やーまん！じゃなくてニーハオ！
あたしの店がある駅ビルの店長研修が、今年もあるらしい。今年は中国・大連に決定した。あたしのおとーちゃまは、
「別に行かなくてもいいだろ」
って言っていて、あたしも中国はもういいかなって思ってた。けど、上の人からのお誘いが何度もあり、おとーちゃまは
「じゃ、ちょっと行ってきて」
と、あたしに言ってきた。断る理由はないし、海外旅行は大好きだから即答でＯＫ。大連…ダイレン、ダーリェン…どんな所なんだろう。調べてみた。
まずはやっぱりここから読むとする。
ふむふむ。っていうか、すぐそこは「北朝鮮」じゃん…
日清戦争後、三国干渉の代償として、清から旅順と大連などの関東州を1898年に租借したロシアが、同地にハルビン（哈尔滨）から延伸した東清鉄道の終着駅を設け「ダーリニー」（Дальний; 「遠い」）と名づけ、旅順にある艦隊と要塞の物資をまとめる拠点とした。日露戦争後、ポーツマス条約により日本に租借権が譲渡された。日本は古地図に見られる中国語の地名「大連湾」からとった「大連」を都市名として採用した。これはロシア名のダーリニーと発音が似ていることにもよる。
ここら辺は興味深い。
研修なので、各所のショッピング・センターを回る予定になっているんだけど、香港のような巨大モールがあったりするんだろか。
あー、なるほど。いっつも邪魔だなぁって思ってる中国チームはここにあんのか。っていうか、Ｊリーグのチームがアジアで戦ってるのって、報道が少ないよね？日本１のチームが海外で戦ってんだよ？大連実徳なんて嫌いだーっていうのが日本人として正しい姿勢でしょう。
中国・大連～近代建築をめぐる旅行：Excite エキサイトイズム エキストラ
こ、このページは一体… 凄く綺麗なサイトだ。
まず「食べる」を見ちゃうっていう食いしん坊。
旅のしおりに、大連に着いた日の夜は、「海鮮料理の夕食」って書いてある。香港で食べ物には期待しちゃダメだって学んだから、今回一切期待しないでおくが、やっぱりちょっとは期待しちゃうのだった。てぃくしょう、この食いしん坊め。
「老虎灘景区」「森林高原２０３高地」も研修先になってる。研修じゃなくて観光だよな、これは。
このページの一番最初に載ってる「中山公園」にも寄るらしい。
「星海公園」…期待出来ないね…パクリ遊園地とかないのかなぁ。
…旅が心配になってきた。
このページの一番下。
注意する事－－中国に行くと良く下痢をします。こまめに手を洗うようにしましょう。特にお札を触ったら手を洗えと言います。薬も忘れずに。
もーさ、バッチィーのだけは勘弁してほしい。はぁ。大丈夫なのかなぁ。
なんかさ、あたしの好きなブラックカルチャーとかジャンクフードの雰囲気が全くない世界って感じ。漢字ばっかりなのもスーツを着せられてる感じがして嫌だ。あー。
とか
も見に行く。
「森林高原２０３高地」「東鶏冠山」「水師営」なんてさ、嘘だろ？戦争の傷跡を見に行くのか…日露戦争って…えぇー。
どうなんのかね、この研修。歴史的な物を見るのは好きなんだけどさ、ちょっと勉強してった方が良さそうだぞ、この場合。とりあえず日露戦争の背景とかをお復習いしておくかな。
あたしが持ってる日露戦争に対しての知識としては、元・バイト先の店長とよく話をした「バルチック艦隊」なんてのが主なんだけど、
スエズ運河は日本の同盟国であるイギリスが支配していたこと、軍艦の大きさ（大型艦の一部はスエズ運河の通行が出来ない）などの理由から、第二太平洋艦隊の主力はアフリカ大陸南端の喜望峰を回り、軽快な部隊はスエズ運河経由に別れ、両部隊はマダガスカル島のノシべ港で合流した。日本やその同盟国のイギリスの抗議によって航路上の中立国の港での補給や修理は困難であり、半年間の航海は困難を極めた。
史実って超ドラマチック。
5月27日、対馬沖で東郷平八郎率いる日本の連合艦隊と遭遇、海戦（日本海海戦 - 日本以外では対馬海戦と呼ばれる）の結果、艦隊はほぼ壊滅した。
