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ヤーマン

まず最初に「その肆」の「肆」は数字の４。
漢字の苦手なあたしが知るわけもなく、当然ネット検索かけました。
とっとと終わらせないと、７番目には通常では表示不可能に…。急ぎます。

２８日　ＡＭ６：００　Ｋ子起床
朝食を６時から食べに行くってことで、準備のあるＫ子が先に起きた。
あたしも一緒に起きたんだけど、洗面所を占領されているので何も出来ず、二度寝。
あたしが「６時から朝食が食べられる」と言っていたのを聞いて、
「顔、どーしよう」（化粧のこお）「これじゃ出れない」とバタバタしてる。
別にいいじゃないか、そのままで。
多少眉毛がないっぽいけど、誰も見てない！
周りはもっとひどい事になっているはずだから、きっと大丈夫！
っていうか、６時からじゃなくて、６時半からだったんだ。
いいや、言うのやめよう。必死で用意しているくらいが丁度いいはず。
半だっていうと、食べるのが７時になっちゃうよ。

２８日　ＡＭ６：３０　朝食

あ～さ～め～し～

昨日、食べ放題の２連荘だったのに、胃は全くもたれてなかった。
丈夫に生まれてきて良かったなぁ、ホントに。

体調もいい！たっぷり寝たし。
酒を少ししか飲んでいないせいもある。
普段、どんだけ飲んでいるんだろ。ちょっと反省。

朝食は、ホテルの１階にあるレストラン（？）で食べる。

宿泊する前は、ホテルで朝食は食べれないと思っていたから、
出かける前に腹ごしらえをどこかでしようと考えていたのに、
チェック・インの時に２日分の朝食券がもらえた。
朝からやってるお店が少ないので、これはラッキー。
「朝食バイキング」って事で、あたしら３連荘で食べ放題…。

バイキングのメニューは、
ご飯とパン、それぞれに合う朝食のメニュー。
サラダもモリモリになっていて、嬉しい感じ。

パン、ソーセージ、サラダ、ご飯、漬物、納豆、味噌汁…
トレイと取って、お皿をトレイに並べて、
食べたい物を順番に皿へ盛っていく。
いっつもそうなんだけど、バイキングでパンを取っちゃう癖があって、
ご飯だけでいいのに、バターなんかつけてパンを食べちゃう。
明日は絶対にパンを取らないぞ。

野菜は必ず一定量食べたくなるカラダに育てられたため、
野菜不足中の旅では嬉しいサラダの食べ放題。
山盛りにして、ドレッシング少な目。超幸せ。

北海道ならではと思うのは、「塩辛」と「じゃがいも」が置いてあって、
塩辛はご飯にぶちかけて、モリモリ食べた。
Ｋ子はジャガイモにバターをつけて食べたいと言いながら、
もうお腹いっぱいになっちゃったらしい。

あたしはデザートを取りに行くフリをして、
「おかゆ」コーナーでおかゆをゲット。
塩辛を入れて食べた。ん～、朝からおかゆっていうのもいいかも。

あ、Ｋ子がヨーグルトに何か（ブルーベリー？）を入れて食べてる。
まだ食えるのか。

朝食、満喫。

２８日　ＡＭ７：３０
食った、食った。朝からモリモリ食べ過ぎて、もう一眠りしたい感じ。
Ｋ子が準備するのに１時間欲しいというので、
部屋に戻ってからテレビを見ながらゴロゴロ。

