やーまん。
カラオケのし過ぎで自分の声が聞こえません。
珍しくほとんどの曲を誰かと一緒に、または一人で歌わされました。
だから、こういう風に言われたくありませーん。
オマエ、マイク ヨコセヨ。次ハ俺ノ番ダヨ。 |
だから、あたしが入れたんじゃねーってば。「大田区よいとこ一度はおいでチョイナチョイナ」なんて歌いたくねーっつーの。
アルファベットで O T A ~ェ~ェ
8月6日 PM04:00 K子到着
毎年恒例の花火大会、今年も小・中の同級生・ガーリックM氏の自宅でお世話になることに。
ガーリックM氏
「今年は仕事があるから、六時半に集合」
六時半とは花火が始まる直前。
毎年5時くらいに集合して、あたしはバーベキューの準備をしたりする。
この時期だから、階段の上り下りだけで汗かいちゃうし、
バーベキュー用の炭を起こすのだって汗ダク。
そうやって仕事をしてから飲むビアーが最高だったりして、準備もイベントの一つ。
それがのんびり集合って事で、なんか物足りない気分でいた。
K子
「(私は)何かすんの?」
特にない。食べて飲むだけ。
集合時間までゴロゴロして、そろそろ行くかってな感じでチャリンコ2ケツ。
表通りっていうか、地元の大通り、すさまじい数の人が駅から流れて来てた。
江戸川の花火は駅から土手まで距離があるんで、花火客の大群が駅から土手へと続く。
あれを見ると、地元じゃない気がして、ため息が… 「すんごい人… 人… 人…」
んで、チャリンコなんかは通れないわけだから裏通りへ。
さすが地元の裏通り。普段とほとんど変わらない静かな小道。
あのね、去年、ピンで参加したんだけど、大酔っ払いでさぁ。
「前、聞いたよ。今年は大丈夫か、心配」
あ~、たぶん大丈夫だけど、ほら、亀君の彼女をいじめたでしょ?今年は来てるかなぁって
「来てなかったら、●●ちゃま(あたし)のせいでしょーね」
やっぱり?ん~、悪い事したなぁ。反省五秒だけど。
それと、カラオケ。二次会はカラオケだと思うけど、ドン引き覚悟しておいてね。
「えぇ~、帰るよ」
無理無理。帰っちゃだめ。ある意味、儀式だから。
「何がそんなに最悪なわけ?」
えぇ~っと、ラップしか歌わないかもです。M氏は特に。それと暴れるかもです、わたしら。
「別にそれくらいなら」
いーや、絶対に辛くなると思う。覚悟しておいてくれ。
地元の連中と行くカラオケ。亀氏、M氏の二人はフンとにラップを歌うのが好き。
ヒップホップが好きな感じじゃなくて、ラップを歌うのが好き。
なんていうか、仲間だけなら問題ないんだけど、去年は亀氏の彼女がドン引き。
なもんで、うちのK子も引いたりすんだろうなぁと、先にカラオケの事を話しておいた。
PM 06:30
M氏の家に到着すると、すでに亀君とM氏彼女・Rちゃんが準備中。
おや?お前さん、早いでないの。
亀君
「毎年遅刻してるとうるさいからさ。もう3往復くらいしたよ」
亀君は遅刻の常連で、いつもバーベキューの肉が焼きあがる頃に来ていたため、
参加者からは非難GO!GO!心を入れ替えたのか、今年は集合時間の前に到着していたらしい。
Rちゃん
「亀君が早いんでビックリしました」
あ、やーまん、Rちゃん。こき使ってね。っていうか、オイラ達、遅くてごめん。
あ、M氏、どーも。何から手伝う?
