日曜日、待ちに待ったライムスのライブへGO!
天気はどんより気味で、一緒に行く水玉んの雨女ぶりを流石だなと思いつつも、ZEPP東京の立地の悪さに勝るほどではないから雨でも別にいいやと。あそこ、ライブ後すぐに遊べる場所がない。チラチラ終電を気にして飲むのはどこでも同じだけど、ヴィーナスフォートでそれをやるつもりは毛頭ないので、イシハラーの暴力で早くあそこをカジノでも何でもいいから立てるつもりで、とっとと解体して欲しい。あたしらのための貴重な場所であることは間違いないけど…今までの事にも感謝はするけど、アーティストが成長してるんだったら、赤坂の方でいいんじゃないか!と。師匠は特にTBSなんだからさぁ。と、ブツブツとまずはZEPPディスをしてみるのだった。べ、別に、全面禁煙エリアになったからって文句を言ってるわけじゃないYO!ただ、単純に、終わったらすぐに飲みたいんだっていうだけで。
で、
以下は、あたしのつたない文章でダラダラ感想を書いていくわけだけど、最近はちゃんとした方々の文章の方が何億倍も役に立つってことで、まずはこちらをどーぞ。ZEPP東京で行われたツアーのレポが、臨場感ありありで書かれております。
RHYMESTER @ Zepp Tokyo | 邦楽ライブレポート | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト
読んだ?読んだ?
ライブの細部はDVDのほーでって感じの丁度いいレポになっていると思われます。拍手!
ステージ・セットの演出が凄くて、思わず見入ってしまうのだ。巨大なレゴや積み木ブロックで組み上げられたような、一軒の家と左右にひとつずつのゲート状のセット。その立体物全体が、ときに模様を、ときにアニメーションを映し出すプロジェクターになっている。映像の方も立体の構造を活かした視覚効果をもたらしていて、実に斬新かつポップなテクノロジーが採用されていたのだった。
こう書かれているように、今回のステージセットは凄かった。「マッピング」という技術を使っているそうなんだけど、ステージ中央に平らなモニターに作りこんだ映像を流す従来ある単純な映像ではなく、立体に凝った映像を投影させる技術に脱帽。説明されちゃうと、前からあった技術のような気がしてくるのは、目でみたそれが完成されているように見えたからかなぁ。とても綺麗だったし、ライブにエモを加えるのに十分過ぎる演出効果。これはDVDのほーでも、何度でも楽しめること間違いなし!これは友達にオススメする時にも絶対にポイントとなる。
ライブ会場に入ってステージを見た時、ステージの全貌が丸見え(ステージに幕がかかっている場合が多いのに)だったのを見て、事前に得ていた「ステージセットもすごい」の意味がよくわからなかったけど、ライブが始まった時の、ステージセットに映し出された映像を見た時の「おぉーー!」は忘れられない。D曰く「おれ歌ってるのに、なんか誰もこっち見てねえ……」は、まさにその通りでステージ上の主役から目が離れた。
音楽業界のライブとかでも流行ると思うけど、あいつらみんなフォロワーだから
この技術、見慣れないうちに、ライムスのステージでそれが感じられたのが嬉しい。もれなく師匠の「俺達はもう使ったよ」とほくそ笑んでる姿なんかも妄想が出来るし。
「言えよ放置プレーイ! I like It!」のコール&レスポンスによるエンディングは、メンバー全員がステージからいなくなるという過剰な放置っぷりにエスカレートしていた。更に“ほとんどビョーキ”ではラブホが病院へと変貌し、松葉杖をついていたり点滴をぶらさげたりして登場する弱り切ったパフォーマーが、最後には元気にロボット・ダンス風のブレイキングを見せて第1部が終了する。詰め込みまくりである。
ここだけをぶった切ってコピペすると、なんだかよくわかんな………んなことないか。マイフェイバレットなナンバーの波で完全に心を持っていかれた前半戦、「ほとんどビョーキ」でのパフォーマンスは期待通りでウシウシ。踊れるナンバーだと思ってたんだよなぁ。
「HANDS」に関しては、親子についてのテーマは違うベクトルにある自分なので、世の中的な大問題だとは思うし自分の立場だったらと考える事の重要性についても持ってるけど、あたしにはあたしの問題があるので「そこは感想ないのかよ」とかいうのはスルーする。なんつーか、別に楽しい事とかくだらない事ばっかり反応してるわけじゃないっていういい訳を書いてみたりして。人が生まれたり育てたり、切実に考える事だと思う事はたしか。
セット上で、建物にグラフィティというよりも落書きをする子供たちのアニメーションが映し出された後の第2部は、メロウでじわじわと効いてくる“POP LIFE”と“ちょうどいい”でスタートだ。
あたしの個人的な願いでいうと、「POP LIFE」は曲前にリリックとシンクロするようなMCがあって、曲中に涙腺ウルウルなパターンが希望なんだけど、ま、それな中二病はどうでもいいとして、リリックの、特にDが過去の曲から続けてくれているパターン(まじくだらないギャグ~のあたり)に、毎度ながら涙腺ウルウルなのだった。ライムスの事を好きな理由って、まさに自分の生活にシンクロしてるところなんだよなぁ。憧れでもあるし、やれそうでやれない、やれんのか?やろうぜ、みたいな。弾ける人生って、すんげぇーいいよ。「な?」っていう反射があったのことでもあるよ、なっ!