「ニュースでも見ようかな」
Ｋ子
「ナントカパン見るんでしょ、どーせ（殺）」

物々言いながら洗面所に消えていくＫ子。

「あれ？フジテレビにアヤパンがいねぇーぞ」
「うわ！今日は土曜日で杉崎さんの番だった！めざまし土曜日じゃん」
「あぁ～、つまんねー」

洗面所に聞こえるようにしゃべってみたけど、反応は無かった。

２８日　ＡＭ８：３０
Ｋ子に怒鳴られて目が覚めた。
そろそろ出発の準備が出来上がるらしい。
なので、あたしは朝シャワー a.k.a 朝シャン。

２８日　ＡＭ９：００過ぎ
いざ、小樽へ出発。前夜の寒さを思い出して、２人ともしっかり防寒。
Ｋ子はカイロを両ポケットに装備。

Ｋ子
「（目の前の女子を見て）うわ、また生足」

目の前の人は、たぶん地元の人だと思う。
昨日も気温１度の札幌の街で、ミニスカートだの生足だの
超薄着の人たち（女子）を見かけた。
Ｋ子には、ここの人達はみんな軽装で、
あたしの知り合いも会った時は軽装だったと言ってあったんだけど、
目の前で見かけて、Ｋ子は本当に驚いたみたいだった。
たしかに寒そう。

ＪＲ札幌駅　→　ＪＲ小樽駅

小樽までは６００円くらい。乗車時間は４０分？

電車は予想以上に混んでいて、Ｋ子しか座れなかった。
けど、渋谷まで４０分と考えると、いっつも立ってるんだから
別にいいかって思えて苦じゃなかった。

札幌から小樽に向かう列車からは海が見える。
これがなかなか良い感じ。

ちなみに、ICカード乗車券「Suica」の北海道版は「Kitaca」。
東京の「Suica」対応エリアでは、
関西の「ICOCA」と共に利用することが可能。
あたしんちの店も対応してるＺＥＥＥＥ！！！
（ちなみにちなみに、東海は「TOICA」、九州は「SUGOCA」
まだ対応してませーん）

２８日　午前中なのはたしか
何時に到着したのか、忘れちゃったんだけど、
札幌からは１時間かからずに小樽に到着。
電車もすぐに来たし、かんなりスムーズに到着したはず。

Ｋ子は右も左もわからないわけで、
わかっているのはあたしの方なんだけど、
はっきり言って、今どこにいるか、
北海道全体のサイズでだったら言えるけど、
小樽の地図で言えって言われたら、全くわかんない。
駅からどこに向かえばいいんだ？
とりあえず、こっちか？

Ｋ子の目的地の一つ、「北一硝子」の看板が見えた。
こっちでいいらしい。
以前に来た時は、まず飯に行った。
今日はそこで寿司を食う予定でいるんだけど、たどり着けそうにない。
歩いて行ける距離にあるはずなんだけど、全く覚えてない。
駅の反対側だったよな、たしか…

公式サイトをプリントアウトしたのに、それを忘れてきた。
あたしってバカ。

まぁ、いいんだ。
iモードで検索をかけて、電話番号はゲットした。
地元のタクシーも店の名前で連れていってくれるはず。

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しばらく歩くと、徐々に店が増えてきた。

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目に入るお店へドンドン寄っていき、
「北一硝子」も、もう一つの目的地「ルタオ」も発見した。
以前は全く興味無かったけど、改めて見るといいもんだね。
あたし自身が成長しているのがわかった。
（どう成長しているかの話はまた別）

んで、千歳空港のお土産屋で大量に売っていた
「北菓楼」や「六花亭」のお店があった。
建物から推測するに、もの凄い売れ様。
２軒が仲良く並んでいて、周りには「北一硝子」も「ルタオ」もある。
この周辺だけで、とっとり早く用が済んじゃいそう。
（実際、済んだ）

Ｋ子、「北一硝子」にてオチョコを購入。
酒を飲まないのになぜ？
さらに疑問。お酒が売ってるコーナーにて、
北海道限定のスパークリングワインを購入。
てめぇ、酒飲まないじゃねぇーかよ（笑）
買ったワインは超甘口でＫ子向き。
チビチビやるんだろなぁ、買ったオチョコで。

