パート9と、随分長い物になってきちゃいました。そろそろサクッと終わりにします。他に書くことを忘れちゃうし。
さて、二日目の食事中、料理の味は別として、お酒を飲んだり談笑したりと、円卓を囲んだ楽しい食事のはずが、会話が弾み過ぎたのか、研修コースの批判がチラホラ出始め、Aさんが大いなる決心の末に購入したダイヤの指輪に「ぼったくり説」と「偽物説」が浮上。
きっかけは正面にいる女子の「あそこ、ぼったくり」発言が全てで、彼女の話が耳に聞こえなければこんな事にならなかったんだよなぁ。
発言した子は宝石店の店長さんだっつーし、そりゃぁ~ねぇ~、びっくらこいちゃうわけですよ。もっと声を抑えて話しをね、してちょーだい。
Aさんは不安になり、早くダイヤを見てほしい様子で、移動のバスの中でもブツブツと「あ~、失敗したかなぁ」とグッタリしていた。
けど、ガイドさんの話だと、返金出来るらしいし、多くの観光客を迎え入れてる優良店なのは間違いないって話なので、「偽物説」は無さそうだった。そんな店に連れていちゃってると、そりゃもうツアーを組んだ会社にまで非難ゴーゴーだろうし。
で、あたしは根拠のない「大丈夫、大丈夫」を繰り返すばっかりで、内心は「あちゃー」ってな感じだったけど、それって発言した子に対しての「アチョー!」だったんだわ。漢方屋にて、あたしが我慢していたように、何か不安を感じても黙っていた方が良かったんじゃないかなぁ。せっかくの行為が台無しじゃん。ちょっと高くついても
気持ちじゃん!!
ったくねぇ~、あたしのバスの隣でうなだれてるAさんを見てくれよ。
「はぁ~」
とか言ってますよ。どーすんのよw
あ!バスに乗る前の事も書いておく。
食事後、ハーバーシティーからフェリーに乗り、ビクトリア湾を渡って香港島へ。
香港島からバスに乗り、目指すはビクトリアピーク。これから「百万ドルの夜景」を見に行く。
フェリー乗り場からは、Aさんのお仲間も一緒に同行。Aさんは食事中の事を仲間に話していた。あたしはホロ酔い気分だったので、フェリーから見える香港島の夜景をボサーっと見ていて、会話にはあまり入らなかった。あんな話を聞いた後だし、何言っても無駄さ、うっぷ。
フェリーに乗って夜景を見てると、あたしってフンとに夜景の似合わない男だなぁってつくづく思った。隣に美女がいたって、ひたすら違和感を覚えるだけだし。
「夜景が見たい」
んなこと知るかよ、勝手に見てくれよ。
それと、さっきの料理はなんだ?あれは本当に香港人が作っているのか?
あんな料理で鍋が振れるなら、確実にあたしは厨房入り可能だな。
メモにも、「てんめぇ~、このやろう」って書いてある。
ハーバーシティーってたぶん一等地だよな?ぼったくりは料理の事だろうよ。
そんな事を考えて、ボサーッとしてると香港島に着いた。
香港島に着く。フェリーを下りると、目の前に「IFC
*1
」の巨大ビルディングが正面にそびえ立っている。
バスはフェリー乗り場のすぐ近くに停車していて、移動する前にトイレ休憩があった。アルコール摂取後の息子が、早く出しちゃえよって言うもんだから、小走りでトイレへ。
スッキリした後、バスに乗り込み、ビクトリアピークを目指し移動。
そのバスの中、隣のAさんは指輪の事を話してきた。
でも、さっきより複雑になっていた話に笑ってしまった。
聞くと、Aさんは「奥さんの機嫌を取るために指輪を買い、夜も精力をつけようと息子に効く漢方を買った」とみんなに言われるかも、なんて話だった。
奥さんの機嫌を取るためじゃない、こんな時だからって理由で買ったのを知ってる。
漢方ではお母さんにあげる物を買ってあげてたのも知ってる。しかも、無難なやつを。
だから、仲間に何を言われたのか知らないけど、それってつまり、
That's 被害妄想
Aさんの仲間の一人が、Aさんの事を言い回っているらしく、他の人にそう思われているのが凹む理由だそうだ。「ぎゃはは」と笑ってしまったんで、ちょっと申し訳なかったけど、そこまで考えなくてもねぇ(笑)
ビクトリアピークのてっぺんまでバスで移動をするのかと思ったら、夜景の見せるポイントまで「ピークトラム」っていう登山電車に乗るんだそうだ。これも観光ガイドに載っている事で、かなり有名らしい。
