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えぇ～、昨日は東京都でも有名な隅田川の花火大会へ行ってきました。

やーまん（￣皿￣）ｖ

あたしが住む地域とその周辺でで行われる花火大会は、
七月下旬と八月上旬に集中して開催される。

火曜日の第３９回葛飾納涼花火大会（柴又帝釈天付近）に始まり、
昨日の第28回隅田川花火大会（両国、深川、浅草橋周辺）で花火シーズン到来を感じ、
１日の江東花火大会、
来週の土曜日の第30回江戸川区花火大会、同じ日には第47回いたばし花火大会と続いていく。

こうならべると、近所でたくさん花火が打ち上げられてんのね。

墨田川、江戸川は、1～２万発近くを打ち上げる東京屈指の大きな花火大会。
あたしは今回の隅田川と、地元・江戸川の花火を見に行く事になっているんで、
大きな花火大会を二週に渡って楽しめるんだから今年はまぁ、なんつーか、珍しい年。

二週も続けて花火見るなんて高校生以来。

うちのＫ子に花火の思い出に聞くと、文句ばかりが…。

「家から音を聞くだけ」
「人がうざいだけ」

あまりいい思い出はないみたい。

Ｋ子の家は江戸川の土手沿いで、少し土手に上がれば絶景なのに、
溢れんばかりの人だかりが嫌で、毎年部屋に閉じこもっている。

去年もあたしはバーベキューに誘ったけど、
あたしの仲間に合わせるのが面倒なのと、
仲間の女（にょ）に会うのがおっくうという理由で拒否された。

あたしがバーベキューをしながら花火を見る仲間は、
Ｋ子の中学の同級生でもあり、どうもしっくりこないらしい。

なもんで、仲間からＫ子は「付き合いの悪い奴」と言われてるけど仕方が無いな。

それが、今年、何を心変わりしたのか、
来週の江戸川花火バーベキューに参加したいとＫ子が言った。
「したい」とは言ってないか、

「してもいい」

まぁ、あんまり変わんないけど。素直じゃねぇだけで。

そして、昨日の花火大会。

My men MBが彼女と同棲しているマンションの屋上で、花火が見れると言う。
MBは「Ｋ子ちゃんとおいでよ」と誘ってくれた。

なぁ、Ｋ子。ＭＢがお前と俺を花火に誘ってるぞ。
「江戸川？」

いや、隅田川。

「えぇ～、遠い」

だよな、行かないか？

「屋上で見るの？　花火見れるの？」

ＭＢは「見えないかも」と言ってる。

「（＞皿＜）アホ　意味ないじゃんｗ」

まぁ、たまにはＭＢんちにも行かないとよ。

「行けば？」

一人で行ったら怒ると思うけど。

「え？ＭＢ君？」

いや、お前さん

「わかった（￣＿￣）行く」

そんな感じで決まった二週連続の花火。

（なぜか今日もダラダラ書いて長いけど、店が暇だって思ってくれ。）

―３０日　土曜日　PM4:00―

昨日の日記で、Ｋ子が浴衣を着てくるのか、着てこないのかを書いた。
期待は全くしていなかったが、案の定、私服でうちに登場。

夏場の第一声は、大体決まっていて、

「あつ～～い」か、「背中がびしょびしょ～～」

さて、なんて言うかな。

「あつぃ～～い。もう汗が滝のよう。背中がびしょびしょ～。」

連発……　そして、ソファーでぐったり。

こっちはまだ何も言ってない。
というか、唖然とするな、このテンション。

おい、休憩している暇はねぇぞ。もう行くぞ。

「ちょっと　（Ｔ▽Ｔ）　ちょっと待って。汗がひくまで　（Ｔ皿Ｔ）ｲｼﾞﾜﾙｲｳﾅﾖ」

どうせ、またかいちゃうんだし、時間もないし。

ＭＢから電話。

ＭＢ
「今、どこ」

今から出る。５時過ぎくらいに到着。

「総武線で浅草橋。浅草橋から地下鉄で蔵前」

わかった。

ほら、ＭＢから催促の電話だよ。行くぞ。

「あぁ～～づぃ～～」

昨日はうだるほど暑かった？いや、もう駄目ってくらいの暑さじゃなかった。
大袈裟なんだ、うちのＫ子は。

ケツメＴシャツにケツうちわ ^*1 を装備。
誰かケツメイトを発見しないかなって思いもあって、ケツＴを着てみる管理人。
うちわは、Ｋ子の顔面を冷却するための道具で、ケツメバカと実用性を兼ねてる。

