屋は15階。エレベーターに入って15階をポチっとな。ん?ポチっとな。あれ?ポチっと!!ポチっとなしない。全然反応がない。わっと!!!

あぁ、なるほど。カードを刺すわけね。カードをカード挿入口に入れて、はい15階をポチっと!ポチっと!!なんだ、この野郎!!!反応しねぇーぞ!!!!!!もう一回。とらいあげん。お!!やっと反応した。ゆーがりっ!!

15階到着。

部屋は奥の方。

部屋の鍵もカード。一発で開くとは思えない。

カード挿入。

赤いランプが点滅。これは絶対に開いてない。エレベーターでも青いランプがつくまで反応は無かった。おりゃ!!

やっぱり開かない。

おりゃ!!おりゃ!!何度もカードを抜き差し、やっと青いランプが点灯。

ふぅ。やっと入った。やっと辿り着いたなぁ。
よし、じゃぁここを拠点に、本格的に旅を始めようか。
2008_honolulu_00204.jpg
へへ、洗濯物を干す紐をさっそく設置!!

つづく。

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コメント数:2
八名ステッカー貼りまくり
[1]2008.10.22.Wed @ 10:01 PM | [RES]

ちょー英語使ってる!
尊敬します。
私、日本語もあやしいからなあー…
(そんなこと言ったら仕事こなくなっちゃうw)

でね、最後のホテルの客室の写真あるじゃん。
ベッドカバーの柄が激しいね~。
さすが南国。

ハワイ篇はフレーム付きの写真なのね。

続きたのしみっ!!

omika
[2]2008.10.23.Thu @ 9:40 PM | [RES]

>>1 八名ステッカー貼りまくりさん

どんも。

>ちょー英語使ってる!

全然だって。正解なのかどうかもわからず、適当に言ってみてるだけなの。通じてるのかの確認してないしwシチュエーションとかで通じちゃうでしょ。

>私、日本語もあやしいからなあー…

あたしの文章も相当ヤバいもんだよ。

>ベッドカバーの柄が激しいね~。

これ、薄いかけ布団なんだけどさ、体にかけないで、この上で寝ちゃったりしてたよ。

ベッドはフカフカじゃなかったかな。

>ハワイ篇はフレーム付きの写真なのね。

フレームと、フォトショップでオーバーレイとかスクリーンをかぶせて、露出やキメを出してみました。点数が多いので、全部バッチ処理(自動変換)だけど。

>続きたのしみっ!!

ダラダラ続けるんで、気長にどーぞ。

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