あたしよりも少し前に香港へ来た My men MBは、ビクトリアピークから夜景を見てないそうだ。頂上に行くゴンドラが運行中止だったんだって聞いた *2 けど、たぶんそれってこの「ピークトラム」が運行中止だったんだろう。あたしは「ゴンドラ」って覚えていたんだけど、彼の話でもちゃんと「ピークトラム」って言っていたんだろうなぁ。話を適当に聞くあたしらしい間違え。しっかしMBは相変わらず劣悪な運の無さだ。「ピークトラム」、バリバリ動いていたぞ。
この「ピークトラム」、1888年に完成され、当時は石炭で動いていたらしい。頂上へ行くルートとして、人力と人気を分けていたんだって。え?人力?そりゃ凄いねって感じだな。
「ピークトラム」は、ん~、100人くらい乗せられちゃうのかな。結構ぎゅうぎゅうで出発。一気に頂上へ向かうのかと思ったら、途中に3つくらい駅があって、そこから乗り降りが可能。山の斜面には器用に建てられたビルが何個もあって、人が沢山住んでいる様子。ガイドさん曰く、お金持ちの人が高地に家を買うって話だったから、たぶんここら辺で乗り降りする人たちは「香港セレブ」なのかも。高地に家を買うのは、湿度のめっちゃ高い香港の人々からすると、うらやましい事なんだろうなぁ。
んで、15分程度かな、夜景の見えるポイントに到着。
Aさんも気分を直して夜景を鑑賞。
広がる、「百万ドルの夜景」
うん、完璧。
二日目の早朝、雨が降っていたんだけど、夜は霧も晴れて絶景。
観光客がうじゃうじゃいてキャーキャー言う中、あたしもちょっと「おぉ~」となったのは事実です
*3
。
夜景がよく見えるポイントでは写真撮影の露天が来ていた。露天と言っても、パソコンとプリンターを積んだ荷台と、カメラマン一人。一枚1000円くらいの料金で撮影してくれて、B5くらいの写真がもらえる。あたしは荷台のパソコンに注目し、どうやって補正をかけているのか見学した。夜景を背景にお客さんを撮影すると、すぐさまパソコンに取り込んで、加工、プリント。加工するソフトは「フォトショップ *4 」を使用。ものすごく慣れた手つきでソフトを触っていたけれど、流れ作業なら作業を自動化する「アクション」機能を使えばいいのになぁ。教えてあげたかった(笑)
それでも5分と待たずに写真がプリントされてくる。完成した写真を見せてもらったが、パネルに入れて飾れるレベルだったので、1000円は安いのかも。なにせ、今夜は背景が曇り一つなく素晴らしいから、モデルを選ばず、最高の一枚が撮れる。大繁盛していたなぁ、あの露天。
30分ほどで集合の時間。バスに乗り込んでホテルへと帰る。帰る下山の道路からも夜景が見えたりし、観光のポイントとしてはかなり高い点数。
ん?
水辺に浮かぶ船のような物が見えてきた。ガイドさんの説明によると、そこが予定変更で行けなくなった水上レストランらしい。ガイドブックにも乗っているし、tkmねーさんも話のネタに行ったっていうから、きっと有名な場所なんだろう。バスの中からじゃ小さくて、どんな場所なのかは全くわからなかったけど。
んで、ホテルに着いてすぐにAさんはホテルのロビーで購入したダイヤを確認。すぐに宝石屋の店長さんの所へと行ってしまった。あたしは部屋で待機して、連絡を待った。
それからしばらくして、Aさんからの連絡が入り、AさんとAさんの仲間とで女人街へ出掛けた。これから女人街でお土産を調達する。
Aさんの話だと、ダイヤは本物で値段もそれなりの物だったらしい。ものすごくホッとしていたけど、あたしは「ぼったくり」って言った人にムッとした。安易に発言しちゃ駄目じゃん、やっぱり。
それと、ハート型のデザインはカットが珍しいから、いい買物をしたって言われたらしい。ふん、そんな事は購入するときにわかってたっつーの。ただ、不安だっただけだよw
あ~、良かった、良かった。
Aさんの話では、この後、宝石屋の子たちと部屋でケーキパーティーをするらしい。Aさんが誘ったわけじゃなくて、Aさんの部屋の人が誘ったみたいだ。ついでに、あたしも誘われた。
とりあえず女人街へ出掛けて、Aさんはお土産に「GAP」とかのパチ物パンツをねぎりにねぎって購入。それをお土産にするらしい。Aさんには「なんつーセンスをしてるんすかw」って突っ込みが出来るくらいまで仲良くなってた。Aさんの仲間は微妙にカップルっぽくなっていて、ほぼ別行動に。あ~、怪しいw
その仲間の一人が下着屋さんで、Tバックとか、Tバックとか、Tバックを買ってる。あれをお土産に?それともご自分で?