こんなの引っ張りだしてワイワイしてたら、怒られちゃうんだろうけど、東郷平八郎はこの後、「東洋のネルソン」って呼ばれるようになる。
「え！ロシアがやられたって？」となった海戦が以下に詳しく載ってる。
「丁字戦法 （Ｔ字戦法）」「トーゴーターン」… これ、そのまま映画に出来るじゃん！！っという話を店長としてたんだよなぁ。当時の軍人を演じれる役者は数名しか浮かばないけどって。
「森林高原２０３高地」や「東鶏冠山」なんていう、局地戦は知らないんだよなぁ。軍地らしいけど、観光地の側面があるくらいだから、きっと有名なんだろね。
本筋を勉強しておこう。これが全てじゃないんだろうけど、頼りにしてまっせ、ウィキさんよ。
日露戦争（にちろせんそう、ロシア語:Русско-японская война ルースカ・イポーンスカヤ・ヴァイナー、1904年（明治37年）2月6日 - 1905年（明治38年）9月5日）は、大日本帝国とロシア帝国との間で朝鮮半島と中国満州（現在の中国東北部）を主戦場として発生した戦争である。
長い歴史の中、日本は何度も中国で戦争しちゃってるわけで、っていうか、日本ほど「本土決戦 *1 」（いわゆる上陸されてのドンパチ）をしてない国はないっていうくらいだから、そんな国を中国人が「ワタシタチノ国ヲメチャクチャニシタアルヨ」「ニポン人キライアルヨ」っていうのもわからないわけじゃない（日本は悪い奴っていう洗脳教育のたまものとも言える！）。けど、大連周辺は、日本の企業・工場も多いらしいし、対日感情は別として行きやすい場所なんじゃないかなって思う。勉強不足だけど、あたしんとこの上の人達が選んだわけだし、穏和な場所に決まってる。
日露戦争については、ここも見ておくか。
ふむ。日露戦争のページを読んでいくと、この戦争の後に起こる「第一次世界大戦」「第二次世界大戦」のドイツとロシア、日本とアメリカ等、戦争へと繋がる火種を知る事が出来るわけだ。勉強になるなぁ。
おっと、これも拾っておこう。「東鶏冠山」の読み残し。
東鶏冠山は日露戦争時の塹壕がそもまま残るところで、旅順港攻略戦の模型図もあり、反帝国主義教育に利用されている。日露監獄はロシア時代・日本時代の監獄で、ここも反帝国主義教育に利用されていて、伊藤博文をハルビン駅前で暗殺した安重根が死刑前に収容された部屋もあり、また日露戦争の初期の戦闘で四国連隊が中心の部隊が勝利して名付けた「剣山」（現在、旅順中路の黄石山）などの日本占領時代の石碑の収納倉庫などもある。
伊藤博文ってハルビンで殺されたんだ。あたし、日本だと思ってた。昔はテスト用に覚えていたはずだけど、使ってないとどんどん忘れるね。え？日露戦争時は生きてたのね、そっか、そっか。
日韓併合とか、韓国初代総監とか、伊藤博文についても読んじゃったか。研修の前にもう１回読もうっと。
* 203高地、水師営の会見所
日露戦争（1904～05）の激戦地、旅順港争奪戦の停戦条約が結ばれたところ。司馬遼太郎著の「坂の上の雲」に詳しく書かれている。両地とも、外国人観光客もほぼ自由に訪れている。水師営は村の名前で、清・北洋艦隊（別名、北洋水師）の隊員の陸上営倉地の意味。
自由に訪れているって書いてあんね。
今回は日露戦争の傷跡巡りの研修らしいでーす。
お土産は「肉まん」でいいよね？ね？
ぺいーす。
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「第二次世界大戦」日本降伏の背景など。
当時の「鬼畜米英」「一億総玉砕」などの宣伝とそれに誘導された世相からして、米軍が降伏を呼びかけても信用せず、国家の為に命を落とす国民が相当数に昇る可能性が高かったことから、もし本土決戦が実行されていた場合、現在の日本の繁栄は無いどころか、日本という国家、ひいては日本人の存続すら危うい殲滅戦になったであろうと考える者も多い。当時の昭和天皇もこれに近い認識を持っており、本土決戦に及べばいたずらに国土を荒廃させるのみならず、日本そのものが消滅してしまうことを危惧し、降伏の決断を下したといわれる。