女子に大変人気の「しゅうけいくん」に関しては、もういいよ(笑)一緒に行った水玉んとあやのは「しゅうけいくんのグッズほし~」とか、帰りの電車の中でキャッキャしていた………人気あんだな。「リスペクト」メドレーをやってくれた後だから思うことだけど、タイムスリップか何かで過去に戻れたら、絶対にこの映像をライムスの三人に見せてやりたい。これがあたしのDメール(シュタインズゲート参照)。
ヤラセ冤罪回避のため、念には念を入れてダーツを投げるゲストも呼び込まれる。登場したのは、レコーディング現場を抜け出してきたというスガシカオ!「これだけのために呼ばれたの!? てかさあ、電話きたの昨日の夜だよ?」と漏らしながらも、彼の放ったダーツは『リスペクト』にヒット。グッジョブ! そしてライムスの3人は、綿密に段取りの確認を済ませ、メドレーに挑むのであった。
スガシオカ氏登場に吹いた。各会場では、現地の関係者だったラッパーだったりしたみたいなので東京公演だけ「破格」のゲスト。しかも矢を飛ばすだけっていう。武道館で呼んだゴスペラーズ級(それはもっとひどい扱いに見えたがw その扱いはライムス武道館DVDをチェック→KING OF STAGE Vol.7~メイドインジャパン at 日本武道館~ [DVD])。
以下は、ИΛО-КЭY氏(@70key)のツイートと、川崎を補足した物。各会場の「ミステリーコーナー」。
名古屋
ダーツゲスト:DJ HASEBE
メドレー:HEAT ISLAND
福岡
ダーツゲスト:こけてぃっしゅ隊員
メドレー:グレイゾーン
札幌
ダーツゲスト:DJ TRISHA
メドレー:リスペクト
大阪
ダーツゲスト:ERONE
メドレー:うわさの真相
東京
ダーツゲスト:スガシカオ
メドレー:リスペクト
川崎
ダーツゲスト:エムラスタ
メドレー:HEAT ISLAND
あたしとしては、チケットが完売してて(当日券買えるだろう、というあの時の俺、バカ!!)参加出来なかったライブ、怨念のようにずっと根にもってる「Vol.3」の悔しさがあるので「リスペクト」メドレーは嬉しかった。糧にしていた曲「耳ヲ貸スベキ」もバース長めにやってくれたし、大満足の「ミステリーコーナー。
こんなツイートも発見。
RT @dokushocker ミステリーコーナーで、エムラスタさんが宇多丸さんに「このルーレットどうですか?」と聞かれ、「紳士同盟とかいれて欲しかったですね」と素で答えてたのは面白かった。宇多丸さんが「お前、このコーナーのシステムわかってる?」ってつっこんでた
(笑)
「さっきのコーナーが『リスペクト』に当たったのはたまたまだけど、次は12年ぶりに“敗者復活戦”をやります。12年前にこんなことを歌ってた奴らが、今でもこの曲を歌うんだと思って、聴いて欲しい。それ以外の聴き方は、認めない。それが一番ジーンと来るから! そんでその後に、“Born To Lose”をやります。2曲続けて、お聴き下さい」
Dの突き抜けぶりは、もーどうしよーもねーな!と尊敬する先輩ながら思うところ、あははは。
そして「言いたいことがあるから、替えたリリックをキックさせてくれ!」と、3.11後の社会に向けた新しいメッセージを最初のヴァースと差し替えて、アカペラでDさんが“Walk This Way”をスタートさせる。
最高のエモ。サイコー過ぎて、っていうか、サイコーという言葉しか出てこないあたしの文章力。「Walk This Way」は、マメンの結婚式用に作ったPVで使った事もあったりで、シングル、「POP LIFE」Ver.、そしてライブ、と新しいパーツが足さていった「Walk This Way」は一つの完成形を見た気分。色々な意味で大満足。
そして、アンコール後。そこがさらに凄かった!