あたしはアクセサリーを入れる小物を購入。2000円くらいの値札から、三つで1000円くらいまでねぎってみた。最初はしぶっていた店員も
また来るからさぁ
って言ってみると、「OK」と諦めたみたい。ねぎって買物する事なんて日本じゃしないから、なぜか悪いことをしちゃったなぁ~って気分になった。
Aさんの買物を終え、あたしとAさんは、Aさんの同室の方と宝石屋の人たちと合流した。宝石屋の店長さんは気が強そうな子で、年齢的にはあたしより若いんだけど、態度は堂々としたもんで、ちょっと苦手。これを読んで気分を壊されると、あたし的にはやりづらいから、やんわりと書いておく。
その人たちと女人街を歩いてる最中、宝石屋の子は
「本物を持ってる」
などと、偽物を売ってる店員に言いまくってた。怖すぎるw
んで、ホテルに戻って「ケーキパーティー」なるものに参加。
みんな酒でも飲むのかと思ったら、一滴も飲まないらしい。ふん、甘いものなんて嫌いだ。あたしは飲むからね。コンビニでビールを購入。部屋の端っこで、ケーキを食べてる人たちを見ながらビンをラッパ飲み。
そこでの会話は微妙な感じで、お互い探り探り。あたしはなるべく地を出さない様にして、耐えた。年下に気を使うなんて・・・もう参加しないw
んで、12時くらいになったんで解散。何も残らない会だったなぁ。
部屋に戻って、同室の人と少ししゃべって就寝。明日は帰るのだ、日本に。あぁ~、MBと酒飲もう。早くチャイニーズホンjコンのまずい飯ともおさらばしてー。
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一番高いビルは88階
その日、彼女に見せたかった夜景が見れない苛立ちを、何を思ったのか、彼女にぶつける、人間として最低な男を香港で見せたMy men MB。爆笑
MB、これを見せてあげれなかったからってさ、ケンカすんなよ
グラフィックソフトの定番
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tkm
[1]2006.01.25.Wed @ 6:35 PM | [RES] -
今日は、ほんちゃん忘年会ー!
なんか、とても嫌な気分になったので、お口直しにEGOをば・・・「ぼったくり」ねー。失礼かもだけど、アジア圏でのお買い物は不安。
わたしも、韓国での買い物で買ったあとに、ちょーちょー不安になり、キャンセルしたことがあります。
外野に言われると、まじ、不安倍増´〇`;;ヴィクトリアピークからの夜景の画像、最高っす!
わたしは、ツアーで昼間に連れてかれたので、ふつーの見晴らしよい丘みたいな・・「ねぎり」日本人にあまりない習慣。
だから、なんか心苦しい^^;
けど、いいんす。原価はかなーり安いはずだから(笑) -
omika
[2]2006.01.25.Wed @ 6:41 PM | [RES] -
>>1 tkmさん
ねーさん、どんも。
忘年会はつまんなかったのかな?こっちは連日、酒の嵐です。>アジア圏でのお買い物は不安。
わからない物を買うときは、フンとにそう思うなぁ
>キャンセル
キャンセル出来る物であれば、後は自分の判断って事だーね。
あたしも慎重にやろっと。>ヴィクトリアピーク
「ヴィ」って書かれたのがシャク(笑)ビクトリアピークでいいじゃんよw
>昼間
あそこ、昼間見てどうすんだろw
>丘みたいな・・
(爆)
>心苦しい
そなんだよねぇ~、なんかやりにくかった。あまりやりたくありません。
>原価はかなーり安いはず
そうなんだけどさ、だったら相応の値札つけろって思うわけです(w
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水玉
[3]2006.01.25.Wed @ 6:42 PM | [RES] -
>気持ちじゃん!!
うんうん!!気持ちですよ!!
もし偽物だとしたって、買ってきてくれただけで嬉しいですよ!!
でも、とりあえず偽物じゃないみたいだし、よかったよかった☆百万ドルの夜景いいなぁ~~~
>あたしってフンとに夜景の似合わない男
あははははは(爆)
写真、めちゃめちゃキレイですねぇ!!
マジで行きたい。>ケーキパーティ
楽しそうだけど、胃 もたれそ、、、w