EGOTOPIA

「WEB拍手」で

「よく覚えていますね」

ってメッセージを頂きました。
（拍手、毎度ありがとーです。励みになりますです。）
あたしは今回、携帯の保存メールボックスに日記を書いてたので
会話は曖昧かもしれないけど、他の部分はほぼ正確にメモれてます。

自作しおり「ソウル」に書き込もうとしてたんですが、
Ｋ子が寝た後に明かりをつけていたら

Ｋ子
「明るい（怒）」

とかっていう妨害を受けて、全然進めなかったのです。
あたしとしては、明るくても寝れる人になってほしい。
あたしのイビキに早く慣れて欲しい。

って願望があったんだけど

Ｋ子
「あたしが寝るまで寝ないでｗ」

とかっていう事も事前に言われてたりしてて
（深夜族なあたしは先に寝る事はないけど）
もー、先には寝ないから明かりちょーだい！て感じ。
明かりが欲しかったです。

携帯で日記を書いていると、
変換がうまくなかったりしてイライラしてくる。
Ｋ子の野郎に夜這いしかかったりました。
（×　それはムラムラ）

では、続きを。

―４月２５日　午前６時　旅は２日目

今日は板門店に行く。
８時半の集合に合わせて、Ｋ子は六時起き。
化粧する時間が必要らしい。女子って大変。
あたしは７時半に起きるつもりだった。
けど、なぜか起きてしまう。
遠足の時は早起きしちゃう小学生みたいだ ^*1 。

Ｋ子が化粧をしている間に、あたしは朝食。
朝はカップラーメンにおにぎり。
（詳細は【４】で）

Ｋ子が化粧を終えると、あたしの番。
シャワーして、ひげ剃って、歯みがきして。

―午前８時　出発

板門店のオプション・ツアーは
８時３０分に出発し、３時過ぎに帰ってくるツアー。
２泊３日のあたし達にとっては、結構時間を取るツアーとなる。
あたしとしては、Ｋ子が半日エステに行く間に
神社とか記念物を見て回ろうって思っていたから
まさか一緒にツアーへ、
っていうか板門店なんぞに行くなんて想像もしてなかった。

ありがと～　Ｋ子～

集合時間になり、ツアーガイド登場。
昨日のリーさんじゃなくて、別の方だった。
（名前忘れた…）

少人数での観光だとばっかり思っていたら、
観光バス２台分のお客さんが集まってた。
こ、こんなに一気に見に行けるんだ…。
全員分のパスポートをチェックするんだよな…。

客層は、中高年がほとんど。
あたしらみたいな３０代は他に２人くらい。
（全員２０代と言ってもおかしくないはずだｗ）

―Ｋ子がブツブツ言ってる

バスに乗り込んで、指定された座席番号に着席。
バスが走り出して、ガイドさんがしゃべり始めた。

板門店っていう場所がどういう場所なのか。
服装は何がダメ、写真は指定の場所以外はダメ等々。

Ｋ子
「この靴、平気かなぁ」

あたし
「昨日、平気って言われたろ。かかとに靴がかかってるし大丈夫だよ」

Ｋ子
「平気かなぁ」

板門店についたら、「指指し」は禁止とも。

お客さんの中に、迷彩柄の上着を持ってきてしまっている人がいた。
そ、それは絶対にダメだろっていう事は
その女性には通じなかったみたいだ。
（ある意味チャレンジャーｗ）
もちろん着る事はＮＧ。

ソウル市内からはバスで５０分程度。
（ソウルから軍事境界線＜３８度線＞までは６０ｋｍだって）
途中、トイレ休憩でサービスエリアに寄る。

近辺の地図があったのでパシャリ。
ここはまだ写真はＯＫ。

『DMZ（軍事境界線）の狭間「板門店」は、
JSA（Joint Security Area・共同警備区域）になっている』

ガイドさんが話していた事が、ウィキにほぼそのまんま載ってるｗ

板門店 - Wikipedia

板門店を知るには、朝鮮の南北戦争を知らないと。

朝鮮戦争 - Wikipedia

１９５０年、金日成率いる北朝鮮軍が大韓民国に侵攻を開始しする。
なんと３日でソウルが北に占領されてしまったらしい。
ほんとー？！ってあたしはなるんだけどさ。
（こういう事で興奮するのは不謹慎なんだけど）