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六花亭
北菓楼

「北菓楼」ではバームクーヘン、「六花亭」では…思い出せないけど、いろいろ試食。
Ｋ子が「六花亭」で買い物をしたら「おまけ」で試食券がついてきて、
その場でしか食べられないお菓子をもらった。あれは美味しかった。
（写真撮れば良かった…）
食べたのはチーズとチョコのお菓子。挟んである。
「ゆきんこ」とかいうやつの、別バージョン？？
お土産で買って帰ろうとしたけど、お持ち帰りは出来ないとの事。
出来ないって事前にわかってても、聞き直しちゃうくらい美味しかったんだ。
（聞いたのはあたしじゃなくてＫ子。聞いちゃう気持ちがわかった。）

「ルタオ」はケーキ屋？
ドゥーブルフロマージュでお馴染みの小樽洋菓子舗ルタオ【LeTAO】

店内は人、人、人…　そんなに有名なのか、ここ。

チーズケーキが有名らしい。何？ドゥーブルフロマージュ？
なめてんのか。なんて意味なんだ。洒落やがって。

あ………隣でもの凄く食べたそうな人がいる…。

Ｋ子は職場の先輩に、お土産のお返しをしたいらしい。
店内をくまなく見て回っている。
こういう時は、ほ
食に対して熱心な先輩に、ここのケーキを贈る事にしたみたい。
んで、自分は後でチーズケーキを食べて帰るつもり。
っていうことで、寿司の後はケーキに決定か。

Ｋ子が「ルタオ」で楽しんでいる間、
あたしは外に出て一服。ふー、天気良すぎ。
昼飯を食べる予定の「庄坊番屋」に電話をかけ、
３０分後の予約を取り付けた。いよいよ寿司。

Ｋ子がケーキを食べるから、寿司屋にタクシーで移動して、
食べたらまたタクシーでここに帰ってくる。
あたしもお土産を買おうと思っているし、問題なし。

タクシーに乗る前に、ケーキの食べられる場所をチェック。

２８日　ＰＭ１２：００過ぎ
「庄坊番屋」には、１２時半に予約を取っていたんだけど、
思いの外、店が近所だったって事と、
Ｋ子が早く切り上げてくれたおかげで、
１５分ほど早く到着しちゃった。

早く到着したけど、周りに時間を潰す場所がわかんない。
もう行ってしまえ！と「庄坊番屋」に突入。
予約名を言うと、座敷に通してくれた。

大きな地図で見る
↑地図で見る限り、超近けぇーーーーｗｗｗ
歩けば良かった…調べる事はやはり必要。

うなぎ・寿司・天ぷらの庄坊番屋 | 地元客から愛される小樽のお寿司屋さんです。

さて、まず何にしようか。
Ｋ子は？ちらし？握りじゃなくていいの？
俺はまず握り。他のも食べたいし、日本酒も飲みたいし。

えぇ～ビールにウーロン茶。
それと「生ちらし」と「北海」をまずお願いします。

座敷には女子高生らしきグループと、カップルが１組。
みんな「ちらし」を注文した模様。

昼時のはずなんだけど、混んでいる雰囲気はなく
すぐに寿司が出てきた。早すぎるくらい。

はい、シースー、ドン！！

グロマーのトロ大、ラーイク、ニーウー、ズーコー（←逆さじゃないけど）………
やっべ、超豪華。これで満足しちゃいそー。

早くお供を呼ばないと！！
小樽の地酒「北の誉」を即注文。

Ｋ子の「生ちらし」！！　イクラがこれでもかって入ってる。
これで２０００円なわけだから、他の寿司屋には入れないよな。
同じように贅沢で美味しかったりする店があるんだろうけど、
探す手間を考えたら、一度来た事のある場所を選ぶべき。
失敗するのが絶対に嫌だった。

「生ちらし」は女子のサイズじゃないので、
パクパク食べてたＫ子のペースが落ちてきた。
大満足なのを言ってくれるのは嬉しいんだけど、
シャコが気持ち悪いとか、ネタに対する冒涜も忘れてなかった。

あたしがウニの次に大好きな数の子。
写真中央に乗っかってるそれを、Ｋ子がなんとあたしにくれた！
（それはそれは立派なやつを！！）
まじでいいの？超うれしー！！！
イチゴケーキのイチゴなら、速攻で食べるけど、
数の子は最後の最後までとっておいた。

