っていうか、現在人が観覧中。いらっさいませー。

デイブんちの2日目 後編 ~アメリカ旅行編~

2007年1月アメリカ旅行 | Comment : 0 | 2007.02.26.Mon @ 5:09 PM

デイブんちで二日目。夕食後、しばしの休憩。
食べ過ぎたので苦しい。
この後もビール攻めなのは確実だから、少しでも回復しておかなきゃだ。

タラが帰宅。あたしらを呼びに来た。

うんだば、よっこらしょ。

重たい体を起き上がらせて、出発の準備。

タラは元気だった… そうかぁ、今夜もテンションは高そうだなぁ。

タラの車に乗り込み出発進行。
タバコを買いガススタンドによると、Y子が気持ち悪いと言い出した。

Y子は体調不良なため、家に戻る事にしたらしい。
Y子、食後も具合が悪いって言ってたもんなぁ。

ガススタンドからデイブの家に戻る。
Y子は「ごめんね」と何回も言っていた。

戻る車内、MBはあたしと一緒に遊びに行くって言っている。

おぉ!!MBも挑戦しに行きたいのか?
Y子無しで頑張る気になったのか?
感心、感心。一緒に英語にもまれよーぜ。

デイブの家に到着。

MB
「やっぱり、Y子が心配だから残るわ。お前、行ってこいよ」

何っ!!!

… んまぁ~、いいか。
あたしなら申し訳ないけど、置いていくけどね。
それはお互いの付き合いの問題もあるし、仕方ない。
問題なのは、タラと一緒に行くことだ。
一人って… 誰も助けてくんないじゃん。
日本語も禁止かよ。

あたしも家に…いや、あたしだけ行く雰囲気になってる。
タラだってさ、せっかく遊びに行くのに、
ニポン人のおもりなんか可愛そうだよなぁ。

Y子達が車から降りたので、あたしがタラの助手席へ。

タラ
「○○○(あたしの名前)、れっつごーw」

あたし
「お、おーいぇぇー」

車、急発進。だ、大丈夫なのか?
っていうか、タラとだってまともに会話出来ないんだけど…

走り出した車の中に、タラとあたしだけ。
車のカーラジオがガンガンにかかってて、
タラはノリノリで踊りながら運転してる。
何か喋ろうにも英語が出てこない…。
こんな時はなんて言えばいいんだー!!

もうこうなったら、歌うしかねぇ。
知っている曲ばかりかかるので、タラと一緒になって歌った。
(もちろん 英語なので鼻歌だけど)

タラ
「Y子、◎▽×◎▽×◎▽×?」

うーんっと、「体調は大丈夫なの?」か、
「どうして具合悪いの?」のどっちかだろうか…。

あたし
「うーん、Y子 えいと あろっとおぶすてーくす」

タラ
「あはん」

あたし
「あんど、ざすてーき いず べりーれあ」

あたしは何を言っているんだろうか(笑)
自分でも笑えてくるよ…この英語力…。

タラ
「おー、◎▽×◎▽×」

何言っているのかわからないけど、
「そのせいかしら」みたいな感じで答えてくれているのを祈る。

タラ
「○○、ゆーおーけい?」

あたし
「(お腹をポンと叩いて)ぐー!のーぷろぶれむw
あははは あいらいく すてーき」

タラも笑ってくれたので何かは伝わってるはず。

15~20分後。
目的地に着いたらしい。
どうやら、クラブというのはバーの事みたいだ。
っていうか、車で来るしかない場所だよな、ここ。

タラ
「○○ー○、ID ◎▽×◎▽×」

たぶん入り口でIDを見せろって事を言ってる。
パスポートはちゃんと持ってきた。

入り口の門番にIDを見せ、中へ。

店内はとても洒落たバーで、
あちらこちらにモニターが設置。
バスケの試合やスポーツニュースが流れていた。
バスケの試合は大学の試合みたいだ。
こっちのテレビは大学生の試合も放送する。
(主に地元の大学)

