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やーまん！！

１１月６日から８日まで、２泊３日で中国・大連に行ってきました。

職場の店長研修ということで、普段全く関わらない方たちとの旅行だったわけだけど、事前に声をかけてもらってた方とずっと一緒にいたため、一人になる事がほとんど無くて助かりまくり。当初は、ただ海外に行きたいだけが目的。周りのテナントさんに知り合いはいないし、一人でも仕方ないかなって諦めてたから、誰かと一緒っていう安心感を改めて感じたりもした。この場で書いても意味無いけど、旅でお世話になった方々、フンとにありがとうです。

１１月６日　ＡＭ４：００

早朝５時の集合ということで、４時には家から事務所に移動。それまではドラマを見たりして時間を潰した（「ガリレオ」が面白すぎる）。中途半端に寝ちゃうと、まさかの遅刻ってことになりかねないから。
５時って普段は寝る時間だし、寝れるわけないんだよ、１１時とかにはさ。誘われたのは嬉しいけど、ほとんど初会話な人たちとの移動だから、いきなり遅刻は出来ない。

そんなわけで、小雨の降る中、事務所に入り、エゴの更新。５時に集合場所へ到着。それまで、パスポートの確認を何度かした。あれって何度も確認しちゃうね。

集合場所には、もうすでに車が来ていて、全員揃っている様子。
一人は、今回「一緒に行こうよ」と声をかけてくれた八百屋の店長・Ｔさん。さすがって言ったら変なのかもしれないけど、八百屋さんらしく威勢がいい、男らしい人だ。聞く所によると、二児のパパさんらしい。行き帰りの運転手さんでもある。
もう一人は、鶏肉専門店の店長・Ｍさん。何度も店長会で顔は拝見してるし、同じ職場だから毎日ってくらいすれ違っているんだけど、全然しゃべった事がない女性の方。歳が下だったのにも驚いたけど、酒好きっていうのは笑った。酒好きには見えないんだけど、あたしの周りに集まってくる酒飲むっていうのは、割と、いや、かなりヤバい酒好きが多いから、この人も…っていう感は大当たりだった。

このお二人と、今回の旅は最後まで一緒に過ごすことが出来た。とてもマイペースでナイスな二人と無事に旅を終えたんだけど、上手に旅の状況を書けるか心配なので、お二人の事に関しては誤解のないように心がけて話を進めるとする。というか、なるべく登場させないようにした方がいいみたいだ。最近はmixiだとかの影響で、他人の日記が簡単に読める時代。あたしの文章で、誰かに迷惑がかかるような事はまずいと思う。アルキーズ・拓ちゃんとＭさんは知り合いだってこともあるから、いつかここを読んで問題になるような事も避けないと（多少ふざけても許してくれる人なのはわかった上で）。
あぁ、それで言うと、マメン・ＭＢなんかは、だいぶダメ男のように書いちゃってるけど、それっていうのはあたしの文章力が足りないんじゃなくて、あいつが本当の、本気の、リアルダメ男だから、ＭＢに関しては何の迷いもなく書いてるし全然問題はない。

んで、お二人とは、会話は初なわけだから、出発してから車内でのあたしはおとなしめ。しゃべるキッカッケがない。ＴさんとＭさんは長く付き合いがある様子。Ｍさんの彼氏はＴさんの部下らしい。
けど、二人がいろいろ質問してくれた事が助けて、空港までの移動は退屈じゃなかった。道路はとてもスムーズに流れていて、っていうか超空いていたから、成田までは１時間かからずに到着。あまりに早い到着。成田空港の中の店はもちろん開店前。どこも行き場がなく、「早く着きすぎー」ってことで３人とも笑う。

アメリカに行った時、ＭＢはいつも時刻表を気にしてた。あたしもそれに習って時刻表をこまめに見るように心がけた。来年、Ｋ子を海外旅行に連れて行きたいので、こういう時から練習しておかないと。

空港での全体集合は７時３０分。６時じゃもちろん誰も来ていないので、集合場所付近のベンチでボケーっと過ごした。
あたしは、スニーカーから持ってきたスリッパに履き替えてみて、おぉ！ちょっと旅慣れしてきたか？とか自分に満足してみた。こういう小さい事で楽しめるのは、凄く得してる性格だと思う。たかがスリッパに履き替えただけなのに。