Ｋ子があたしよりも先に満足しちゃったので、
他を注文するのに迷ったあたしは、
「北の誉」をもう２合飲みたいけど、まだ昼間だし諦めて、
あたしだけ食べるんなら、「ちらし」にしようと思った。
ウニとイクラを死ぬほど食べたいから、
Ｋ子とは違う「番屋丼」というちらしを注文。

アワビが邪魔に思えるほど、イクラとウニだけで満足出来ちゃうちらし。
東京で食べたらイクラになるんだろう。来て良かった、北海道！！

「全て食べ終えた後の感想」
申し訳ない事に、途中でイクラに飽きてきた。

満足

会計後、入店時には気がつかなかった
有名人のサイン色紙に気がつくＫ子。
「当然か」みたいな事も言ってた。
以前の記憶だと、他の場所にも貼り付けてあったはず。
それを教えると、本には載ってない所で
しかも知ってる人は知ってる的な店で食べれて嬉しいと。
連れて来て良かった。友人情報のおかげ。感謝、感謝。
あ～な～た～の～　お～て～が～ら～

それと、「庄坊番屋」の関係者さんには失礼な話を一つ。
昼間だったせいもあって、店前に何の明かりもなく、
人通りも少ない場所で、Ｋ子は最初「ここ？大丈夫？」と思ったらしい。
あたしらがわがままで何も知らない旅行者だからなんだろうけど、
友人に教えてもらってなかったら素通りしてる店、と。
（内装はとってもいい感じ！ホントです！！）

あたしは元々紹介だから、その辺の事を全く考えてなかったんだけど、
Ｋ子の話を聞いて、たしかにそうかもと思った。

なもんだから、Ｋ子は食べ終えた後、
超の付く美味しさと、良心的な値段に感激してた。
不安だった分、ふり幅が大きく感動出来たんだろうなぁ。
あたしはそんな事微塵も感じずに感動してた、寿司と「北の誉」に。

「庄坊番屋」の前から、タクシーに乗り、
午前中いた場所へ戻った。
酔っ払っているから気分がいいけど、お腹は一杯。
もー酢飯、じゃなくて何も食べられな～い。

が、タクシーから降りて、いきなり向かったのは「ルタオ」。
あいにく（というかラッキー）な事に、
チーズケーキが食べられるお店は人で満席。
しばらく待たなきゃいけないらし。
その間に「ルタオ」店内を見たり、一服したり。
満席状態のお店から、何名かが出てきた。
空いたみたいだぞ？

いつもなら、あたしがレジに行くんだけど、
自分の主戦場をよーくわかっているＫ子。
あたしは一口も食べるつもりじゃないけど、
しっかり２種類のケーキをオーダーしてる。
あたしの分＝Ｋ子の分。

あたしは空いた席に先に座って、ボケーっとしてた。
何もしないで、座ったまま待ってる。
たまにはこういうのもいいかも。
何でも座るだけで出てくる。
こんな事をやってもらったら、
そりゃ人間、わがままになるよな。

「ドゥーブルフロマージュ」の普通のと、イチゴバージョン。
お土産として郵送する場合、冷凍になってしまうので、
生が食べられるのは直営店だけ！ということで
笑顔のＫ子は満足そうにケーキを２個完食。
一口食べたんだけど、たしかに美味しいんだけど、
豪華な寿司の後に食べる物じゃないなって感じ。

うっぷ

夜飯は、この旅最後の晩餐になるっていうのに、
何も浮かばない…

その後は、あたしのお土産を買ったり、
Ｋ子の妹のお土産を見た。

さすが小樽は海沿いなだけあって、
風が冷たく、目的がないと時間が潰せそうにない。
夜までいて、綺麗な場所に行ってみようかとも思ったけど、
３～４時には札幌に向かう電車に乗ってた。

小樽の寿司、また食べに行こう！！