M氏
「お前、おせーよ(笑)とりあえず、上で火を起こしてくんない?」
悪い悪い。じゃ、やってきまーす。K子、そこら辺にいればいいから。
M氏の実家。三階建ての持ちビルで、バーベキュー会場はその屋上。
花火の打ち上げポイント丸見え展望。あたしはすごくお気に入りの場所。
ただ、花火の打ち上げ場所が見えるほどの絶景も、鉄塔が視界に入るため、持ち主は不満らしい。
その屋上に上がると、バーベキューセットと折りたたみの椅子が置いてあった。
椅子を並べて、炭を焼き台に入れ、ガスバーナーを着火。
数年前から炭をおこす時はバーナーを使っている。
これはM氏の兄貴のアイデアで、着火剤とウチワを使い、必死で火をおこしていたあたしらに
兄貴
「いつまでたっても、そんなんじゃつかないぞ」
とバーナーを貸してくれた。それ以来、炭はバーナーでおこす。超簡単に火がつく。
超簡単。
超簡単なはずだった。
M氏の用意した炭は、若干しけっていたため、バーナーの火力でもなかなか火がつかない。
ん~、ん~、とうなっても、炭はパチパチしてくれない。
Rちゃん
「●●君、(M氏が)イカをさばいて欲しいって言ってる」
M氏、毎年肉しか用意しないのに、今回は
M氏
「シーフードもやりたくないか?」
と肉以外も用意しているみたいで、味付けなんかはあたしに任せたと言っていた。
M氏の自宅のキッチンに行ってみる。
M氏
「炭は?」
あんね、ちょっとしけってるかも。まだついてない
「まじで?っていうか、亀がやってんの?」
そうそう(笑)
「あいつじゃ、つかないw」
不安でしょ?早く切ろうよ。何、切るの?
「イカをかーちゃんに頼んだんだけど、一匹まるまるあってさ。切ってもらおうとしたら、いねーんだわ、今」
あぁ、楽勝よ、そんなもの。はい、包丁くらはい。
「輪っかじゃなくて、スライスみたいにして」
あぁ~、OK,OK
「味付けどーする?」
それなんだけど、オイスターソースを持って来るの忘れた(笑)だから、塩・コショウと醤油で。
「期待してたんだよ、それ(オイスターソース)」
今度、家で。はい、切れました。上で炭をやってます。
屋上に戻ると、やっぱり火はおきておらず、亀君とバトンタッチ。
亀
「何、何、俺じゃ駄目だって?w」
正解。
「つかねーんだもん、何がいけないんだ?」
腕(笑)
「そんなはずねーだろw」
炭がしけってんの。どーしよーかねぇ。もう始めるよ、花火。K子、始まるから、こっちで見てて。
K子、ほっとかれること30分。
PM07:15 花火打ち上げ開始
ヒューン!どかーん!バチバチバチバチ
始まりの合図を告げる、大きな打ち上げ花火が目の前に広がる。
おぉ、いつ見ても屋上からの花火はでっかいぞ~。
って、花火ばっかり見ているわけには行かない。
炭がおきないと、飯抜きに。
M氏
「どう?」
だめぇ~。
「まじかよ。弱ったな」
M氏はそれから、おとーさんにほとんど余っていない炭をもらってきて、
「これはこの前使っていたやつだから、たぶんすぐにつく」
フンとだ、バチバチいってんもん。よぉ~し。
なんて思っても、バーナーのガスが切れた。なんだ、この展開。
M氏、バーナー、切れました。
「えぇ?w でも、それだけついていれば大丈夫」
だめっす。ウチワで仰がないと。
ケツメうちわ、大活躍。大汗かきながら、必死でうちわを仰ぐ。
んで、やっと炭から火が…
おぉ~っしゃ~、食えるぞ。
コロナのビンを持って、かんぱーい。
今年の花火は30周年ってことで、規模が少し大きいらしい。何千発の違いだそうだけど。
風がいい感じに吹いていたんで、花火に煙がかぶることもなく、絶景。
網焼き部隊隊長のあたしは、花火も少し見つつ、イカ・エビ・ホタテのシーフードを焼き始めた。
花火 絶景はここら辺
★
───────────────────(屋上)
●K子着席亀
┌─┐
M│炎│おみ
└─┘Rちゃん
K子、あたしらが炎を囲んでいるのに、花火を一人で満喫中。
ほったらかしにしたのは悪かったけど、ワラタ。
いつもは見ながら食べるバーベキュー。M氏の提案「今年はのんびり」。
花火が終わるまではじゃんじゃん焼かず、花火を見ようじゃないかとなった。
今年の花火、普段より一回り、二回りくらいサイズが大きいんじゃないかと思った。
一年に一回だから、サイズを覚えていないだけなのかなぁ。
M氏
「後輩から聞いた話だと、最後は何百発も連続で打ち上げるらしいよ」