７時過ぎる頃になると、かなりの人が集まってきて、時間通りに受付が始まった。あたし達はすぐに受付し、荷物を預け、早い段階で面倒を済ませる事に成功。Ｔさんと同業の店長・Ｈさんも合流し、４人で食事をすることに。

６時じゃ閉まっていたテナントは、７時過ぎからワサワサと開店。入場ゲート付近の２階にあるレストランへ入り、みんなで軽食を取った。お好みのメニューを自ら取りに行くセルフサービスなレストランで、あたしはＭさんと先発して食事を取りに行った。パンを探すと、「ネイサンズ」の旗が見えたので、ホットドックを購入。「あっちで有名なホットドック屋っす」とか何とか、Ｍさんに説明をつけたりもした。

Nathan's

本来はもっと具を乗せちゃいたいところだけど、このくらいでセーブ。しかも、２本食べたかった。写真から遠慮しているのがわかってもらえるといいんだけど。

他の皆さんが揃ったところで、旅の成功を願って軽く乾杯。

あたしは機内でガン寝しようと思っていたので、飲み物はビールにした。Ｍさんも飲みたいらしいんだけど、飛行機で具合が悪くなった経験から、今回は控えるそうだ。でも、我慢しきれずあたしのビールを一口ゴクリ。非常に飲みたそう。

この後、中華惣菜屋の店長さんも同席。タバコを吸いながら、店長さんならではな裏事情が聴けた。次元の違う営業方針だとか、食品管理の話だとか、あたしの店とは全然違う。うちの店はのんびりしてんのね、いや、わかってんだけど。

出発前に搭乗ゲートで一度集合があって、そろそろ移動しましょうかってタイミング。入場口を通り、出国手続きをして、荷物検査。ベルトを取らずにブーっと鳴る。んで、「歩く歩道」をググっと奥まで進んで、搭乗ゲートに到着。そこで、旅の班長さんの一言、案内人の紹介、今後のスケジュール、などが話された。

そんでもって、いよいよ出発かって時に、整備の都合により、飛行機の出発時刻が遅れるとのアナウンス。もう一度集合して、１１時の出発と知らされる。こ、これから１時間ちょいも…。

搭乗ゲート付近なんか、面白くもへったくれもない場所。行きに土産を見る気にならないし。たまにタバコを吸いに行くくらいで、ほとんどはベンチで過ごす。ネット環境があったので、パソコンに触れてみると、ＵＳＢエラーが出てた…１００円を入れても反応しないってことで、たぶんそこら辺のエラーなんだと思う。だから、ずっとベンチ。

ダラダラ飛行機の出発を待っている間、空港側からパンと飲み物の振る舞いが行われてた。隣に座ってたＭさんは、それが結構気になっている様子。Ｍさんは食いしん坊らしい。今思うと、旅の最初から食いしん坊ぶりを発揮してたのか。

さて、やっと飛行機の出発時間になり、ゲートをくぐって自分の座席へ。ゲートに入る直前もパンと水をくばっていたけど、機内食が出るからパンは受け取らず、水だけ受け取った。

自分の席に着席。機内の楽しみ・映画をチェックすると、「トランスフォーマー」「ダイハード４．０」「ヘアスプレー」等がやるらしい。だけど、３時間半くらいしか乗らないから、映画を見てたら寝る暇もなく到着ってことになる。見るか、寝るか、迷った挙句、「トランスフォーマー」をつけて、機内食を食べて寝た。コンボインの声優さんが、玄田哲章さんでビックリ。アニメ版の時と一緒じゃん！最近で言うとシュワちゃんじゃん！！

玄田哲章 - Wikipedia

だけど、寝た。１日以上起きてたわけだから、当然寝る。お隣のＴさん・Ｍさんは「ヘアスプレー」を見たらしい。寝ちゃったのかどうかは、あたしにはわからない。
（たしかＭさんは起きていたって言ってたような…）

