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中国・大連旅行編、第３回。アメリカ旅行に比べて、今回はテンションが全然違うね（＾＾
では。

旅の羅針盤ネット-[国際]：ホテル情報 大連九州華美達酒店 (ラマダ ダイレン)
（宿泊したホテル）

ガッカリな夕食を終え、ホテルに帰った後、Ｔさんが体調不良となったので、一人で市内観光に出掛ける事にしたあたしは、ホテルの前の道路を車にプープー鳴らされながら横断し、右も左も当然わからない街をガンガン直進した。

ガイドさんの話によると、市内のお店のほとんどが９時までの営業らしい。
９時まで？ってことは、後３０分くらいしかない。
ホテルから少し離れた場所に、大きなデパートが何棟か立っていたはず。
まずはそこの周辺に行ってみよう。この道で合ってんだろか…。

んで、昼間は明るい街は、夜は街頭が少なく暗い。路地に入ると真っ暗って場所もある。

暗すぎ？いいや、もっと凄いよ。
^*1

ほら、真っ暗っしょ？

香港は夜も商店街は明るく、路地も街頭が少しはあったけど（街自体が明るい方）、大連は全体的に暗い感じ。
暗いと行っても、路地には人がわんさか歩いているし、危険な香りがするわけじゃない。アメリカだと周りの身長差にビビらされると思うけど、ここではあたしより小さい人が少なくないわけだから、日本の夜を歩いている感覚に近かった。物乞いとかも全然見当たらない。

路地を一本抜けると、道路の向こうにバスから見えた大きなデパートらしき建物を発見。けど、道路はビュンビュン車が通っていて、さすがの中国人も渡ってない様子。ここは渡れない道路らしい。じゃぁ、こいつらはどこから向こうに渡るんだろう。
とりあえず、左か右か。道なりに歩いていけば、たぶん信号も歩道もあって、向こうに渡れるはず。
よし、右に行こう。

が、進めど進めど、道路を渡る場所がない。あれ？何百メートルかは歩いたんだけど。
っていうことは、何か地下道的な物がないと向こう側には行けないわけだ。
この道にある地下道入り口は閉まってる。ならば脇の路地にあるんじゃないのか？

探すとすぐに見つかる地下道。東京の地下鉄の暗いバージョンって感じの入り口を降りて、丁度反対側に出る。交通量の多い道路はこうして渡っているらしい。ふーん。

ここは何個か入った地下道の中でも、かなり綺麗な地下道。エスカレーターもあるし（帰り道では止まってたけど）。ドアが無くて、ビニールののれんがドア代わり。

んで、反対側に出て、さっき見かけたデパートまで戻る。時刻は８時４５分。早く行かないと閉まっちゃう。

ここがそのデパートの正面。この時、デパート名がわからなかったけど、のちほど調べると「太平洋デパート」というらしい。

もうすぐ９時なんだけど、とりあえず閉店時間をインフォメーションの係に聞いてみた。

あたし
「えくすきゅーずみー　わったいむくろーず」

係の女性
「………」

あたし
「わったいむくろーず　　ないん？てん？」

係
「な、ないん…」

あたし
「おー、ないん。（時計を見る）おーけ。ねくすたいむ。せんきゅー」

係
「………」

あたしの英単語でビックリしてんじゃねぇーよ。おいおい、昼間は白人さんが沢山いたぞ。それでいいのかよ。

「太平洋デパート」は１０分くらい館内を見回る事が出来たけど、外観からすると相当館内は広い。全部は見れないから諦めた。

（デパートの周りでは怪しい露天がオープン中。こちらは閉める気配なし）

よし、次、次。

次はこの周辺とさらに裏手へ行ってみる。

「王将」発見。

メニューは日本と違う感じ（当然だけど）。餃子かぁ。餃子は失敗しないんだろうな。食べてみたいけど、どうせ食べるならラーメンにしたい。マックもあったけど、別の店にしよう。

マクドナルドとケンタッキーは、日本でも見かけるファーストフードの店の中で、かなり数が多かった。ケンタッキーは、駅周辺にもあったし、この先でもかなり見かけた。

あたしが撮影した場所では、外装工事がされてた。他のを撮れば良かったなぁ…。

マックは「麦当芳」って書くんだね。
ポップ（チラシ・ポスター等）は日本と大体同じ感じ。

（日本で言う、エビちゃんとかイケメン君起用）

「ラーメン」という看板が見えたので、メニュー看板をまず撮影した。

ラーメンが載ってないが…。なんて思っていると、中の店員がすっ飛んできて、撮影は困ると言われた。なんでだよ。怪しい物でも扱ってんのか？中に入るのは辞めた。

んで、もう一軒「拉麺」の看板を見つけたので入ってみた。「味千拉面」という店らしい。メニュー看板を見て、鳥が乗ってる味噌っぽいラーメンを食べてみようと入店。
入店すると、誰もやってこない。レジでくっちゃべってる。