へぇ。
PM08:30
そろそろ花火大会は終わる時間。
M氏の言っていたように、これでもかってくらい連続で打つ上がる花火。
迫力はあるんだけど、いろいろな形の花火が重なり合って、何がなんだかわからない。
それが終わると、辺りは一気にシーンとなる。
しばらくすると、今度は花火帰りの客でM氏のビルの回りも騒がしくなる。
パトカーのサイレンや警備員の笛の音も、近そうで遠からずな場所から聞こえてくる。
それを聞きながら、あたしらのバーベキュー大会は改めてスタート。
花火を見た後にのんびりと食事が出来るのも、地元ならでは。
K子とRちゃんはやっぱり女子なので、花火に大変満足した様子。
あたしは焼き屋に集中しながらも、亀氏とM氏とは久しぶりなので、同級生トークを展開。
肉はM氏御用達の肉屋から仕入れた物で、「タン」「カルビ」「塩カルビ」の三種。
以前は「ミノ」なんかもあったんだけど、今回はシーフードがあるので抑えたみたい。
肉はまずいわけがないんで、焼き過ぎないようにするだけ。
シーフードは塩・コショウをして、醤油をかけて焼く。
炭に醤油が垂れると、屋台のしょうゆ焼屋を思い出した。
場所を借りるM氏のご両親に、ビールをケースでプレゼントした。
M氏
「ビールとか持ってこなくていいよ」
いーや、こういう時は差し入れないと。
「持ってくるなら、焼酎にしろってよ(w)」
おじさま… わかった、次は焼酎ね。
二時間くらいその場でまったり食べて飲んで。
酒の弱い亀君は缶チューハイ2本で出来上がってる。
亀君
「今日さぁ~、一人だから気楽w」
あ、そうそう、お前、呼ばなかったんじゃなくてさ、去年の事があって拒否されたんじゃないのか?w
「そんな事はないけどw あれはひどかったなぁ」
M氏
「こいつ(あたし)、カラオケ帰り、蔵前街道の二車線、通行止めにしちゃったからな。あはは」
覚えてませーん。
亀君
「うちには泊めれないし、ホテルも満室だし。去年は車の中に泊まったんだよ。お前のせいで文句言われて、なんでフォローしないで一緒に騒いでいるんだと俺まで怒られた。その雰囲気のまま一緒に寝たんだよ。やれやれだって」
それでも一応、今日は来る気持ちがあったわけ?
「来たがってたよ。まじで」
それ聞いて安心w
K子
「気にしてたもんねw 酔っ払いってだから嫌」
M氏
「で、今日は行くのか?」
行くのか?
K子
「…」
カラオケに行くのか?
M氏
「市川、小岩、立石の三箇所」
なぜ、立石が?w 普通行くなら新小岩だろ。
M氏
「最近、簾のせいで立石が好きだからw」
アホか。行くかよ。市川でいいんじゃないか?
K子の視線が「お前、やっぱり行く気満々じゃねーかよ!」と言っている。
亀君
「ケツメイシ、覚えてきた」
はぁ?「さくら」とか言うなよw。今日はロレツもバッチリだし、歌えるぞ、こら。
亀君
「高嶺の花」
ぷぷぷ、なぜその歌を言うんだよw まぁ、とにかく撤収して移動しよう。
PM11:00過ぎ 撤収
撤収作業。あたしの担当は焼き台の掃除。
一階まで炭を下ろして、ごしごし洗う。ビルの前の通りは、花火渋滞でまだまだ車が溢れてた。
まぁ、皆さん毎年同じ作業をやっていると手馴れたもんで、サクッと撤収。
しばらく渋滞が抜けそうな場所まで歩き、隣町の市川へタクシー乗車。
12時過ぎにはカラオケに到着し、すんなり部屋にも入れた。
「はじまりの合図」をぽちっとな。
歌詞見なくても最近は歌えちゃう。
それから二時間。
やっぱりラップ中心のカラオケ大会に。
あたしは、K子がドン引きしないように、歌を選んだつもりだけど、
M氏は相変わらず「イツナロウバ」をM氏オリジナルバージョンで歌っているし、
亀君も負けじと「ココロオドル」で頑張っていた。
M氏
「これ、歌ってよ」
いやだよ(笑)腹筋が痛くなるの、高くて。
「入れちゃおう」
ぽちっとな。
はぁ、これ、疲れるんだってば。
そんな感じで歌わされた
「アルファベットで O T A ~ェ」。
何が23区で一番大きいぜ!だよっつーのw
それから、ブッタだの、ケツだのって、わからないパートはオイラの番に。
亀、お前、ケツメイシ覚えてきたんだろ
亀
「高嶺の花だけねw」
それだけかよ。なぜ?w
亀君 「高嶺の花」インプット。
亀
「おい、ここ歌って」
なんで俺が歌うんだよw さっきから歌ってばっかりじゃん。