タラがビール(コロナ)を買って来てくれた。
お金を渡すが受け取ってくれない。
困るんだけどなぁ、そういうの。
一応、あたしは何歳か年上なわけだし。

で、ビールを持って移動。
タラの仲間が何人か先に来ていて、
すぐにタラから紹介を受ける。
あたしの事も少し説明してくれたみたいだ。

女子2名、男子2名。
みんな、とても体がでかい。

自己紹介が済んでから、
タラに連れられ奥へと移動した。
店内を案内してくれているのかな?
トイレくらい人に聞けますよー。

ん!!

奥には巨大なダンスフロアが…
こりゃ、たしかにクラブだわ。
3百人くらい踊れるよ。

でも、誰も踊ってなかった。
なぜだ、こんなに巨大なホールがあるのに。

タラが「ここがDJブースよ」って感じで
DJを指差した。

あ、あのぉ~、それくらいはわかるんですが…。
っていうか、タラにDJを教えてあげられるくらいわかるのに!!

タラ
「うぃーくえんど、ぱーてぃー。ふぉぉぉ!!」

週末にパーティーがあるのか、
先週末、ここでパーティーを楽しんだのか、
どっちでもいいが、とにかく楽しんでいるのはわかる。
が、タラのハイテンションについて行けず…。

フロアに踊っている人がいないので、
タラの仲間のところへ戻る。

あたしは会話が全くわからないので、
ビールで時間を潰した。
ここじゃタバコが吸えないので、ビールの減りも早い。

よし、ビールを買いに行ってみよう。

カウンターごしに、

あたし
「ころな、わん、ぷりーず」

ばーてん
「(無言でコロナを取り出す)」

あたし
「さんきゅー」

ばーてん
「◎▽×◎▽×、ぶらざー」

$10を出したら$7返ってきた。
コロナが$3かぁ、ここ、安いな。
こんなに洒落てんのに。

っていうか、バーテンに「ぶらざー」とか言われたぞ?
わけわかんないけど、ちょっと嬉しかった。

ビールを買ってタラ達の下へ戻ると、
タラに「◎▽×◎▽×」と言われた。
なにやら移動するらしい。

タラ
「○○ー○、れっつごー」

移動なんだなって勝手に思い、

あたし
「おーけー」

タラの後に付いて行き、店を出た。

タラ
「◎▽×◎▽×◎▽×」

「まだ行くよね?」か「もう帰りたい?」のどっちかだと思う。

あたし
「はぶにん あぐったいむ、れっつごーねくすとw」

英会話の本、読んでおいて良かった。
Having a good time
(楽しんでます)
こんなの絶対に出てこなかったよ。

タラ
「おけー、れっつごー」

タラの車に乗り込み、二軒目も行ってみる事にした。
前回の旅だったら、絶対に帰ってた。
だってさ、英語出来ないし、
タラともそんなに仲良くなかったから。

どんな事もやれるだけやってみようと決めていたので、
タラが帰るって言うまで帰らない。
酒を飲みに行くんでしょ?酒の席なら任せといてYO!!

と、強気に思ってみても、
車内は相変わらず、洋楽カラオケメドレー。
次の場所がどんな場所か、全くわからない。

タラの仲間達も車で同じ場所に移動してるっぽい。
一番でかい女子(北斗明とあたしは命名)の車が、
タラの隣を走ってる。

タラ
「◎▽×◎▽×◎▽×」

んー、さっきの場所は盛り上がってなかったって言ってると思う。

15分後、次の場所へ到着。
今度はさっきよりもバーらしい外観の店。

IDを見せて中に入ると、
そこは映画に出てきそうなバー。
カウンターや円卓を囲み、みんなが立ち飲みしてる。
音楽もガンガンにかかっていて、
みんなが好き勝手に酒を飲んでる。
ニポン人、あたしだけ!!わーい!!完全なアウェー。
(さっきもそうだけどね)