地元から電車に乗る。

五時前の総武線。
両国までの車内はまだまだ余裕があって、クーラーも十分過ぎるほど。
ひたすら、うちわで扇いであげたが、Ｋ子はキョロキョロしてる。

座ろうとするな。

「どーしてわかった？」

目がギラギラしてるぞ（笑）

「あはは、ばれちゃった　（＞▽＜）ｱﾁｰﾝﾀﾞﾖ」

浅草橋はどうだろうな、込み具合。

浅草橋に到着。地下鉄に入ると、切符を買うのに長蛇の列。

フォームも異常なほど人が立っていて、電車が来ても入れなかった。

しばらくすると、二台目が到着するんだけど、その車内も乗車率１２０％くらい。

あれに乗るのか…

「……無理」

いや、乗るぞ。

「無理」

着かないぞ。

「無理だって」

ほら、入れ。

「無～～理」

無理やりＫ子の手を引っ張って車内へ。

「だぁ～～、きつい」

ＭＢの家まで地下鉄で一駅。
一駅くらい歩けるけど、花火の日は道路に人が溢れてる。
車も進まないし、歩いたらえらい時間がかかる。
そんなわけで、ＭＢから地下鉄に乗れと言われた。
でも、あたしだけなら歩いたな、きっと。

あたしは地元で働いているんで、電車に乗らない。
ましてや、こんな状態の満員電車なんて…

でも、ドアに挟まれたカエルのように、人と人の間に挟まるＫ子。
ぶはは、書いているより、思い出した方が笑える。

ともかく、毎日満員電車に乗る人へ、お疲れ様。
まじで満員電車って嫌い。
好きな奴はいないと思うけど。

蔵前駅に到着。降りるのも一苦労。

「来週の花火はもういいかな」

おいおい（笑）まだ花火見てないし、凹むなよ。

「もう疲れた」

わかった、アイス買ってやるから。

「ハーゲンダッツね。後、ジュース飲みたい」

あそこで買うべ。

「あ、ここの自販機じゃ嫌（笑）」

とんでもねぇわがまま娘だな（笑）次のコンビニで買おう。
ん？それにしても、ＭＢんちってどこだ？（笑）

「あっちでしょ？」

あっちか？こっちのような気もする。あっちかなぁ。

あっちに行ってみる。蔵前駅の目の前なはずなのに、右か左かわからない二人。

こんなところにコンビニがあったか？

「あったような、なかったような」

まぁ、いいか、ここでお茶買って、ＭＢに電話をしよう。

何度電話をかけてもＭＢに繋がらない。電波悪いみたいだ、あの野郎の家。

しばらく歩いていると、ＭＢから電話がやっとかかってきた。

ＭＢ
「今、どの辺？」

現在位置を伝えると、「そっちじゃない」と言われた。
「あっち」と言ったＫ子を恨みそうになるが我慢。

「こっち」らしいよ。

「え、また戻るの？」

すぐ、すぐ。あ！！げそ焼がある、お好み焼きもある。やきそばもある！

「食べる事ばっかりｗ」

あんず飴とかないかなぁ。

「縁日じゃないんだしｗ」

だはは。

げそ焼下さい。４本。はい、どぉ～もぉ～

教えてもらったＭＢの家に到着。
ＭＢがエレベーターの前に仁王立ち。

ＭＢ
「よく来た」

（お前が最初っから電話に出てれば、もっとスムーズに来たんだよ）

ＭＢの部屋に到着。ＭＢの彼女・Ｙ子はなにやら準備中。

一服しているうちに、二人の準備が出来たようで荷物を持って屋上へ。

ＭＢは自分ちの屋上でしっかり場所取りをしていたらしく、
彼曰く「ここが見えるはず」なスペースにゴザが敷いてあった。
ちゃんと場所取りしているなんて、偉いじゃないか。
彼以外の住人も、例年の行事のため、しっかりスペースを確保してる。
打ち上げ、もう目の前ってくらいの場所なので、他の人の気合もわかる。
すでに宴会を始めていた家族グループもいたし。

