EGOTOPIA

ダラダラ続いた旅日記がやっと終わった。
なげーぇ。もっと上手にまとめられたらなってのが感想です、はい。

で、２週間もアメリカにいて、ジャンクフードがうめぇ！とかそういう話ばっかりだと、ただのデーブーだと思われるし、あたしなりに向こうで考えた事を最後に掲載してみる。小学生が社会科見学に行った後で書く感想文的。

まず、これを書きたいがために一話延長したって感じ。
向こうで嫌だったのがゴミの扱い。
これはMBと度々話した事。

向こうは基本的に、ゴミの分別がされていない。街を綺麗にしたりする意識はあるのに、ただ捨てるだけになってる。あれだけタバコを毛嫌いする人が沢山いて人々の感心にもなっている国なのに、ゴミに関してはどの程度の意識を持っているんだろう。
どこかで何かを買うと、必ず２重、３重の梱包がされる。ファーストフードでは、ケチャップやフォーク等、セルフで捨てる程手に入る。使わなくても捨てるから、もの凄く無駄だ。ただ、日本の“割り箸”やコンビニのフォーク・スプーンを考えると、他の国の事は言えない。
あたしが言いたいのは、分別しないのかって事。それくらいは出来るはずなんだ。

→これがドイツのリサイクルシステム
→環境goo > 暮らし > 世界のエコライフ > ドイツのエコライフ
→環境先進国　ドイツ
→ドイツの環境保護の歴史と３つのファクター
→市民講座　ドイツ環境問題
（↑“ヴュルツブルクでのゴミの分別方法”を見ると頭が下がります）
→環境先進国 （ドイツ）の環境保全
→なぜドイツは環境先進国なのか―背景と取り組み方―

ラジオ「リアリティ・バイツ」のDJ・RYUさんも言っていたが、ドイツ国民の環境に対する意識はかなり高い。上記リンクを読むとわかるかと思う。日本も早くこうなるべきだ。あたしはゴミ袋の番号制、または名前を書かないとダメだ、とか半ば強制的にしちゃってもいいと思ってる。罰金とかも。だって、簡単なんだから、ゴミの仕分けくらい。また、国民が仕分けをめんどくさがれば、ゴミとなる商品のパッケージも変わってくる。味が同じなら、捨てやすい売れてくるはずだ。

国の事情があるってことがわからないわけじゃない。アメリカは二酸化炭素を吐き出す世界最大の国だが、あの生活環境じゃ、小さな努力をどれほど頑張らないといけないのか、うんざりを通り越すと思う。「京都議定書」のニュースを聞き、アメリカはなんだ！って思ってたけど、あたしなんかじゃどうすることも出来ない生活環境にあの国の人々は生きてる。
ドイツの場合、地域自治体とボランティアが頑張っているから成り立つし、元々ルールを守る気質の民族だったってことも無関係じゃないだろう。ルールを守らないと、その周りの人が厳しく怒るんだそうだ。アメリカなんか、ゴミ問題より明日生きていく事を考えなきゃいけない人も多い。だから、国それぞれの生活環境で全然違うって事はわからないわけじゃない。それでもだ、ゴミの仕分けは慣れれば簡単。明日の生活に困っている人も、ゴミ箱が２～３個に分かれていれば、それぞれに合ったゴミを捨てるはず。

よくさ「偉いね」とか言う人がいるんだけど、別にゴミの仕分けしてるからって全然偉くない。無駄ばっかりの生活に囲まれているんだし、他の事に関してあたしなんかは全然ダメな奴だ。けど、ゴミの仕分けはしたい。まだ使えるんだし。それはMBから言われたせいもあってなんだけど、やってみると意識がかなり変わった。

MBの野郎は、ペットボトルを捨てる時、中身を洗う。すげぇなぁ。
（なぜそうするのか、気になる人だけ調べてみてちょ）
もちろん、キャップとラベルは取ってから捨てる。

向こうでゴミを捨てる時、仕分けしないで捨てるのが嫌だった。

次。

MBは靴屋や服屋の店員の態度が気になって仕方が無いみたいだった。あたしらが見かけた服屋の店員は、お客が目の前を通っても、平気でくっちゃべっていたりする。高級デパートでも必ず一度は目にする。さすがに５番街の各ブランドショップじゃあり得ない話だけど、普通のショップに行けば店員の“いろばた会議”に遭遇する。客よりうるさいから、日本のサービス業になれていると不快に思う人もいると思う。MBも不快に思う人で、文句を言ってた。もちろん、あたしにだけど。

NYのファーストフードの店員の威圧感も凄かった。
英語が出来ないからなのか、どうも「あ”っ？」って言われている気がした。レジを指でコツコツ鳴らして、「早くしてよ」って顔をしていたおばちゃんもいた。それはないだろ…。
でも、あたしはそれでも良かった。別に商品の味が変わるわけじゃないし、こっちは買ってやってるって気持ちもある。お前なんか眼中にねぇんだよって思っているから、お互い険悪でもオーダーとお釣りだけ間違わなきゃいい。いちいち怒ってもしょうがない。
レジ店員が無愛想なのもわかってやらないと。安い自給で働いて、チップも出ない。レストランのホール店員達とは違う。MBはレストランで、感じのいい店員だと少し大目のチップを払ってた。ホール店員が「早くしろよ、このジャパニーズ。鼻だけ外人みたいなジャパニーズめっ！」ってMBに思っていても、ニコリとしてればチップがもらえる。ファーストフードのレジからすれば、いいバイトに映ってるのかも。
ホールの店員は、基本給が安く設定されているので、チップがないと割りに合わないとY子が言ってた。日本には無い制度だから妙な感じだ。

次。

向こうで気に入った「サブウェイ」のサンドイッチ。
八名っちが好きだって書いてるけども、
ボリューム満点のアメリカ版「サブウェイ」を一度食べさせたい。
帰ってきてから日本版を食べてみたんだけど、
MBの言っていた通り、量が少なかった。ちょっとガッカリ。

旅のお供。
「日記」は３９ページ書いた。字が汚いので、あたしにしか解読出来ない日記になってる。うちのK子の写真を挟んで持って行ったんだけど、全然見なかった。
「指差し英会話帳」はとっても役に立った。
これを貸してくれた水玉んにもお礼を言わなきゃならないだろう。
お礼は言ったんだけど、「エゴには書いてない」って苦情が来た。なんでそんな指示を受けなきゃならないんだ（笑）

MBとY子は、NYのショップで飼い犬・フランチェスカ（フラン）の服を買ってた。MBは完全に親バカで、犬を完全に娘扱いしている。選んだ洋服を見て、MBの趣味だなって感じがした。写真のように服を着せて、飲んでる時に隣にでも座らせるそうだ。水商売のおねーちゃんじゃねーかよ、扱いが（笑）きもーい。
っていうか、犬ははた迷惑な話だよなぁ。

後はなぁ、そうだなぁ、思い出したらまた。

読んでくれた方、コメントくれた方、拍手押してくれた方、どうもありがとーです。

完。