タラがビールを買って来てくれた。

あたし
「さんきゅー。タラ、あいぺい ゆあねくすとどりんく」

タラ
「おけw ちあーず」

あたし
「かんぱーい」

思わず日本語が出てしまう…。


タラの仲間達がいつのまにか増えてる。
ないすとぅみーちゅ~。

立ち飲みをして数分、円卓の席が空いた。
みんなでそこに移動。
タラの仲間の男性陣は行ったり来たりをしていて、
あたしの目の前には、
タラを含め女性が4人も。
変な緊張よりも、浮いてるなって感じた。

タラ達はめちゃくちゃ元気で、
しゃべりまくってる。
あたしはとりあえず飲み続けた。

あ…

タラが例の“毒水”を四杯持ってきた。
女性陣の一気祭りか?と思ったら、
あたしの前にグラスが来た… なぜ…

タラ
「○○ー○w」

れっつごぉーで一気。ふぅ。
こいつを二回もやらされる。

タラへお礼のビールを買ってやった。
カウンターでビールは普通に買えるらしい。
もっと手強いかと思ってたんだけど。

タラ
「◎▽×◎▽×◎▽×」

タバコのポーズをしているので、
「タバコを吸いに行こうよ」って言ってるんだと思う。

タバコは外で吸う。
タラの仲間の彼氏なのか、たぶんそうなんだろうけど、
いつのまにか、あたしの横にいた。
タラに紹介してもらうと、彼は握手してくれた。

あたし
「あいきゃんすぴーくいんぐりっしゅ ありろぉ」

タラの仲間の彼氏
「おー、◎▽×。あいきゃんとすぴーくじゃぱにーずwははは」

たぶん「平気さ。俺は日本語を話せないし」ってジョークだろう。
お前が英語話せなくても大丈夫、俺も日本語出来ないんだし。
なんか閃いたっていうか、そういう事かと妙に納得。
こいつ、好き。

タバコを吸う場所は入り口付近なので、
いろんな奴が行き来してる。
そんでもって、全員が仲間のように、
誰とでもしゃべる。あたしも声をかけられた。
あたしにはやめてくれよw


中に戻り、再びビール。ビール。ビール。

タラの仲間達は徐々に酔っ払い始め、
あたしに下ネタを聞いてきる。

北斗明
「◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×」

両手を広げ人差し指と親指をくっつけて、
女性性器を作ってる。あははは。
「これはなんて言うの?」って、
そんな質問、どう答えろっていうんだw

マンコか?

迷ってるあたしを見て、皆さん、爆笑。

北斗明
「◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×」

女性性器の中央を、ベロベロベローと舐めるのを見せてくる。
あははははは、バカじゃないの(笑)
みんなも大爆笑。
それ、日本語でどう説明しろってんだよw

腹いてぇーw 北斗、おもろい。

タラが席を外している間、北斗明はこうも言ってた。

北斗明
「タラ、◎▽×◎▽× くれいじーがーるwあはは」

あたし
「のぉーwww」
「たら いず ふれんず おぶ ひゅー あめりかんw ゆのー?」

北斗明
「あはは」

あたしの反応を見て、楽しんでいるな、こいつめw
それにしてもだ、
「数少ないアメリカ人の友達」って伝わったかなぁ

酒の“つまみ”にされてはいたが、どうやらちゃんとタラ達の輪に入れたようで、
気分は全然嫌じゃなかった。むしろいじられて気分爽快!
最初は全然輪に入ってなかったもんなぁ。
当初の予想だと、蚊帳の外がずっと続くもんだと思ってたから、
この展開は予想外。とってもハッピーだ。
ホントに Having a good time だよ、これは。

