ヤーマン!
なかなか更新出来なかったけど、今日のは写真多めのテンコ盛り!
やっとここまでたどり着いたー!
テレビ朝日開局50周年記念番組「伝説のスポーツ名勝負」より、アントニオ猪木(アントン)対モハメド・アリに秘められた真実」を正座で観賞。他のコーナー(ボーリング・クソ長い野球の試合)は申し訳ないけどほとんど早送り。
「猪木対アリ」の試合を猪木本人がじっくり語るのは初めてってことで(話題としては出尽くしてる感はあるけど)、まずはおさらいしておく。
↑多少「?」な部分はあるんだけど、まぁ流れはこんな感じ。この試合から総合格闘技の試合とかでたまに聞こえる「猪木アリ状態」なんつー造語が生まれたわけです。
総合格闘技が大人気のご時勢だと、プロレスなんてのは下に見られているんだろうけど、当時の視聴率を見てちょーだい。もの凄い人気があったんだよ!!
この試合は普段プロレスを見ない人も見たと思うけど、土曜日の午後でこの数字。っていうか、アントンの対戦相手は世界的に有名なボクサー・モハメド・アリ。もっと高くてもおかしくないとあたしは思うんだけど。ゴールデンタイムにプロレスが放送してた時代なんだし。
で、この試合を振り返るにあたって、開口一番のアントンは、
「思い出したくない試合」
これって、当時「世紀の凡戦」とかって散々叩かれたを思い出しての事?
「猪木対アリ」が散々叩かれたのも、現在は評価が変わっている事も、雑誌やインタビューで見て知ってる。評価が変わっている今でもアントンにとっては嫌な思い出なのか。それにしては、いい顔してるんだけど。
ビッグマウスで知られたアリは、リップサービスのつもりで↑「俺様を倒す東洋人の格闘家はいないのか?」と発言。これを知ったアントンは、新日本プロレスの新間氏に「やらせてくれ」と直訴。アントンくらいだったみたいね、アリの発言を真に受けたのって。そこら辺がスケールの違いw
まぁ、最初は相手にされなかったらしいよ。そりゃ当然そうだろう。なもんで、アントンの次の一手がこちら。
「やらせろー!ダァー!!」(←あたしの勝手なイメージ)
アントンの写真、カックィー!!!
アリ
「イノキ?フ-?」
最初は「誰?」と言ってたアリがついに動いた!!
600万ドル… 24億円だそーですYO!
(この発言に至るまではウィキペディアにザクっと書いてあるので)
この金を新間氏とかき集めたアントンは、ついに正式な会見を開く事となる(会見前に極秘会談が行われていたらしいんだけど)
アリは紳士だっていう人もいるくらいなので、誤解のないようにしたいけど、この会見のごく一部だけを↑こうやって抜粋すれば、「なんだ、あのチャンピオンは!」となる。アントンも腸煮えくり返る思いだったと思う。
アントン
「俺は右から左へみんな抜けている」
やるぜ、アントン!!!
懲りないアリは来日後もイノキを挑発しまくり。
↑吠えまくってて、かなり気合いが入っているかと思いきや、アリはホテルで連日パーティ。全く本気じゃなかったって話。
こちらは本気と書いて「マジ」。
アリ来日後の記者会見では、
挑発するアリに対して、飯を食うアントン!
(↑アントンの方が挑発してるよな、完全にw)
ウィキペディアには、アリが持ってる松葉杖は、アントンが贈りつけた松葉杖って書いてある。映像ではアリが持ってきた風だった。どっちにしろ、やってることがプロレス的過ぎて素敵www
アントン
「今度 うちの宣伝マンとして雇いたいからよろしく頼む!」
やり返すアントンだけど、
アントン
「勝てるかな…」
ある時、↑こんな事を言ったらしい。
当時レスリングパートナーだった藤原組長曰く、精神的にいろいろあったそーな。
ナイーブになっているアントンに向かって組長は、
「勝てますよ!」
と励ましたんだだとか。
(組長の白ブリーフ、ワロスwww)
↓現在の組長
仲間や後輩に支えられながら、アントンは戦いの日を待つ。
一方、アリはというと…
この音声はスタッフが録音したアリの肉声らしい。「エキシビジョン」がやりたいだって?何ぬるいことぬかしてるんだっ!!
確かに当たったら危険。そんな事アントンは百も承知のはず。楽して何億円も持って帰ろうって腹のよう。なめたやつだ!!っていうか、なぜ肉声の時に「僕」なんだろ…俺じゃないのか?本当は性格のいいヤツなのか?
本番前の公開練習が行われた際、アントンの本気を感じたアリサイドの事を当時の通訳が↓こう証言。
リ、リハーサルって…
ケン田島
「(アントンは本気だよ!)これはエキシビションではない」
リハーサルなんかあるわけない。本気の勝負だよとケン田島氏は伝えたらしい。
(この辺りもウィキペディアに書いてある)
っていうか、アリ側はある程度(ブックを含む)プロレスを理解してきてたんじゃないかなぁ。なんだかそんな気がする。だからこそ、真剣試合なんだってことに驚いたんじゃ…
公開練習後、アントンにビビったアリ側は緊急会議を開く。
んでもって、むちゃくちゃなルール変更を申し出た↓
どれも最初からそう言えって事ばかりだけど、最後の「公表するな」がひどい。
ルール変更を飲まないと試合をしないで帰るYO!
これを交渉を担当した新間氏から聞いたアントンは
そこには絶対的な自信が!
根拠を言わないのがアントンらしいwww
↑これぞ、パイオニア!!
さぁ、いよいよ最終調印式!
↑水曜日の特番!凄い時代だー!
