EGOTOPIA

やーまん！

ヘルシオ料理の第二段として、「グラタン」に挑戦しました。
写真は少ないけど、今回はその感想など。

「グラタン」っていうと、あたしはマカロニが入った物を想像するんだけど、みんなはどう？
ホワイトソースにマカロニ、チーズの焦げ目…こんな感じじゃない？

まずはグラタンを調べてみる。

グラタン＝ＧＲＡＴＩＮ

ＧＲＡＴＩＮはフランス語。グラタンの発祥はフランスで、オーブンで焼いた物の総称の事らしい。フランス語の「鍋にこびりついた薄皮をかき取る」gratter（削る）が語源だそうだ。

ということは、何を使っても、オーブンで焼けばグラタンになるわけだけど、それじゃ作る人も食べる人も「へ？」ってハテナが浮かんで、グラタンを食べている感じがしない。だから、グラタンって言ったら庶民がみんなわかるようなスタイルのも物を作りたい。

で、俗に言うグラタンっていうのは、 グラタン皿にバターを塗って、あらかじめ火を通して下準備をしておいた材料にソースをからめて、チーズ、パン粉をかけて、オーブンで焼き色をつけたものなんだけど、さらに調べると、美味しいグラタンは、ベシャルメソースというのを作り、具にはマカロニや肉・魚介類、チーズなどを用意して、それらをソースと合わせて作るのが良いとのこと。

ベシャメルソース？

ベシャメルソース- Wikipedia

ベシャメルソース（sauce béchamel)は、牛乳で作った白いソースのこと。

フランス料理の基本的なソースのひとつ。 バターと小麦粉を焦げないように炒めて作ったルーに、牛乳を加えて煮、こして仕上げる。 グラタン、クリームコロッケ、ドリアなどに広く用いられる。ソースの固さは小麦粉と牛乳の分量によって調節される。
考案されたときは、ベシャメルソースといえば、牛乳、子牛のブイヨンと調味料をゆっくりと煮立て、クリームで濃くしたものを漉したものを指していた。

なんだ、ホワイトソースのことか。

っていうことで、調べた結果、用意した材料としては、バター、牛乳、小麦粉（薄力粉）、ブイヨン（洋風だし）、マカロニ、玉ねぎ、ぶなしめじ、マッシュルーム、鶏肉、ピザ用チーズ。

生クリームを牛乳と一緒に使うのも書いてあったが、圧倒的に牛乳オンリーの説明が多かったのでそれを採用。毎回余っちゃうんだよね、生クリームを買うとさ。

じゃ、キッチンに立とうか。

グラタンにチャレンジした日、いつものアメフト観戦デェだったから、マメン・ＭＢが来場中。

ＭＢ
「お前がキッチンにいる時に、一人で飲むのは嫌なんだよ」

あたし
「アメフトばっかり見てたらさ、何も出来ないじゃん」

ＭＢ
「大体よ、グラタンなんかさ、酒のつまみにならない」

あたし
「いや、なるよ。みんな食べてるよ」

ＭＢ
「アルキーズの人たちだろ？」

あたし
「そうそう、あはは。あいつら、食べすぎ」

ＭＢ
「俺はさ、そんなに食べないよ」

あたし
「（食べるくせに…）まぁまぁ」

ＭＢはあたしの漫画本棚から、キン肉マンを何冊か取り出して読み出した。
ＭＢの前には、１２６０円が半額になった刺身の盛り合わせがドーンって置いてあるのに、全然手をつけない。

あたし
「なぁ、刺身乾くよ？食べろよ」

ＭＢ
「お前が終わったらな」

あたし
「１１時過ぎるよ」

ＭＢ
「ちっ」

あたしが今、酒のつまみを作ってなくて、他の作業をしていたら、そんな事は後でやれって言うんだろうなぁ。つまみはＭＢも食べるし、何より、あたしがＭＢのために作っているとＭＢがよく思ってくれているはずだから、早くしろとは強く言えないみたいだ。だから、いつも急いでるっての。

グラタンにはマカロニを入れたい。なので、マカロニを茹でる。パスタを茹でるのはかなりやっているから問題なし。
そう言えば、マカロニもパスタっていうんだよね。スパゲティもマカロニもパスタの一つ。マッケローニってイタリアでは発音する（マッケローネの複数形）。マッケローニ～♪モルト　ボ～ノ♪とか言ったりして遊んでやると、ちょっとイタリア人になった気分だよ（とってもおいしいマカロニ♪ってこと）。

マカロニを茹でるお湯を沸かしている間に、玉ねぎ、ぶなしめじ、マッシュルーム、鶏肉を切る。

フライパンにオリーブオイルをたらし、まずは鶏肉を焼く。次にバターと玉ねぎを投入。玉ねぎがキツネ色になるまで炒める。次、しめじを投入。焼き加減確かめ、白ワインを投入。アルコールを飛ばし煮込む。次、マッシュルール。塩、コショウ適当。