「こっから先はダレ場ないっすからね!」とスタートしたアンコールは、無論これが無ければ終われない、“ONCE AGAIN”からのキラー・チューン連打メドレーだ。“K.U.F.U.”のDさんヴァースは昂ったライミングが鋭い。お馴染みTOKYO B-BOYSのブレイキングに2MCが連携するステップを見せる場面でも場内が沸いた。
ここは本当に凄いステージだった。圧巻、口ポカーン、している暇なんてなかったけど、ラップする二人、ターンテーブリスト、ダンサー、照明、ステージセット、とにかく全てが凄かった。ライムスターの代名詞となる曲といえば、あれやこれやと挙げたくなるけど、「K.U.F.U.」はライムスターの専売特許となる曲だと思う。こうしよう、ああしよう、何をやるにもKUFUは絶対に必要だと、物作りするのが大好きな自分としては改めて感じさせてもらった曲でもある。武器はたゆまぬK.U.F.U.、人間なめんなっー!!
そして『マニフェスト』~『POP LIFE』期を総括するかのような“ラストヴァース”が披露されるのであった。
あー、もう終わる~~。ライムス、まだまだ着いていきますぜ~~~~。
…
ま、ここまでで2時間半は過ぎてるわけだけど、サービス満載のステージでは、あたしよりも7歳以上年上の先輩方が、まだやりたいない感じで新曲を披露。
ここで大団円かと思いきや宇多さん、“ラストヴァース”のリリックの最後のセンテンスを引用しながら「《創り出すとしよう 次のラストヴァース 4U》ってことで……創ったっちゃあ創ったんだよね……で、出来るっちゃあ出来るんだよね……。
新曲「フラッシュバック、夏。」、ライブで聴いた時には気がつかなかったけど、「。」付いてんのね、タイトルに。モーヲタの師匠っぽいなぁと思うのは浅はかなのかな?師匠のラジオに質問として投稿してみようと思う。
曲は、まずトラックがかっこいい。ガグル・ミツザビーツのトラックだと聞いちゃうと余計によく聞こえるマジックも加味してくるから困る。ミツザビーツ名義でフィーチャリングされたような感すら持っちゃったトラックはヒップホップを聞かない方々にもウケると思う。ヒット?チャートというと難しい気もするけど、オサレな人はきっと反応しちゃうに決まってる。
で、新曲発表、ミニアルバム発表、ってことで公式サイトがリニューアル。
な、なに、この師匠の感じ(爆)
RHYMESTER
特設サイトをクリックすると、ジャケが見れる。
あぁ、もう予約始まっているか。
なんか、ウケるんすけど…wwwwwwwwwwwwwww
…
ライブの感想へ戻る。
宇多さんが言っていた「楽しむことも含めて、生きることをあきらめない」という決意を形にすると、つまりこうなるのだろう。この苦境の中で、明らかにライムスは加速しているのだ。改めて、そんな姿勢にこそ胸震える3時間のステージであった。(小池宏和)
3月11日から、大なり小なり生活に変化があった事はたしかなわけで、あたしなんかも思うとこがあったりして。けど、背中は確かに押してもらった。遠いけど近い近所の兄貴たちに。「楽しむことも含めて、生きることをあきらめない」という3時間の濃密なメッセージが響いた夜だった。やっぱ無理してでも参加しておくべきだよ、現場には。
にしても、回を増すごとに、というか、アルバムが生まれる度に、どんどん分厚くなっていってるライムスのライブ。「B-BOYイズム~ザ・グレート・アマチュアリズム~K.U.F.U.」このメドレーの凄まじさにひれ伏した。かっこ良過ぎて男子のあたしも濡れちゃったYO!次はどこで見れるかな。次を期待して終わりとする。
ライブDVD、絶対に買うよー!
PEACE YO!!
おまけ:川崎ではこんな放置プレイだったみたい
Lockerz.com .:. DJ JIN's Photos - ライヴなう。
東京じゃ座ったりしなかった。何があった、川崎!
日曜日に東京で、火曜日に川崎!とかいう、近すぎるだろ!行きたかったのに!!
おまけ2:ミニアルバムに収録される曲のPVに、参加者の募集が…。
RHYMESTER、新曲“サマー・アンセム” PVのエキストラを募集 | 邦楽 ニュース | RO69(アールオーロック) - ロッキング・オンの音楽情報サイト
>応募資格:18歳~29歳までの男女
はいはい凸
【追記】2011.06.10
火曜日に行われた川崎でおnライブ模様をレポったブログ発見。
長らく「WEB拍手」を設置してきましたが、facebookの「いいね」を設置することにしました。
お褒めでも苦情でも、何でも受け付けているので今後もよろしくお願いします。
尚、「WEB拍手」の方も愛着があるので、
見栄えは悪いですがしばらくこのまま残しておこうと思っています。
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