（写真はまだ明るいうちに撮影したビルの下の映像。花火が始まると、道路を埋め尽くすほどの人だかり）

Ｙ子は花火のために、サンドイッチやつまみを沢山作ってくれた。
ピクニックにでも来ている感じ。
どれも手軽に手が出て、とってもおいしかった。センキューＹ子。

飲みだすビアー ^*2 はもちろん最高で、
早く始まらないかという雰囲気がビルの下(人がうじゃうじゃいた)からも、屋上からも伝わってくる。

始まる前、ＭＢは自分のビルの位置と、花火の打ち上げポイントの説明を繰り返す。
隣のビルのてっぺんが丁度花火を隠すらしく、去年はほとんど見えなかったらしい。

今回、スペースを取った場所がよく見えるはずだとか、
全然見えなくても許してくれだとか、
ひたすら弁明みたいな事を言っていた。

あたしは別に全く見えなくても良かった。
Ｋ子も「音だけでもいい」と言ってたし。

だけど、ＭＢはどうしても見たかったらしい。

ＭＢ
「これで見れなかったから引っ越す」

花火が見れるというんで借りたマンションなんだと、しきりに話していた。

―３０日　土曜日　PM7:00―

辺りはすっかり暗くなって、いよいよ始まるかって感じに。

うちらもつまみを広げて、酒もどんどん進むし、後は花火を待つだけ。

ＭＢ
「こいつのプレッシャーが気になる」

あたしは見えなくてもいいんだってば。なぜそんなに気にする。

そして、

花火が打ちあがり始めた。
ＭＢの言っていたように、目の前を遮るビルのてっぺん。

しばらく見えない時間が続いた。
というか、こっち側で打ち上げる時間帯がまだやってこない。

―３０日　土曜日　PM8:00前―

花火っていうのは、ひたすら打ち上げる人のペースで上がってくる。
なもんで、タイミングを逃すとあっという間に終わってしまう。

打ち上げ開始も前触れはない。
いきなり始まって、いきなり休む。

目の前にさっきより大きい花火が打ちあがった。

というか、

屋上にどでかい花火が何発も打ちあがり、屋上大フィーバー。
拍手も飛び交う。

なぜか ^*3 隣の隣に韓国人のグループが２０名ほどいて、
そいつらなんて、屋上に設置してある室外機やらフェンスやらに登って、
わけのわからん事を叫んでいた。（韓国語がわからないだけｗ）
おもしろかったのは、彼らの座っていたポジションに誰も座っておらず、
全員フェンスにしがみついて、なんとか花火の全貌をキャッチしようと必死だったこと。

ＭＢもＹ子も、そしてＫ子までも、花火の全貌が気になるらしく、
立ってみたり、そこらへんに登ってみたり、バタバタしてた。
座っても、ＭＢの言うほど見えなくないぞ。落ち着けよ。

ＭＢはマンションの屋上にある物置小屋の上に上れば、
さらによく見えるんだと、あたしらをしきにり誘う。
そこまで行くのに一苦労だっていうのに、Ｋ子を誘うなよ。
行くわけないじゃないか。
さっき見ただろ？
肩より低い台からも降りれないんだぞ（笑）
そんな奴がフェンスもない屋根の上、
しかも１２階のてっぺんなんて無理だ。

それにしても、目の前の花火はとてつもなくでかかったなぁ。
毎年、目の前に花火があって、おいしい肉を食べているけど、
今回の方が巨大で、綺麗だったかも。
全く期待していなかったから、あまりに綺麗でびっくりした。

しっかし、ＭＢはなんてタイミングの悪い男なんだろうなぁ。

彼は、一人でも絶景ポイントである屋上のさらに上を目指していて、
そこに行く前にトイレへ行って来ると張り切っていた。

だけど、そろそろ終わる時間。

さっきも書いたけど、花火は突然始まって、突然終わる。
トイレに行っている間に終わっちゃうぞ…

でも、止めなかったんだわ。そろそろ終わるといっても、まだ時間ありそうだし。

けど、、、

激しい花火の打ち上げが、終わりを告げようかってくらいに打ち乱れる。
屋上は花火の激しさに住人達が奇声を発し、Ｋ子もバカ面で口あけてる。
あたしも「おおぉう、すげ、これはすげぇ」とブツブツ言ってた。