こんな感じ。

水分がなくなる頃、弱火（または火を止める）し、薄力粉を具にかける。混ぜる。うまく絡まったら牛乳を投下。一気に入れず、３～４回に分ける。

どこでも書いてあることなんだけど、小麦粉がダマにならない方法ってやつはさ、やっぱり先に具を炒めちゃってね、炒めた具に粉を混ぜて、その後に牛乳を数回に分けて入れてあげるといいと思う。これが正しいやり方なのかどうかはさておき、絶対にダマにならないよ。
具は具だけで炒め、ベシャメルソースはソース用で、という感じで鍋を分けるのも手間でしょ。

で、牛乳を数回に分けて混ぜていくと、どんどんソースが出来てくる。簡単じゃね？

でさ、牛乳と具が完全に絡まったら、マッケローニさんもその鍋にぶち込もう！！
マッケローニを湯から上げて、水気を切って、ソースにぶち込む。
んで、グルグルグルグルグルグルと、マッケローニの中央の穴にまで、ソースが入っていけーって感じで混ぜる。おりゃー！っとね。
で、後は味見。塩気のチェック。よしよし、グラタンの味だぞ！

このタイミングで水玉んが遊びに来たんだけど、あたし、作業に没頭して、シカト状態。ＭＢもキン肉マンを読んじゃって、全然水玉んの相手をしないっていう………水玉ん、１０分くらい放置されるの巻。

よし、次！

グラタン皿にバターを塗って、具を絡めたソースを流し込む。作りすぎて、大量に入れてしまうのはいつもの癖。あははは、こりゃ絶対に食えないわ。量、パねぇー。

っていうか、グラタンのマカロニは、ソースに対して少なめがいいって書いてあった。けど、マカロニも具もパンパン。あたしらしいって言えばそうなんだけど、ちょっと完成が不安。

最後に、チーズをちりばめて終了。後はヘルシオの出番。っていうか、ヘルシオは焼くだけなんだよな。ここまでの仕込みは普段とかわんないんだよね。
っていうか、ヘルシオの本には、具を炒めたりソースを作ったりすることが、全てヘルシオで出来るように説明されてる。けど、それだと感覚的に想像がつかず、やろうとは思わなかった。

はい、オーブンスタート！！

グラタンを焼いている間に、スペアリブのから揚げを作った。アジアンなホットソースのみで味付けした、簡単なから揚げ。ソースは舐めるとかんなり辛いんだけど、揚げちゃうと全然辛くない。から揚げの風味が凄くよくなる。しょうがとか、にんにくを使って、丁寧に作るから揚げが美味しいのはわかっているけど、手抜き料理も勉強、勉強。

よし！グラタンが焼きあがったぞー！！ならべろー！！

どわー。３人しかいないのに、この量。わはははは。から揚げの皿にはセロリを添えてある。ＭＢがチキンウイングと見間違えてた。たしかに、見た目はそうだよな。

おい！最初に出した刺身が全然食べられてない！！これが６００円なんだぞ！！！隣の枝豆はな、うちの店で売れ残った枝豆だが、５３０円もするんだぞ！！有機栽培のだからな。二つの皿の値段がほとんど一緒なんだよ。凄くね？よーし！グラタンを食え。グラタン、うまいぞー！

ＭＢ
「作りすぎだろ」

あたし
「またやっちゃった。はは」

ＭＢ
「残すの嫌なんだよ」

あたし
「チンして食べればいいんだよ、後で」

ＭＢ
「グラタンは冷めたら美味しくない」

あたし
「から揚げは次の日も食べられるよ」

ＭＢ
「お前くらいなんだよ。冷めた肉を笑って食うの」

あたし
「アメリカでの事を言っているのか？あははは」

ＭＢ
「ちょっと食べるのに専念しよう」

ということで、ＭＢがテレビを消し、食べる事に専念。

グラタン、うますぎ！！
（皿と皿の下に敷く耐熱用のシートは水玉んからのプレゼント。サンキュー）

反省としては、もう少しソースがゆるくてもいいんじゃないかって事と、マカロニ入れすぎって事。

ＭＢ
「こんなもんだろ」

あたし
「もう少しマカロニの量を少なく」

ＭＢ
「全体的に少なくしろよ」

あたし
「あはははは」

ＭＢ
「骨付きの肉、食いづらいのは嫌いなんだ」

あたし
「骨付きが一番うまいんぞ」

ＭＢ
「わかってきたよ、最近。食べるようになってからは」

ＭＢ、文句を言いながら、グラタンも肉も刺身も、かなり食べた。
そして、お腹が痛くなって、トイレに立てこもりだしたのが何時間後かの事。

そして、死んだ。

（この後、また復活したけど）

寝たのは５時過ぎ…。

次回は、肉料理に挑戦しようかと思ってまーす。ピザも生地から作ってみたかったりしてるけどね、へへ。

ソノ　ピエ～ノ～！
（お腹いっぱい）

以上。