っていうかこの枠、「川口探検隊」とかもやってたのよね。
「ルール変更したことを言うな」これを飲んだアントン側の事を全く知らないマスコミやファンに向けて、アントンが放った今言える事。
言える範囲で、アントンは試合に臨む気持ちをスピーチ。事情を知るとアントンがカッコよく見える。
さて、本番当日。
YOUTUBEに試合の動画があったので、それを挟みつつアントンの解説を入れてみる。
↑オープニングが長め。
ゴング開始直後から、アントンはアリの足を狙いにいく。
公開練習からアリキックを考案していたって話もあるけど、ここではとっさに体が動いたとアントンは言ってる。
6R終了間際、ついにアントンがアリを捕らえる!
アントンの肘がアリの顔面にwww
アントン
「乗っかった瞬間に一発肘打ちが入ってるけど」
けーど?
アントン
「もう一発入れとけば終わりだった ふふ ふふ」
アントン
「反則負けしても ぶっ飛ばしておけば良かった ふふふふ」
燃える闘魂の真剣勝負は何でもあり!!
さて、いよいよアリのパンチがアントンにヒット。だけど、「8ラウンドで倒す」的なコメントをしていたアリがいよいよ攻撃し始めたとは見えず、目立ってきたのはアリがコーナーに戻るとセコンドから足にアイシングを受けるシーン。(YOUTUBEの動画ではインターバルのシーンがカットされてんの)
プロレスには顔面へのパンチは反則(5カウントまで良しなんだけどw)ってことで、不慣れを強調してんだけど、世界チャンピオンのパンチは凶器なわけで、あの間合いの中、全く手を出してこなかったアリがしょぼく見える。ジャブが避けれるわけないんだからもっと打つべきだったんだよ。ここにエキシビジョン臭さが残ってる。
どれだけの衝撃があるのか、くらったことがないので、という解説↑
んでもって、アントンは昔からアリ戦の話になると、アリのグローブの中に何か入っていたんじゃないかと言い出す。
試合前、アリ側の中継なんかは締め出されたらしいんで、怪しさプンプンなのはわかる。
話もあるって、アントンが言いふらしてんじゃね?www
まぁ、試合中に言い出さなかったんだし、今思った事を言うのは反則じゃないよね。
アントンのブーツに何か入ってんじゃないかと言い出したアリ側に比べたらさ、アントンの「何か入ってたんじゃないかって話もある ふふ」なんてかわいもの。
ふふ、実は…
入れようと思ったんだってwww アントン、テラワロス。
(以前から、アントンはこの話をよくする)
嬉しそうな顔してるっしょwww
ふふ ふふふふ
↑この動画の4分20秒あたり、タックルに行くアントンがアリを捕らえたシーン。タックルに行く前、アリのワンパンがアントンにヒット。動画じゃよく見えない。
当たり所が悪かったらダウンしてたって話。相当聞いてたのか、クリンチで辛抱したらしい。そうは見えない…。やっぱりアリのパンチが強烈なのか…。
最終ラウンド。ルールの事を知らなかったら、テレビの前で怒鳴ってたんだと思う。アントン、なぜ投げない!足を取りにいかない、とか。
アリがヒットさせた数が5発って………アントンが凄いのか、アリがしょぼかったのか…。
試合後、アントンは控え室で泣いたらしい。
↑アントンにしかわからない世界。
↑坂口憲二のお父さん。
あたし的には、いつものプロレスの方がアリ戦よりもサイコーなんだけど、みんなわかってんだろね、普段はブックがあってアリ戦だけがガチだったってこと。
組長も絶賛。
アリは、アントンのキックを60発も受けたせいで「血栓症」になり、次に控えていたボクシングの世界タイトルマッチを延期。話ではアントンのキックの後遺症のせいでアリの引退が早まったっていう。
んなわけで、アリをそこまで追い込んだアントンだってただじゃ済むわけなく「はく離骨折」に。
鉄板は入ってなかったんだよね???www
アントンの入場曲「イノキ・ボンバイエ」が、元々はモハメド・アリの曲だったのは有名な話。アリがアントンに曲を贈ったって事になってるけど、本当はさ、新間氏がアリ側に頼み込んでそういうことにしたらしいよ。戦いあった男と男の中に生まれた友情がそうさせた、とかだったら美しいのにね。
時は流れ、アントンの引退試合。あたしもこの試合は生で見た!
あの名言もここで生まれたんだYO!
ダァァァー!!!!!!
んでもって、アリが特別ゲストとしてアントンに花束贈呈を。
この時、もうパーキンソン病になってしまっているアリ。
(その後、北京オリンピック・開会式にも登場した)
見て!この笑顔!あたしはこのシーンだけを記憶に残して、他のゴシップは消し去る事にするよ。
ふぅ。
アリに関して書物が沢山出てるんだけど、あたし的にはウィル・スミスのアカデミー賞級の演技が素晴らしいこちらをオススメ。
アリ [DVD]
ウィル・スミス, ジェイミー・フォックス, ジョン・ボイト, マリオ・ヴァン・ピーブルズ, マイケル・マン
まじでウィル・スミスがいいよ!
今日は金曜ロードショーで「幸せのちから」が放送されるので、ウィル・スミスが気に入った人は絶対に「アリ」も見るべき。SFヒーローな彼もいいけど、ヒューマンドラマの彼は必見DEF!
最後に。
アントン、サイコーです!!
ダァー!!
元気があれば、朝まで飲める。
迷わず飲めよ。飲めばわかるさ。
いくぞー!!ヤーキーニークーダァァー!!!
PEACE YO!!
(↑これ書くのに数日かかったっていう今週の忙しさ ぺいーっす)
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