「最後、最後が歌いたいんだ」
亀君、RYOさんのパートしか覚えてきてねぇし。ダメポ。
あたしはK子が知らないというので、久しぶりに「ファミリア」なんかを歌ってみた。
最後の部分でややもつれた。うん、練習あるのみ。
しっかし、なぜ締めの歌が「Won't Be Long」なんだろ… M氏のセンスを疑うw
M氏
「やっぱり最後はこれだろw ウォンビウォンビ」
どうせ歌わないくせに、、、これも歌わされてカラオケ終了。
M氏
「三十分延長を」
しませんw
「延長を」
しません。K子を送らないと。そろそろ。
K子
「(思いっきり、うん、うん、とうなずく) (>G<)カエルナリ」
タクシーで地元に。
M氏のテンションはまだ覚めておらず、
「ラーメン屋でチャーハン食べよう」
あんた、さっき死ぬほど食べたでしょw もう帰りますよ。また次回。
「じゃ」と言ってバイバイ。
チャリンコで我が家に帰宅。
お疲れ様
K子
「送るって言って、あたしが帰りたいみたいじゃんw」
違うのか?おいら、後2時間はいけたけどw
「今日は飲んでないもんね、そこまで… 多少飲んだ方が元気余らなくていいんだね…」
酔うと限界まで使いますw
「あたしは疲れたんで、もー帰るよ」
おう、じゃー帰ろう。次はMBと映画&食事会です。おやすみなさい。
「またMBかよ」みたいな顔はしてなかったんで、MBよ、安心してw
さて、今日は店が終わったら、バイトか… 疲れたなぁ、さすがに。
【→もっといろいろ読む】長らく「WEB拍手」を設置してきましたが、facebookの「いいね」を設置することにしました。
お褒めでも苦情でも、何でも受け付けているので今後もよろしくお願いします。
尚、「WEB拍手」の方も愛着があるので、
見栄えは悪いですがしばらくこのまま残しておこうと思っています。
今回はどーでしたか?面白かったり、何か一言あったら押してみてくださいな。
いつも「拍手」ありがとうです。けど、「WEB拍手」には返事が書けません。あくまで「拍手」、あしからず。
記事に対してのコメントは右のフォームよりお願いします。トップページのメニューには掲示板も用意してます。
(*「WEB拍手」は稼動してます)
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ケツノポリスマン
[1]2006.03.05.Sun @ 9:29 PM | [RES] -
度々申し訳ありません。
最近、ここの日記コーナーが私のマイブームなんです。omikaさんの文章、私はめっちゃ好きです!読んでで全然あきない&面白い!すべてを読破しそうな勢いですよ、ホントに(笑)全部にコメント入れたいとこですが、さすがに控えときますf(^_^;
東京は何でもビッグですね!花火凄すぎです!
>今年の花火は30周年ってことで、規模が少し大きいらしい。何千発の違いだそうだけど
我が都の八戸(青森にあります)は何百発程度の花火大会ですよ(泣)何千発の違い・・・想像もできないですよ!あと、omikaさんの料理テクにも驚き!画面からうまさが伝わってきます!それに家事もこなしたり!家庭的な一面、尊敬です(私は未だに親のすねを噛み噛みしてますし・・)
今後とも楽しませてもらいますね!
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omika
[2]2006.03.05.Sun @ 9:30 PM | [RES] -
>>1 ケツノポリスマンさん
毎度どーも。
こんな日記でいいんですか?w ドウモ申し訳ない。>全部にコメント入れたいとこですが
全然問題ないですよ、ホントに嬉しいし。全部書いたら書いたでキモイけど(笑)
>何千発の違い・・・想像もできないですよ!
なんとなくわかる。あたしは逆に都内以外で花火を見ると「短っ!」と思うし。贅沢な地域だったのは認識してまーす。
>家庭的な一面
違う、違う。つまみがないと酒がおいしくないからやり始めたら、いつのまにかいろいろ作れるようになったのwだから、全然家庭的じゃないです。
ちなみに、小学校の時の夢は料理人だったんだけど、自分で作って自分で食べたいな!って思ってて。でも、それって「ただの自炊じゃん!」って関根努氏が言ってました。なるほど!!!と1人突っ込みしましたーw
どんどんコメント書いて下さいね。