二度目のタバコタイム。
外はもの凄く寒い…。

さきほどの下ネタトーク以後、
タラの仲間達が沢山しゃべりかけてくる。
はっきり言って、全くわからない事ばっかり(w)
それでも容赦なくしゃべってくれるんだから、
ほんと助かるよ、会話が止まったりしなくて。
あたしが黙っても、別にどうでもいいって感じ。


店内へ。


タラの仲間 女子B
「まんでー、ちゅーずでー、うぇんずでー」
「◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×」

たぶん「日本語で何て言うの?」だろう。

あたし
「げぇつようび、かようび、すいようび」

女子B
「◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×」

あたし
「もくようび、きんようび、どようび、にちようび」

女子B
「◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×」

違うらしい。ん?あ、そっか、どれが月曜日かってことか。

あたし
「まんでー いず げつようび。おーけ?」

女子B
「げつようび!! げつようび!!」

その調子。

あたし
「ちゅーずでぇ いず かようびっ!」

女子B
「かようびっ!かようび!!」

はい、一体なんでこんな会話になったんですかねぇ。
さっぱり覚えてません。

月曜日から日曜日までを覚えさせたので、

あたし
「ぐー。わっ とぅでぇい?」

女子B
「きんようびっ!」

あたし
「ざっつらぁい!!」

くだらねぇーw
今思えば、笑っちゃうよなぁ、このシーン。
何を必死に教えようとしたんだろ。

酒のテンションがあたしを助けているため、
いつのまにか

あたし
「いっつ ふぁにー」

とか、普通に言ってる自分がいた。
すげー上達してんじゃんかよ、英会話。
どこで覚えたんだ?会話でか?
(funnyは「おかしい」、fannyは「お尻」)

深夜の12時、混雑していた店内も、
次第に隙間が目立つようになってきた。
かなり泥酔している女子がいて、
ひきづられるように出て行った。
こっちのメンバーにも、一人、やばいのがいる(笑)

女子C、こいつはあたしのMy men ガラゴンの彼女
がら子に顔がそっくり。うり二人とまではいかないんだけど、
フンとにソックリだ…いるんだなぁ、同じ顔の人って。
(三人はいるって話だよね?)

で、この女子C。
あたしに携帯を向けて撮し出したりしてる。
あたしは“変顔”をサービス。

女子C
「ふぁにー。あははは」

どれどれ、携帯を貸してみろよ、あたしが撮ってやるよ。
携帯を借りて、女子Cを激写。

あたし
「かもん、すとれんじふぇいすwあははは」

女子Cも“変顔”をくれた。白目… ぎゃははは。

女子C
「◎▽×◎▽×◎▽×、あはははは」

あたしもカメラを持ってくるんだった…。
こんなに撮る瞬間が豊富な場所、他にないのに!!

1時前かな?
北斗明と女子Bは彼氏と帰るらしい。
二人とも「また会いましょ」って感じでバイバイしてくれた。
北斗明、英語を覚えたら変態トークしようね!!
君の恥ずかしい部分の事をめちゃくちゃ聞いてやるからな!!

さて、タラはどこに行ったんだ?
あぁ、あそこか。仲間が沢山いるんだなぁ。

ん?なに?
知らない外人、もしくはここのグループの男性か?
外人が話しかけてきた。

知らない外人
「(あたしのビールを指差して)◎▽×◎▽×」

「おかわり?」って聞いてる?店員?

あたし
「さんきゅー、あなざーわん」

「もう一つ」ってのはY子に聞いておいた。
使い方は合ってるのか?

店員らしき人
「おけぇ」

そいつはカウンターにビールを取りに行った。
ありがたいな、お金を用意しておかなきゃだ。
ここ、深夜はホールに店員がいるのかなぁ。
さっきまでは自分で取りに行ってたから、
存在に気がつかなかった。

店員らしき人
「◎▽×◎▽×◎▽×」

コロナを持ってきてくれたので、
お金を渡したら、受け取ってくれない。え?

