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やーまん。
昨日、我が家で宴会。イッツ、パーレイ。
My men ガーリックＭ氏、その彼女・Rちゃん a,k,a リーサン、My men 亀がぞろぞろ集まった。

あたしは九時に仕事を終えて、急いで家に帰り支度を始める。

うん、丁度うちの店に、賞味期限の切れた肉があって、それを持って帰ってきた。それを使ってハンバーグを作る。調理開始。

まず、サラダ。トマト嫌いが多いため、トマトは別の皿に。冷蔵庫で暇してるおしんこ達も出しておく。あ！らっきょの入れ物の中でカビが・・・いつのまに・・・捨てる。

次。たまねぎをみじん切り。めんどくさいので“みじんぎり機”って呼んでる手動の道具に入れる。切ったら器に入れ、ごま油を少量たらして混ぜる。ラップをしないでレンジでチン。余計な水分を飛ばす。

次。解凍した牛挽肉と豚挽肉をボールに入れてこねる。テレビで「塩をまぶしてからこねろ」って言っていたので、塩をふってからこねた。こうすると粘りがでるらしい。水でこねるといいってあたしは教わったんだけど、今回はテレビを信じてみる。銀座や青山のハンバーグ職人がそうしてるんだそうだ。けっ、洒落た場所でハンバーグなんか作ってんじゃねぇーよ。食べれないヒガミ。

こねてる間にチンした玉ねぎを冷蔵庫へ。

ハンバーグを作る時、挽肉の選び方ってのがあるってテレビで言ってたな。挽肉は合い挽きを買わず、別々で買ってきた方がいいらしい。合い挽きになっているのは脂が多すぎちゃうんだそうだ。へぇ。

お！Ｍ氏、リーさん、登場。ちぃーっす。おつかれー。

宴会慣れしているメンバーは、あたしんちの冷凍庫に買ってきた氷を入れたり、グラスを取って酒を作り、宴会の準備を始める。あたしの酒まで作ってくれる。さすが。

かんぱーい！

よし、肉はねばり十分。別のボールにパン粉、卵、水分を飛ばした玉ねぎをぶちこむ。本来は牛乳を入れるんだけど、あたしはウスターソースを入れた。ケチャップを入れろって青山か銀座の職人は言っていたんだけど、あたしはソースが隠し味。ソースもケチャップも、いろいろなエキスが入った調味料、使わない手はない。ポイントは役者と同じ。主役を引き立てる名わき役を務めるわけだから、目立っちゃダメってこと。使う量に注意。

んで、二つのボールの中身を混ぜる。十分に混ぜたら、ハンバーグらしい形に丸めて皿へ。皿にはキッチンペーパーをひいておく。これもテレビの受け売りなんだけど、ハンバーグはすぐに焼かない方がいいらしい。形にしてからしばらくは冷蔵庫に入れておく。そうすると表面の油がひき、身もグッとしまる。テレビに言われたままに、形作ったハンバーグを冷蔵庫へ。

ソースに使うキノコを切っておく。ハンバーグは和風なポン酢派なんだけど、今日はソースを作る。よし、ハンバーグの方は準備万端。

そろそろ亀も来るだろう。おーっと、来た。おつかれー！かんぱーい。

フライパンにオリーブオイル。まずはソースから。この前作ったスパゲティの要領。ニンニクで香り付けした後、具材を炒める。トマトソースを入れて、とりあえずＯＫ。前回と違うのは挽肉を使ってない事。
別のフライパンにお湯を沸かし、スパゲティを茹でる。茹で上がったらソースに混ぜる。茹で汁も入れて、味見。完成。さぁ、食え。

あたし
「どう？」

亀
「うまい。」

あたし
「なんか足りない？」

亀
「ん～油っけが欲しいかなぁ。」

やはり、肉を入れてないからだと思う。ふーん、わかるもんだなぁ。まぁ、次のハンバーグを食べれば、そんな事も思わなくなるだろう。スーパージューシーなハンバーグが出る予定。

冷蔵庫から主役・ハンバーグを出す。時刻は１０時を回った。あたし、キッチンで３杯目。うーん、腹が減ってきた。

フライパンを温め、ハンバーグを投下。冷蔵庫に入れておいたハンバーグは、テレビの言っていた通り、身がしまってる。ほほーぅ、なるほどね。いつも、すぐに焼いてたんだけど、次回からはこうしよう。

最初は中火で両面を焼く。それから弱火でじっくり。フライパンにフタをして待つ。部屋中がジューシーな香り（煙）で包まれる。

ちょっと中を様子見。うーむ、うまそー！

テレビが言うには、「両面を焼いたらオーブンにぶちこんで、後はほっとけ。」って事なんだけど、あたしんちにはオーブンがないから、フライパンでやらなきゃなんない。焦がさない火加減が大変だ。

そろそろいいかな。取り出して皿に盛っておく。

ハンバーグを焼いたフライパン。ここには肉汁とか旨味が沢山ある。これを使ってソースを作る。まず、バター、ケチャップ、ウスターソース。そこに切っておいたキノコ達を投下。一煮立ちしたらハンバーグにかける。う、うまそー！

おら、食え。

亀
「うまい。」

あたし
「これはうまい。こんな時間に食べるもんじゃないけど、うますぎる。」

いつも二人だと会話が少ないあたしと亀。けど、亀は料理の知識があるので、珍しく会話が弾んだ。

うちの連中はよくしゃべる。女よりしゃべる。調理中もそうなんだけど、しゃべりまくった。村上ファンドがもうヤバいとか、自殺する奴の話とか、バスケは何で人気が出ないのかとか。

あたしのキッチンは宴会テーブルと向かい合う形にセットしてあるから、調理中もしゃべれる。アイルランド式のキッチンに憧れたわけじゃないんだけど、うちのキッチン、っていうか調理台はなかなか機能的。

ちなみに、あたしの理想のキッチンってこれ。

→オーダーメイドキッチン

んで、ハンバーグを食べてるのに、「最近、血糖値が・・」とか「内臓脂肪」とかの話になった。こんなにコッテリ料理をパクついてるのに、よくもそんな会話が出来るよな。

亀
「肉が好きなんだよな。」

ハンバーグ４００ｇ、スパゲティ３５０ｇ、サラダ・レタス半分、ペロリと食べてる。うーん、素晴らしい食欲だ。宴会は二時半まで続いた。三時からはライムスターのラジオ。もう酔っ払った。きっとラジオは聞けないんだろう。

おやすみなさい。