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リエママ
[1]2007.09.20.Thu @ 7:53 PM | [RES] -
駅ビルの店長研修が、中国だとはちょっと驚き！へぇ～って感じ。どのくらいの期間なの？
お土産は、もちろん例の”肉まん”で決まりでしょ。かなりみんな喜ぶと思うよ（笑）今、中国産に敏感になってるからね！ -
omika
[2]2007.09.21.Fri @ 9:33 PM | [RES] -
>>1 リエママさん
どんも。最近、チミのママさんと挨拶をよくしますだ。
>駅ビルの店長研修が、中国だとはちょっと驚き！
四年前から海外研修になったみたいなのよ。一年目はお父ちゃんが行って、去年は不参加。来年は上海とかマカオとかにして欲しいよ。わがままは全然言えないけどさ。
>どのくらいの期間なの？
２泊３日かな。イビキのうるさい人と同じ部屋がいいよ。あたし、イビキ凄いから。
>かなりみんな喜ぶと思うよ（笑）
実はさ、基本的にお土産買わないんだよね。めんどくさいから（笑）パートさんとお世話になってる人くらいかなぁ。
>今、中国産に敏感になってるからね！
うちの店の商品なんか、お客さんにかなり厳しくチェックされてるよ。もーね、中国、しっかりしてくれって感じ。
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八名ステッカー貼りまくり
[3]2007.09.23.Sun @ 9:13 PM | [RES] -
大連が中国のどこにあるかなんて問題じゃない。
中国にあるってことが恐いんだって！>すぐそこは「北朝鮮」じゃん
ますます恐いよ！
>中国・大連～近代建築をめぐる旅行：Excite エキサイトイズム エキストラ
う・・・
この建築は好きだ・・・
やっぱり日本と深い関わりのあった土地だから、建築家が日本人だったり、日本のモチーフがあったりするのね。>この食いしん坊め
存じてますｗ
今回はおいしいといいね。
海が近いんだから素材はいいはずだし。
脂っこくなければなおいいね。>中国に行くと良く下痢をします
ええ～。。
でたよ。
もう中国のイメージガタガタじゃないですか。
そういえば、anさんのブログに中国旅行の記事があったよね？
あれは上海だっけ？？
もうあれ読んだら、私は中国には行けないかもしれないって思ってしまったよ・・・で、なんで大連になったの？
かる～い観光気分（研修なんだけど）ではいけない気がするのだけれども。
楽しめるといいね？ -
omika
[4]2007.09.24.Mon @ 7:40 PM | [RES] -
>>3 八名ステッカー貼りまくりさん
どんも。
>中国にあるってことが恐いんだって！
なにやらものすごく警戒している様子。
>ますます恐いよ！
調べてみたら、日本の侵略背景が学べたんだけど、怖さよりも「なかなか出来ないかも」っていう思いが強くなってきたよ。地理とか歴史とか調べておくもんだね。
>海が近いんだから素材はいいはずだし。
どうかなぁ。まじで期待してないんだけど。
>anさんのブログに中国旅行の記事があったよね？
そういえば読んだ記憶が…
上海だっけ？あれ？>私は中国には行けないかもしれないって
一度は行って面食らうべき。あたしがそうだったから（笑）
っていうか、あたしの場合は高級なのを体験してないからかさぁ、全部を否定出来ないんだよね。>で、なんで大連になったの？
それ、知りたいのはあたし。
>かる～い観光気分（研修なんだけど）ではいけない気がするのだけれども。
うちの親分的会社、そこから関連がうんたらはーってことで、勝手に決まっていったんだと思うよ。連れて行ってもらうから、どうぞどうぞって感じ。
>楽しめるといいね？
どんな場所でも知識だけはつけといて、お勉強してくる気持ちでいくよ。楽しいかは別として（ｗ