機内食はチキンオアビーフの選択はなくて、よくある機内食って感じ。中身はよく覚えてない。通路側の人が写真を撮ってたけど、あたしは食べてすぐに寝た。

起きたらもう大連上空って感じ。３時間なんてあっという間。アメリカまでの苦痛に比べたら、ある程度の距離には耐えられると思う。時差は１時間ほど。

機内から出て、入国手続きをして、表に出た。これとこれとこれが必要っす、みたいなあたしのリードを、ＭさんとＴさんは頼りにしてくれてるらしい。でも、あたしは適当だから、あまり期待しないで下さいって事を付け足しておいた。

気温は寒いって話だったけど、寒くない。ダウンの下にはＴシャツのみ、だけどＴシャツで十分。半そではあたしだけなんだけど、へへ。

空港からはバスで移動。運よく一番後ろの列が空いていて、Ｔさん・Ｍさんと並んで座る事が出来た。２人席だったら、あたしは他の人の隣に行こうって思ってたから、これはラッキーだった。

バスが出発。ガイドさんの名前は、イーさんというおばちゃん。簡単な挨拶の後、今日のスケジュールをざっくり説明。飛行機の出発が遅れたため、一箇所削って観光するらしい。最初の目的地は「星海公園」。日本の占領時代からあったらしいんだけど、解放後は総合施設として市民に開放されている場所。園内はとても広く、全部回るには時間がかかりそう。ここでの持ち時間は２０分。バスを降りて、海岸沿いまで出て終わり。なんじゃそりゃー！っていうくらい時間が無かった。

公園から見えた高層マンション。他にも建設中のマンションが公園を囲んでいて、中国の高層ビル建築ラッシュは、ここでも流行っているのかという感じ。

公園中央部にある記念碑。０歳から１００歳までの足跡がある。これは大連１００周年を祝うものらしい。公園の直径が１９９．９っていうのは、１９９９年が１００周年だからだそうだ。

ちなみに、香港が１９９７年に返還された事を祝って作られた記念碑も、なぜかここにある。高さが１９．９７メートル、直径が１．９９７メートルの記念碑。

一体何のために作られたのか、よくわからない建造物。人がたくさんいて、高い部分から景色を見てた。スケボーの巨大バンクって感じ。

中央のお城みたいなビルは、当初高級マンションとして売り出したが、買い手が思うようにつかず、上部をホテル、下層部を一般施設として開放しているんだそうだ。香港にもそんな場所がたくさんあったような気がする。

ガイドさんの説明によると、大連の人たちは、立てる前の図面を見てマンションを買うそうなんだけど、そんな段階で買ったマンションは、建築がストップしたり、大幅にお金がかかったりしちゃって、よくもめるそうだ。そんな話を聞くと、耐震偽装とか平気でありそうだけど、ビルを建てる時、足場は竹な国なわけだし、地震も少ないから気にしないんだろうね。

こんな感じで海が見渡せる。渤海を見ながら、カップルとかはこんな感じ。写真は、ＴさんとＭさんなんだけど。

海方面から撮影すると、中央付近はこんな感じ。

反対に、海方面を撮影すると、こんな感じ。

と、ここまでで２０分。凄く短い。ほとんど見回ってない。

バスが次に向かうのは「老虎灘」。次も滞在時間は２０分程度だろうか。ってガイドさんが２０分って言ってる。大連を調べると、必ず出てくる場所だから、何かしらあるんだと思うけど、全部は見れない。というか、２０分じゃ何をしていいのかわからない。

「老虎灘」は海岸沿いの公園で、水族館や動物園、小型の遊園地まである。バスから降りて、まずは虎を見る。

動物園の虎じゃなくて、石の虎。

事前の調べでは、ここで１０元を払うと軍艦の大砲が撃てるらしいんだけど、一切やっている雰囲気は無かった。っていうか、目に見える範囲には、いろいろ見えているんだけど、２０分しかないから、そっちの方には行けない。行ったら帰ってこれなくなる。何もせずにバスへ戻った。

まぁ、こんなもんだろなっていう予想はしてたけど、一箇所にいる時間が香港の時より滞在時間が少ない。この先もどうなることやら…。