あたし
「にーはぉ」

店員
「にーはぉ」

あたし
「…（やってるかどうかって何て聞くんだ？）らーめん、おーけー？」

店員
「ｆじゃｆじゃおじゃじょぺじぇおｊ（解読不可能）」

適当に座れって言っているかもしんないから、空いている席に近づき、「おーけー？」って感じで店員を見た。店員はニコっとしてうなずいたので着席。

メニューをもらい、さっき見たラーメンを探す。うーん、漢字を読んでくるのを忘れた。えぇーっと…

あたし
「でぃすわん、ぷりーず」

店員
「さｊだしｊさいだじゃｓじゃぢあ（解読不可能）」

あたし
「何？」

店員
「ｄさおいさいｄしあ　　ちっ　　だしあいｄさ（ここを見てとメニューを指指す）」

ん？これ？っていうか、おい、今さ、「ちっ」ってやったろ（笑）お前、ふざけんなよ（笑）だからさ、これだよ、わかってんのか？

店員
「（値段を指指してる）さｓじゃいさいｊ」

あたし
「まにー？おぉ、そーりー」

値段を見てこなかった…わからないから、２０元札を出して見せてみた。けど、店員は首を振ってる。っていうことは、足りないって事なんだろう。１００元札を出して渡すと、すぐにお釣りを持ってきた。

レシートにこう書いてある。

台号　８

たぶんテーブルの番号だね。

人数　１

あたし一人ってことだ。

猪軟骨拉面

ん？いのししなんこつらーめん？

いのしし？

おい！！！！！！！

そんなの頼んでねぇーぞ（笑）ぎゃははは。あたしが違うのを指指したか、ラーメンに乗ってる具を鳥肉と勘違いしたのかもだけど。しかも、２７元って…。安いよなぁ。
（帰国して調べたら、２７元のラーメンは高い方らしい。）

待つ事数分。いのししラーメンがやってきた。

ふむ、見た目は味噌っぽいかな。が、そう言えば水とか大丈夫なのか？急に怖くなった。
恐る恐るスープを飲んでみる。じゅるるる。

うん、どうってことないか…。うまからずまずからず…。
麺は…まずい！！
イノシシも行ってみよう！！臭いは？ないない。歯ごたえは？固いチャーシューって感じ。
３口くらい食べて、ごちそうさまをした。

店から出て行く客に何も言わないんだな。もう金払ってるもんね。
っていうか、あいつら、ずっとレジで遊んでいやがった…。

うーん、具合悪くならなきゃいいけど…。いいや、この調子でいろいろ食べてみよう。もっと奥の方も見に行ってみることにした。

路地を抜け、また地下道を通って大きな道路に出ると、昼間バスで通った道に出た。遠くに球体が見える。

あれは昼間も見た。大連の「友好広場」という場所だ。球体は最近出来たんだけど、広場自体はソ連と中国が友好的関係だった時に作られたらしい。

ソ連がパリを真似してここら辺の道とかを作ったんだってさ（中山広場もそう）。今は無きソ連との友好を象徴する広場、その周りにはロシア人街もある。よし行ってみよう。

広場の中央にある球体は、何色も色を変えて点灯し、広場全体が華やかなイメージ。

もう９時半を過ぎて、一般のお店は閉店しまくっているのに、歩いている人はかなり多い。広場の付近には地下道があって、それを使わないと歩行者は道路を渡れない。あっち側に行くにはさて、どっから…。

あたし
「あいうぉんとぅごーとぅざおーばーさいど。でぃすえんとらんす、おーけ？」

中国人っぽいやつ
「さいおｄじささｄじゃしあっさいｊだあいだ」

あたし
「あっち、あっち（ジェスチャー）」

中国人っぽいやつ
「（うん、うん、とうなずく）」

あたし
「さんきゅー」

反対側に到着して思ったんだけど、今日は何時に寝ればいいんだろ。帰ると１１時前くらい。んー。朝は６時に起きるんだったよな…。ってことはそろそろ帰らないと。ってことで、友好広場付近の観光を終えたら帰ることにした。

友好広場の周りにもケンタッキーがあって、他のテンポよりも大きく目立ってた。少し路地に入ると、全く何もなくて暗い。ロシア人街っていうのはここら辺じゃないっぽいから、もう諦めて帰るとする。帰りの道で「吉野家」を発見。

食べようとするが、明日の朝食でご飯とみそ汁があるって聞いていたので辞めておいた。

友好広場をグルっと回って、来た道を戻ることにした。けど、それじゃつまんないので、違うルートを選択したら道に迷った。あれ？ここってさっき歩いたっぽくね？似てるだけ？路地とか地下道の入り口が似てる。暗くてよく区別が付かなかった。

