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火曜日、ふぐをご馳走になった後、My men ガーリックM氏の「迷子になっている」という連絡を受け、チャリンコを走らせた。ひれ酒のせいで、かなり酔っ払っていたはず。なぜ迎えに…。自分でもよくわからない。ハッキリ覚えているのは、M氏が迷子中の場所から、タクシーで帰ってきたら、３０００円以上はかかるって事と、「待っていて」と言われてもいつ帰ってくるかわからないから、迎えに行っちゃった方が早いってこと。

汗がじっとり出てきた頃、M氏から再び連絡が入る。

M氏
「柴又帝釈天に来ちゃったよｗ」

あたし
「あ”ぁ？？動くなって行っただろ！！」

M氏
「それさ、言われたんだけどさ、来ちゃったよ」

あたし
「動くな！！」

M氏
「柴又街道沿いをそっちに向かうから」

動くなって行ったのに、動いて遠ざかってやがんの。やれやれだ。
でも、よく知ってる道に出てくれたので、探すのは楽。

あたしが最初に走った道順が次の地図の赤線。
赤い点がM氏との合流地点。遠いよ！！駅１個分も走ってたのね。

（縮尺：1/21000）
M氏
「おぉーい！！」

手を振ってる酔っ払いがいる。
おい！こらー！！！

M氏
「いやー、焦ったね。迷子だよｗ」

あたし
「汗ビチョビチョなんですけど」

M氏
「●●君、さぁ、飲もうよ」

あたし
「俺さ、今日さ、ふぐをご馳走になったんだよね。誕生日で。だから、もういいよ」

M氏
「そんな事言わずにさ、飲もうよ。おごるよ」

（お、おごり！！）

あたし
「ジーパンまでビチョビチョ。触らないで。きもちわるい」

M氏
「何がいい？肉？ラーメン屋で飲む？」

あたし
「いいって。おじやも食べてお腹一杯なの」

M氏
「ラーメン食べれるって」

あたし
「食えないよ。一人で食べれば？行くから」

………こんな会話をしながらピンクの線を帰ってきた。

地元のラーメン屋で、酒の飲める場所へ行こうと思っていたのに、あたしは閃いちゃった。M氏にこってりラーメンを食わせて、具合を悪くしてやろう。地元の駅から離れて、「奥戸」へGO！！向かうは、深夜のラーメンでここら辺だと最強にコッテリのラーメン屋「貴夫」。（ピンクの点）

あたしとM氏は、高校時代によくここへ食べに来てた。あたしはよく前を通るし、超たまに食べる（食べると胸焼け。けど、また食べちゃうっていう）けど、M氏は何年ぶりって言ってた。

「貴夫」到着。

M氏
「ビンビール」

店員
「ビール、出してないんですけど」

M氏
「あ………じゃぁ、みそチャーシュー。お前は？」

あたし
「食べないって………じゃぁ、みそホルモン」

M氏がおごってくれた………食べれるのか？しかも、身体全体がビチョビチョでキモチワルイ。

食べれる………ふぐのフルコースをほぼ２人前も食べた後なのに。
自分の胃袋に拍手してやりたい。

あたし
「ここのラーメンさ、バスケ仲間はみんなで、“もたれる”とか“ぬるい”とか言ってんの。俺もそー思うんだけどさ。明日の朝、胸焼けするはずだよ」

M氏
「うめぇー　（ずるずるずる）　うめぇー　（ずるずるずる）　」

あたし
「今はいいんだよ、うめぇーんだよね。だけど、終わるとわかるよｗ」

食い終えて、地元を目指しチャリンコをこぐと、

M氏
「く、苦しい。ちょっと歩かない？」

早いよ、へたれるの…。

だけど、歩くのは気持ちが良かった。汗がひくし、昼間は暑かったけど、夜は過ごしやすい。このまま歩いて帰っても平気な気分。

真っ直ぐ歩けば地元なのに、

M氏
「そう言えばさ、ボーリング場から歩いて帰った時あったよね？」

あたし
「違うよ、俺のチャリンコはパンクしてたから、俺だけチャリンコを引っ張って帰ったんだよ。あなた達は途中からタクシーに乗ったじゃん！」

M氏
「行っちゃう？」

あたし
「ボーリング？いいかもｗ」

ここからだと線路と橋があるため、真っ直ぐ行けないボーリング場。
再びチャリンコでエンヤコラエンヤコラ。（青い線）

一度もサツに合わなかった。普段、バスケ宴会の後はよく捕まるのにな。
捕まったら捕まったで、テンション高めのあたしたちに遭遇するサツもかわいそーなんだけど。

汗がまた出てきたけど、もうずぶ濡れなのでへっちゃら。

M氏
「股関節が痛い」

こういう苦情が後部座席から出て、歩いたりもして、ボーリング場にやっと到着。

M氏
「割と遠いー」

勢いで来ちゃったけど、ちょっとお疲れな二人。

写真だと元気そう？

２ゲームやってみて、最初が１１４、２回目が１４７。２ゲームとも１０点差で負けた。けど、１００点以上っていう低いノルマはクリアしてるし、これでよしとする。３ゲーム目もやろうかって言われたけど、どうせ二人ともボロボロになるし、このくらいで退散することにした。

ボーリング場はビルの２階にあって、１階はゲームセンターになってる。
帰りは二人でゲーム対決。

エアーホッケーに挑戦したら、全然エアーの聞いてないホッケー台で、玉が浮いてないから滑らない。ただのホッケー。爆笑した。勝負は３点差で勝利。へへへ。

じゃぁ、帰ろうか。もう３時だよ。

M氏
「なんだかんだで、濃い三時間だったね」

帰り道は延々真っ直ぐM氏の自宅、と思ったら、

M氏
「（M氏の働いている場所）▲▲にさ、チャリンコあるんだけど、寄ってもらっていい？」

もうこの際だから、そこまでチャリンコをこいだ。（緑の線）

M氏
「今日は悪かったね。すっかり酔いも覚めた。ラーメンの苦しさもボーリングやったら無くなった」

あたし
「帰って寝る。明日は夜がバスケで、仕事は早く起きる日」

M氏
「吉野牛、食ってく？」

あたし
「絶対に食わねぇーよｗ」

ということで、ダラダラ帰宅したのでした。
元気過ぎて、自分が何歳なのか、本当にわからないのでした。ちゃんちゃん。
ぺいーす。