ＭＢが戻ってきた。

おい、そろそろ終わるかも

ＭＢ
「音が凄かったｗ」

そして、最後の打ち上げ花火が。

最後はさすがに隅田川。豪華であり、豪快なラストは圧巻。
目の前だったので、すごく興奮した。

隅田川の花火が終わった。

Ｋ子
「終わったねぇ。凄かった。初めてあんなに大きいの見た」

そうだな、地元で見たら、ここまでの席取るの大変だし。

Ｙ子
「良かったねぇ」

ＭＢ
「もう終わり？」

半だし、終わりでしょ。

「４５分くらいまでじゃないの？」

さぁ、でもあの終わり方は…

ＭＢ
「もう終わり？」

終わりだよ

ＭＢ
「休憩が無かったな」

そうだなぁ、一箇所でがんがん上がったって感じだね

そんな感じで、しばらく余韻を楽しむ会話をしていると、

ＭＢ
「本当に終わったみたいだね」

だから、終わったって言ってんだろ！（笑）

なごり惜しいのか、ラストの半分を見てないから後悔してるのか、
その日、部屋に戻るまで何度も同じ事を言っていた。
タイミングがやっぱり悪いＭＢ。トイレは我慢するべきだ。

花火に興奮したのか、２０名ほどの韓国軍団のテンションもマックス。

韓国軍団
「レンアイチュウ、
レンアイチュウ、
レンアイチュウ」

ん？テーハミングじゃねぇ～のか？（笑）なんだ、あれは

「恋愛中って聞こえない？」

うん、聞こえる。

「レンアイチュウ」コールの騒ぎの中、
一人の韓国人が誰かに電話をしていた。
彼が冷やかされているんだろうか？　でも、なぜ日本語で…

そんなテンションを見てられなかったのか、
「管理人さんに悪いし」と、ＭＢは部屋に撤収を希望。
ゴソゴソ片付けだして、ＭＢの部屋に移る。

その後、部屋で再び飲みだして、四人でワイワイした。
案の定、ＭＢは酔っ払い、終電前に解散。
Ｋ子と１２時過ぎには地元入り。

なぁ、暑かったけど、行ってよかったろ？

「うん、楽しかった。あれなら見に行った方がいい」

だろぉ～。俺の手柄じゃないけどさ。来週もよろしく。

「ら、来週は、面子が…」

だな、来週はまた違う意味で熱いんだ。

「ＭＢ君、今度は映画だって」

ＭＢはうちらと一緒に「アイランド」を見に行きたいと言っていた。
映画が目的じゃなくて、その後に寄るレストランが本当の目的なんだけど。

と、言うことで次回ＭＢたちとは映画に行く事も決定。
あれよ、あれよってイベントが決まっていって、
一個、一個、こなしていくんだけどさ、
時間が過ぎるのが早い気がする。気のせいだと思いたい。

最後に。

隅田川の花火。仕掛け花火がない隅田川の花火だけど、
火柱みたいな迫力のある花火が数回見れた。
あれはどういう風に打ち上げているんだろう。
ん～、ものすごい火柱だったので気になって仕方が無い。

後、目の前で見ていたからハッキリわかったのか、
花火の色も目新しい黄色っぽい色があったが、
あれは新色なのか？周りが「新色だ」と騒いでいたけど。
科学的に花火も進化したりしてんだろうかねぇ。
進化してるなら、その速度はとっても遅いと思うけど、
あれはあれでいいんだよな。

昔ながらの花火が一番。

それと、

今回は絶景ポイントで見れたわけで
なかなかこういう風に楽しめないだろうとＭＢに感謝。

だけど…

花火の後、ＭＢは何を血迷ったのか、周りは浴衣に溢れてたんで興奮したのか、
自分の彼女の前で「合コンしたい！」と口走りそうになった。
アホ過ぎてフォローしてやる気にならなかったけど、
フォローしなきゃいけなかったのは隣にいたみたい。

まぁ、Ｋ子の殺意に満ちた顔は怖くて見てないけど、右耳の後ろらへんに（サーっと寒気が…）視線を感じる。

「どうせ、お前もだろ」

そんな、、、お前、目で訴えるなよ。。。

ＭＢはフンとにバカだな、なんでそんな話をするんだよ。

ＭＢのどあほ！

以上。

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