でも、道が単純なのですぐに現在地がわかった。気がつけば目の前に「麦当芳」の文字。これは買えってことなのかも。ホテルで食べよう。

うげぇー、すんげぇー人がいる。こいつら、団体かぁ。中国語が全くわからん。
おい、お前、あたしの前に割り込んでんじゃねぇーよ。

あたし
「えくすきゅーずみー　ねくすとおーだーいずみー」

中国人
「…（あたしの顔を見て無言）」

割り込み中国人はあたしの前の仲間にオーダーを伝えてから、別の仲間が待つ奥の席に座った。油断も隙もありゃしないよ。

待つこと、５分以上。

５分だよ！！
下手したら１０分くらい！！

漢字で表すと、こうだ。

怒

こ～のやろ～～。

っていうのも、前の団体君たちが、全員シェイクだ、ポテトだを注文しやがって、それをマックの連中がモタモタやってんの。あたしは本をバッグに本を入れておいたから待てたものの、あたしの後ろの人は帰っていく人もいたくらいだ。なんなんだ、この従業員は！！連携ってものがなってないんだよな。日本のマックは最高だよな、やっぱり。

で、いよいよあたしの番ってなるんだけど、レジの子、若干疲れちゃってんの。あはははは。

あたし
「でぃす、わん。うぃず　こーら」

中国人
「（ポテトを指さして）ちぇあｈふぃおあえｄじえ」

あたし
「のー。ざっつおーる」

中国人
「ちぇｊさいおｇぱね？」

あたし
「ん？つーごー。（ちがうか）あー、あいうぉんとぅていくほうむ」

中国人
「ちゃねにおあいおあｍｌ；あうぇ」

まだ何か聞いてくる。

中国人
「ちゃねにおあいおあｍｌ；あうぇ」

あたし
「（わからん。ポテトを指さしてたので、あたしも指して）のー」

中国人
「ちっ　（レジにカードを通して）　ちぇｇｆらおあじょｐ」

また、「ちっ」っていいやがったよ。こいつらの口癖なんかね、これは。まぁ、こっちも中国語を話せないわけだし、悪かったよ。カードを通してたってことは、何かレジの操作をしたってことなんだよな。それが何か「ちっ」って事なんだと思う。値段が少し下がった様子だし。なんなんだろ。

で、会計だな。１６元？はい、２０元。

中国人
「ｄふぁだｓｓにおぱいだいえはお？」

あたし
「（あれ？足りないのかなぁ。いや、足りてるよ。なんか聞いてるっぽが…）んー、のー？」

中国人
「（不機嫌そうに小銭を出して、４元分の５角 ^*2 を出す）ｔｙそあいおあえあい」

あたし
「さ、さんきゅー」

５角…１０角で１元なわけだから、８枚って事は４元。１元札も１元コインも無かったから、あたしに「１元ない？」って聞いていたんだと思う。うーむ、なかなか手ごわかった。

よし、ホテルに帰ろう。

ホテルに戻って、部屋に入る。Ｔさんはバッチリ寝ている。シャワーに入る前に、マックを食べてみよう。

ビックマックとコーラ、ちゃんと注文出来てるね。ただ…コーラの氷は大丈夫なのか…。

さて、ビックマックの方は…

ハンバーグがなんかさ、しなびてね？あたしがよく食べる地元のマックのはさ、作り立てだからもう少しボリュームもある感じなんだけど、疲れちゃってるよ、こいつ。

しかーし、ビックマックというのなら、絶対に大丈夫！！食べてみる！！

パクリ

うーん、ビックマックなのは間違いないんだが、完全に冷めてる。久しぶりに食べたなぁ、冷めたビックマック。小学性以来か？

むしゃむしゃむしゃ

よし、シャワーにしよう。最初っから吉野家とか王将にしときゃ良かったかもね。ガイドさんの話では、沢山出ている屋台での食事は控えて欲しいって事だった。だから、おいしそーなチキンのバーベキュー串とか、よだれが出ても買わなかったし、屋台のスープっぽい物も手を出さなかった。結局、イノシシラーメンとマックだもんなぁ。かっちょ悪いよ、全く。

シャワー。出がいい。痛いくらい（笑）日本からボディーソープの類を持ってきたから、いい匂いで今日の疲れを流した。

シャワー後、シャワーカーテンに微妙な穴が開いていたらしく、トイレの周りがビチャビチャ。自分の使ったバスタオルをトイレマットに使う。

次に、歯を磨く。ガイドさんの話だと、ホテルであっても水は飲むなって事だった。口を洗うのには、ホテルが部屋に用意してくれたペットボトルの水を使ってくれって事で、部屋には人数分のペットボトル（５００ｍｌくらい）が用意されてた。なんだか、そういう話を聞いちゃうと、ペットボトルの水でさえも、口に入れるのが怖い。歯を磨いたのに、なぜだか気持ち悪い感じ。

んで、一応サッパリしたわけで、ベットイン。ＤＳで英語の勉強。覚えている限りの日記メモを取る。時刻は１１時過ぎ。明日は６時起き。おやすみなさい。

つづく。

【→もっといろいろ読む】