北と南の戦争状況は、圧倒的に南が押されていて、
（理由もウィキに書いてある。ためになるねぇ～）
後少しで北が南北を統一するところまでくる。

ところが、韓国軍が総崩れのなか、北朝鮮軍は何故か突然南進をやめ、3日間の空白の時を作った。この3日間は韓国軍およびアメリカ軍にとって貴重な時間を作ることになったが、今をもっても、なぜ北朝鮮が3日間も貴重な時間を無為に過ごしたかは謎となっている（北朝鮮軍の大勝を知って南側の住民が武装蜂起する事を期待していたという一説もあるが、明確な根拠はない）。

このように、現在の韓国と北朝鮮になるまでには、様々な「やりあい」が起ってきた。
マッカーサーの項目なんかは別ページで読んじゃったよ。

ダグラス・マッカーサー - Wikipedia

日本が第二次世界大戦で負けた後、
ＧＴＱの最高司令官としてマッカーサーが来日したことは、
社会科の得意な人なら知ってると思うけど、
朝鮮戦争に参加してたことはあまり知られてない。
７０歳を超えていたのか…。

この本は、板門店から帰る時に買った本。
戦争の事や板門店で起こった事などがが少し書いてあった。
（地図：赤色の部分が北朝鮮、青が韓国。戦争の過程が図になってる）

と、まぁ、これは日本で勉強してた部分でもあって
いざ板門店に行くってなると、頭に出てくる話なんだけど
（帰国後も勉強した）
Ｋ子は歴史うんぬんよりも、
板門店っていう場所に興味があるみたいで、
ワクワクしながらも、多少緊張している感じだった。

―板門店　到着

板門店というか、ＤＭＺに入った。
ここからは指定箇所以外、写真撮影は禁止。

林道を抜けて、イムジン川にかかる橋の手前で検問。
軍用のトラックが走っているせいか、
空気がちょっと違う感じ。

バスに韓国軍の兵士が身分確認をしにバスへ入ってきた。
パスポートを提示。思ったよりあっさりしてた。

検問を通って橋を渡る。
バリケードが沢山あって不気味だ。
ここに来る途中、韓国側のイムジン川沿いを走ってきたんだけど、
韓国側の道路には鉄柵線のバリケードが
進入を阻止するため厳重に張られてた。
イムジン川の景観は台無し。

イムジン川の川幅は、
北朝鮮と韓国が一番狭まる場所で４６０ｍらしい。
それなら泳いで来れない事もないから、
こういうバリケードと警備が必要だとガイドさんは言ってた。
（最長でも３．２ｋｍ）
警備をしてないと、双方に亡命者が沢山出ちゃう。

橋を渡ってイムジン川を渡る。
ここはまだ韓国側。
ここには韓国側の村「自由の村」があって、
ここに住む人達は税金が免除されているらしい。
けど、規制が厳しく
１２時以降はイムジン川の向こうには渡れない、等の規制がある。

自由の村 - Wikipedia

この村のような場所が、北朝鮮にもある。
後から出てくるけど、韓国側からそれが見える。
よくテレビで登場する「あ！北朝鮮人だ！」みたいな映像は
その村の様子を写した物だったりもする。

んで、その村を通って、また検問。
いよいよ板門店の敷地内へ。

中に入ると、ガイドさんが「世界一キケンなゴルフ場」を紹介。
３８度線にあるゴルフ場。
「トリビアの泉」でも紹介されたと思うので、知ってる人はいると思う。
「地雷があるから、ボールがラフに入ったら探すな」
と書いてある看板とかがあるそーです。写真撮りたかったなぁ。

で、いよいよバスに降りて敷地内を見学。
ワクワク。ワクワク。

頭に、エガちゃん（江頭2:50）が歌う北朝鮮の歌が流れてくる。

長くなったので、次回にするが予告編的なこの写真を見て。

北の建物！！！！！！！
（奥のビル）

うぉー、興奮するーーーー。

つづく。