店員らしき人
「◎▽×◎▽×◎▽×」

ん~、わからない。
ん~。

飲め飲めってジェスチャーしてる。
おごってくれんの?まじで?

あたし、知らない外人にご馳走になるの巻き…

なんだったんだろ、あいつ。
そうだよなぁ、ホールに店員なんか一人もいねぇし。
なんて気前のいい奴なんだろ。
ゲイじゃないよな?まさかねw
(後々、タラの知り合いだって事が判明)


気がつくと、側で飲んでた女子Cはフラフラになってる。
おいおーい、だいじょうぶかぁ。

タラ
「◎▽×◎▽×◎▽×w」

タラが戻ってきて、「帰ろうか」って言ってる(気がする)。
あたしは十分楽しんだから、タラに「うん」と言った。

タラ
「(女子Cに)◎▽×◎▽×◎▽×」

女子C
「◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×」

どうやらタラは女子Cを送っていくらしい。
シチュエーション的にそうだ。

タラの車に乗る。

あたし
「たら、ごーとぅ はーはうす?」

タラ
「いえす。◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×?◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×!!あはは」

あたし
「あははは」

とりあえず笑っておけ。
タラはもう手加減してくれないテンションだ。
あたしが英語出来ないなんて、全く関係ないらしい。

車内でタラとタバコをプカプカ。
窓を全開にしているため、かなり寒い。

女子C
「◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×、きゃー」

後部座席で寝ている女子Cも寒いらしい。あははは。
あたしらはお構いなく、カーラジオの曲を叫んだ。

「あわなくれぜぇ~~じぃ~~~♪
 あわな らんららぁ~♪」

日本ならパトカーが来ます、絶対にw


山道ではないんだけど、林が茂る道路を爆走。
人なんか歩いてない。
歩いていたら怖いって感じの道。
それなので、かなりのスピードが出せちゃうわけで、
危ないドライブが20分くらい続いた。

女子Cの家に着いたらしい。

あたし
「へい、ばっくほーむ だよ!!」

「だよ!」は余計なんだけど、
とりあえず声をかけてみる。

女子Cはムクっと起き上がり、千鳥足帰って行った…。
じゃ、今度はあたしらが帰る番だね。

タラ
「◎▽×◎▽×◎▽×◎▽×」

ん?何だって?

タラ
「◎▽×◎▽×◎▽×」

「まだ行く?」って?え?
いいよ、別に。まだ飲めるし。

あたし
「おぉ!!いぇす、れっつぱーてぃー!!」

タラ
「ふぉぉーー!!」

まじでやばくね?あたしとタラw


三軒目。ここも車で来ないと無理な場所だよな…。
映画のセットのようなバー…。
深夜なため、かなりの酔っ払いがチラホラ見える…。
酔っ払ってケンカを売られないようにしないと。

タラに付いて行くと、ここでも友達を紹介される。
二人の男。一人はメキシカンっぽい奴。
あだ名はジャイアン。理由はのちほど。
もう一人は、小洒落たセミロングの白人。オーランド・ブルームっぽい。
あだ名はスネオ。これも理由はのちほど。

タラに紹介をされると、
ジャイアンがいきなりおごってくれた。

あたし
「さんきゅー」

ジャイアンは、「まぁ、飲めよ。おら!」って感じ。
こいつ、会話に「ふぁっく」を挟んでくるぞ。
あぶねぇーなぁ(笑)

タラが別の知り合いの所から戻ってきて、

タラ
「ちょきもーい」

をジャイアンに言い放った。
あたしにも「彼はチョキモよね?」と聞いてくるので、

あたし
「ちょきもーい」

って叫んだ。

そうしたら………。


いきなりジャイアンが怒り出した。
あわわわわわ。

あたしのビールを他のテーブルに「ダンっ!!」って感じで置き、

ジャイアン
「げっらうとっ!◎▽×◎▽×ふぁっきん◎▽×◎▽×◎▽×!!」

ものすごーく怒ってる(汗)

