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今日は早起きしたので、ずっと紹介したかった本をネタにします。けど、沢山紹介しちゃうと怒られちゃいそうなんで、チョイ出しです。

写真の本は佐藤和歌子さんの著書「間取りの手帖」。
部屋の間取りが沢山載ってます。
ただの間取り集なら、住宅情報誌と同じなんだけど、この本は一風変わった、というか、こんなのありえねぇー的な間取りばっかりが収められています。佐藤和歌子さんの肩書きは「間取り収集家、Madorist」とあり、そこからして面白いんだけど、とにかく扱ってる間取りが最高。

たとえばこれ。

「入ってびっくり、同じ部屋。」

んー、このページだけだと、そんなに面白くないな・・・。
この本はページをめくっていく過程が大事なのか、そっか。

この間取りの下には、これがあるんだけどね。

「びっくりするまでに少し時間がかかる。」

こんな感じで突っ込みがおもしろいんだけど・・・うーん、伝わるかな。

この本には作者のコラムや対談なんかも載ってる。
対談では掲載した間取りについて、あれやこれや文句をつけていってるんだけど、妙なこだわりとかが垣間見えておもしろい。

これとか…伝わるかなぁ

「だいたい、こんなに扉があったら落ち着かないよ。怖くて夜中に一人でいられなくなるよ。だって、扉がいっぱいあるんだよ。誰かいるかもしれないってことでしょ？」

「誰かいるかもしれないってことでしょ？」

間取り一つでここまで話せるってすげー。

次のこれもおもろい。話のネタになってる間取りは、お風呂に入るためには玄関を出てかなきゃいけない部屋の間取り。

「これはすべてを洗い流すための間取りなんです」

さっきの発言もこの発言も、作者さんのものじゃないんだけど、とにかくこいつおもろい。

また、「理想の間取り」について語られているんだけど、その中で「コンビニと繋がってる」ってのがうけた。

文章がなんとか読めると思う。発言しているのは文筆家さんの発言。この物件は架空のものだと思うんだけど、いやはや物凄い出不精、っていうか出たくはないけど買い物はしたい中途半端なヒッキーのよう。

水槽の部屋　１０帖・・・　ぎゃはははは

「省略マークも納得の１００帖。」

あたしのMy men MBが

MB
「ここに引っ越せ。そして、ベランダに住まわせろ！」

と言ってました。ぎゃはははは。
こんな部屋ならキャッチボールだって出来るし、キャンプも出来るし、やりたいほーだーーーい。
ベランダに住んで、部屋は倉庫にしちゃうって感じ。
ただ、きっとこれは架空の間取りだと思う。
ありえなくない？ルーフバルコニーじゃなくて庭だったらわかるんだけどさ。
田舎とか、ありそうじゃん。

と、うだうだやってきましたが、こんな感じの本です。

間取りの手帖
	佐藤 和歌子 リトルモア 2003-04 売り上げランキング : 18207 おすすめ平均 むしろ間取り図に興味ない人にいいかも フローリング、ロフト、バルコニーたちに賭けた夢の跡 間取り好きにはオススメ Amazonで詳しく見る

こちらは続編

間取り相談室
	佐藤 和歌子 ぴあ 2005-03-18 売り上げランキング : 81425 おすすめ平均 わかりにくいかも。 プッと笑える簡単明瞭相談室です。 おもしろい。 Amazonで詳しく見る

どこかで見かけたら、読んでみてくーださい。
じゃ、仕事に行ってきます。