まじかよ、冗談が通じないのか?やべぇー。
まじで焦った。

あたし
「おー、そーりー、みすたー」
「いっつまい じょーく。あいむそーりー」

胸に手を当てて、心から謝っているジェスチャーを加えて謝った。
んで、タラの方を見て、困っていると
タラもジャイアンに何か言ってくれている様子。
そのおかげか、ジャイアンの怒りは治まった。
ふぅー、まじで焦った。
あぁ~、ちょっと調子に乗りすぎたかなぁ。

あたし
「あいむそ~り~」

じゃいあん
「◎▽×◎▽×◎▽×ふぁっきん◎▽×◎▽×(にやり)」

とりあえず許してもらったのかな。
ここにはいてもいいらしい。

ジャイアンの隣のスネオは、

スネオ
「◎▽×◎▽×◎▽×、おーけー、おーけー」

と、何事も無かったかのように笑ってる。
本当に大丈夫なのか?

ジャイアン
「ふぁっきん◎▽×ー! せい “ふぁっきん◎▽×~!”」」

あたしも一緒に言えって?

ジャイアン
「わん、つー、すりー!」

ジャイアン&スネオ&あたし
「ふぁっきん◎▽×ー(さいこー??)」

「はははは」みたいな感じ…何を言わされているんだ…

ジャイアン
「(カウンターに座っている女性を指差して)◎▽×◎▽×◎▽×」

彼女に向かって言えって言ってるらしい。

ジャイアン
「わん、つー、すりー!」

ジャイアン&スネオ&あたし
「ふぁっきん◎▽×ー(さいこー??)」

言われた女性は「またお前かw」って顔をしてるぞw
知り合いらしい。

で、次は一緒にカウンターに移った。

ジャイアン
「へい!へい!!」

バーテンを呼びつけてる…ジャイアンだな、フンとにこいつは。

ジャイアン
「◎▽×◎▽×てきーら◎▽×◎▽×◎▽×」

て、テキーラって言ったよな、今。
やんの?ここで?あたしも?

ジャイアン
「(飲むフリをして)てきーらー!!」

「てきーらー!!」と叫べって言ってる。
ま、まじかよ。よぉーし、やってやんぜ。

ジャイアンとスネオとあたしでテキーラを一気飲み!
うぉー!!

あたし
「てきーらー!!!!」


おいっ!!!あたししか言ってねぇーじゃねぇーかよw

あたし
「俺だけかよw」

思わず言ってしまう…w

叫んだせいで、店中の飲んだくれがあたしの事を見てる。
気のせいじゃなくて、いろんな人と目が合った。

それからしばらくして、二本目のビールを飲み終えた頃、
タラが帰ろうと迎えに来た。
そういえば、三軒目に来てから、全くタラと話してない。
すっかりジャイアンのペースに巻き込まれていたらしい。

別れの挨拶をジャイアンとスネオにした。
ジャイアンは最後まで会話に「ふぁっく」を挟んでる。
スネオはあたしの飲みっぷりに好感を持ったのか、
あたしに笑顔で、「お前、おもろいな」って言ってる(気がする)。

あたし
「テキーラー!!!」

最後にもう一発叫んでおいた。
笑ってる二人とガッツリ握手をし、店を出た。
いやー、ジャイアンが突然怒り出した時はビックリした。
それでも最後はワイワイやれたから、終わりよければすべて良しとする。

ジャイアン、あだ名をつけた理由、
『えばりん坊だったから。英語がしゃべれたら、あたしもいじってやるのに!!ちくしょうw』

スネオ、あだ名をつけた理由、
『ジャイアンが鞭なら、彼は飴。ジャイアンの子分のようにも見えたから』

タラの車でデイブの家に帰宅。

タラの部屋も二階にあり、あたしは自分の部屋の前で
今夜のお礼とおやすみの挨拶をした。
そんなに会話はしてないんだけど、特別な体験をさせてくれてまじサンキュー。

部屋に入ると、MB達は当然寝ていた。
倒れるようにソファーベッドへ。
まじで頑張ったよ、今夜は………。

zz ZZ zz ZZ zz ZZ zz ZZ zz ZZ zz ZZ

zz ZZ zz ZZ zz ZZ zz ZZ

zz ZZ zz ZZ

目が覚めると、誰もいなかった。
もう二人は起きているらしい。
リビングに行ってみると、MB、Y子、テレサ、タラが起きていた。

あたし
「ぐっもーにん」

テレサはタラから昨日の話を聞いていたらしく、
「何杯飲んだの?」「楽しかった?」とY子を通して聞いてきた。

あたし
「えっと、最初のバーでコロナを2本。
次のバーでコロナを5本?毒水を二杯。
三軒目でコロナを2本?テキーラを一杯w」

Y子がそれをテレサに伝える。

タラ
「◎△×◎△×◎△×◎△×」

Y子
「タラがね、そんなに飲んでたの知らなかったってw」

あたし
「タラとは離れて飲んでいた時もあったから」

MBとY子に昨日あった事を簡単に話した。
下ネタで盛りあがった事や、ジャイアンが突然怒り出した事。

MB
「お前、帰ってきてから、寝言がやばかったよw」

Y子
「心配しちゃったw」

あたし
「あははは」

MB
「○○、頑張った、とか言ってたぞw」

Y子
「他にも何か言ってたw」

あたし
「あはは。まじで大変だったんだって」

寝言は英語交じりだったりもしたらしい(笑)あははは。
大変だった事は、帰ってきたあたしの状態で想像がつくってMBが言ってた。

昨日は何人と言葉を交わしたんだ…記憶はしっかりあるんだけど、
人の名前が思い出せない。んー、あだ名でいいか。

酒が飲める体でフンとに良かった。
飲みなれているせいもあって、なんとかしのげた。
自分の体力にも助けられた夜だった。
普通の旅行じゃ出来ない事をまた一つ体験。
いい思い出として残る、貴重な夜。
おつかれ、自分。

つづく。

【→もっといろいろ読む】




[ Facebook いいね!]と「Facebook 送る」
長らく「WEB拍手」を設置してきましたが、facebookの「いいね」を設置することにしました。
お褒めでも苦情でも、何でも受け付けているので今後もよろしくお願いします。
尚、「WEB拍手」の方も愛着があるので、
見栄えは悪いですがしばらくこのまま残しておこうと思っています。
[ WEB拍手 ]
WEB拍手 今回はどーでしたか?面白かったり、何か一言あったら押してみてくださいな。WEB拍手
いつも「拍手」ありがとうです。けど、「WEB拍手」には返事が書けません。あくまで「拍手」、あしからず。
記事に対してのコメントは右のフォームよりお願いします。トップページのメニューには掲示板も用意してます。
(*「WEB拍手」は稼動してます)
コメント数:0
『デイブんちの2日目 後編 ~アメリカ旅行編~』へのコメントはまだありません。
右のフォーム(スクロールに付いてくる右のヤツ)より気軽にどうぞ。
「POST」を押してから、反映には時間がかかる場合があります。
間違えて連続投稿しちゃっても、気にしないでくーださい。
内緒で応援してくれる方は、WEB拍手 「WEB拍手」WEB拍手でお願いします。
デイブんちの2日目 前編 ~アメリカ旅行編~ このページの先頭へ戻る 一番初めに夢中になった人
お気に入りに登録 RSS



まだありません。気楽にどーぞ。
項目を記憶 | 返答を通知
[+] [Top100]Page Ranking

[1つ前の記事]
デイブんちの2日目 前編 ~アメリカ旅行編~
[1つ新しい記事]
一番初めに夢中になった人